2001年のインターネットにタイムスリップ Google検索でGo！：ねとらぼ

2001年のWebの世界にタイムスリップ――米Googleが、2001年当時の検索ページと、検索結果のキャッシュを公開している。

[ITmedia]

2001年当時のロゴは「Google!」とエクスクラメーションマーク付きだ

　2001年のWebの世界にタイムスリップ――米Googleが創立10周年記念企画として、2001年1月当時のGoogle検索ページと、当時の検索結果のキャッシュを公開している。13億2692万のインデックスから検索できると表示されており、7年前の検索結果を体験できる。

　日本語での検索も可能だ。例えば「グーグル」で検索すると、結果は771件。現在のGoogleだと721万件だから、約1万分の1だ。

「グーグル」の検索結果。グーグルがメジャーではなかった当時、771件しか表示されない

現在のグーグルの検索結果

　「ブログ」を検索すると、Webサイトのログを意味する「ウェブログ」や、ダイビングショップ「ダイブログ」のサイトなどが表示され、当時は今でいう意味のブログがまだなかったことが分かる。

　検索結果にある「View old version on the Internet Archive」のリンクから当時のページのキャッシュも確認できる。例えば2ちゃんねるのキャッシュを見ると、当時のトップページにあった鳥獣戯画のイラストを確認できる。

2001年当時の2ちゃんねるのトップページ。一部の画像が表示されていないが、雰囲気は伝わる

現在の2ちゃんねるトップページ

2001年のGoogleで「キター」で検索してみた。2ちゃんねる語の「キター」はまったく出てこず、「ギター」のミスタイプも多い

現在のGoogleで「キター」を検索した結果

2001年当時の「ブログ」の検索結果

2001年当時はもちろん「mixi」（2004年オープン）もない

　Googleのインデックス数は、1998年のオープン当初で約2600万ページあり、2000年に10億を突破した。2008年には、把握しているページ（インデックスしていないページも含む）が1兆ページを突破したと発表している（Google、把握するURLが1兆ページ突破と報告）。