「それは偽装サークルだクマ」 福岡市消費生活センターの「クマー」新作は「新生活編」ねとらぼ

大学のサークルで宗教ビデオが始まり……「それは偽装サークルだクマ」。「クマー」AAを使った福岡市消費生活センターのパンフに「新生活編」が登場。

» 2010年02月03日 20時13分 公開
[ITmedia]
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 「クマー」のAAを2次創作した「消費生活グマ」が活躍する福岡市消費生活センターのパンフレットに新作「新生活編」が登場した。

 大学進学や就職で一人暮らしを始めた人などが悪徳商法などではまりがちな「ドツボ」を5つの具体的なケースで紹介。消費生活グマがドツボを回避できるようアドバイスしてくれる。

 例えば若者を狙った悪質な訪問販売の場合、妙にノリのいいお兄さんが販売員として現れ、一人暮らしを始めたばかりのさみしさからついつい話が盛り上がってしまうことがある。だが消費生活グマは「初対面でなれなれしい話し方をするような社員のいる会社は、社員教育も満足にできないような会社だクマ。契約しちゃダメクマよ」ともっともなアドバイス。契約してしまった場合はクーリングオフも可能なことを教えてくれる。

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 大学に入って勧誘されたサークルで宗教ビデオを見せられてしまい……という普遍的な相談では「それは、偽装サークルだクマ。速攻やめないと、さらなるドツボにはまるクマよ」と喝破。「サークルで宗教的な話やビデオ教育が始まったらアウトだクマ」という実践的な知識に加え、しつこい勧誘で困ったら学生課などに相談するようアドバイスしている。

 「下半身の改造手術」や投資商品の勧誘などのドツボ回避策も解説。それでもドツボにはまった場合は「一本の電話が一生を救うこともあるクマ。困ったことがあったら、まずは消費生活センターに電話してほしいクマ」と呼び掛けている。

 パンフはWebサイトのほか、同センターや同市の各区役所で配布。今後、市内の高校や大学でも配る予定。

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