「釘宮病」「死亡フラグ」を英語で言うと?:ねとらぼ
「魔理沙は大変なものを盗んでいきました」「釘宮病」「死亡フラグ」「らんらんるー」など、「ニコニコ動画」で人気のタグの英訳を解説する学習動画が登場した。
「魔理沙は大変なものを盗んでいきました」「釘宮病」「死亡フラグ」「らんらんるー」――「ニコニコ動画」のタグでよく使われるこんな言葉を英語で言うと……?
そんな疑問に真っ正面から答えた動画「【iKnow!】あのタグを英語で言うと?【外部プレイヤー対応記念】」を、英語学習サイト「iKnow!」(セレゴ・ジャパンが運営)のゼビア・ベンスキーさんがニコニコ動画に投稿した。
魔理沙は〜を英訳すると「Marisa stole a precious thing」だそう。「Marisa stole "the" precious thing」と誤訳するユーザーが多いが、「大変なもの」は特定の物を指していないので"a"が適切らしい。
「釘宮病」(釘宮ウイルス過敏性大脳皮質炎)は「Kugimiya Virus Hypersensitive Cerebral Corticalitis」という大げさな名前だ。「患者がこれにかかってるかどうかは、突発的に『くぎゅう』『くぎみぃ』と発音することで識別できる」と、英語でもっともらしく解説されている。
死亡フラグは「MFD(Marked For Death)」。「もし映画の中で、次のようなせりふを言った人がいたらかなりの確率でその人は死にます」という説明の後に、「す、すぐに戻ってくるから」(I'll be right back)、「この戦争が終わったら、高校のころから付き合っている彼女と結婚するんだ」(When this war is over, I'm gonna marry my high school sweetheart)などといったせりふが、悲しげなスライドショーとともに紹介される。
らんらんるーにいたっては「Ran Ran Roo」とそのまんまな英訳。「ラン・ラン・ルー」というオーストラリア映画の名前だ、というジョーク解説が付いている。
動画の長さは6分45秒。最後に「この動画が人気があればまた作るかもしれないのでリクエスト出して下さいね」というメッセージも流れる。
iKnow!がニコニコ動画の「外部プレーヤー」に対応したことを記念して作られた。セレゴ・ジャパンのオフィスは「渋谷アニメイトから、3階しか離れていない場所」で、「同社の外国人スタッフの中には日本のポップカルチャーを愛して止まない人たちもいる」という。
「英語学習とニコニコ動画をどうつなぐかを考えて制作した。ユーザーの興味があることを学習に転じられるということをアピールしていきたい」(同社広報部)としている。
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