メイド列車の次は「執事トレイン」でGO! “お嬢様”向け小旅行発売ねとらぼ

社内アナウンスも検札も執事が行います――「お嬢様のために執事がプロデュースする旅」が登場。

» 2010年11月22日 14時08分 公開
[ITmedia]
画像 旅行のパンフレット。「お出かけの時間でございます、お嬢様」などと書かれ、ヒゲをたくわえたダンディな執事の写真も

 メイド列車の次は執事トレイン!?――執事がお伴する、“お嬢様”のための日帰り旅行プランが、11月22日に発売された。近畿日本ツーリストと、池袋「乙女ロード」の人気執事喫茶「Swallowtail」が共同で企画した、「Butler's Express」だ。

 「お嬢様のためにButler(執事)がプロデュースする旅」という設定で、12月19日の1日のみの企画だ。

 朝に池袋駅を「執事トレイン」で出発。400人乗れる7両編成の列車を、200人で「贅沢にご利用いただく」という。執事によるオリジナルの車内放送を行い、執事が席を回って検札。「普段お屋敷(執事喫茶)では見られない執事の姿をご覧いただけます」

 正午ごろ「お嬢様のためのパーティ会場」に執事が案内。ホテルでのランチパーティで、執事によるアトラクションも行うという。アフタヌーンティー後に執事トレインに乗り、午後4時ごろ池袋駅に戻る。行き先の詳細は非公表のミステリーツアーだ。費用は1人1万8900円で、募集は12月10日まで。

 お伴する執事は「豪徳寺」「雪村」「椎名」「伊織」など20人。3カ月の研修を経て、執事らしい言葉遣いや立ち居振る舞いを習得しており、「本物らしさにこだわっている」という。

 「上品さ、優雅さ、お嬢様としての特別扱いなど、イメージを重視し、女性をメインターゲットとした企画としてほかの旅行会社でも実施されていない初めての企画」としている。

 ちなみに両社は執事喫茶の人気について、「現実世界でもお嬢様として扱われてみたいというニーズが執事ファンの中で新たに生まれ、執事喫茶人気につながっていると思われる」と分析している。

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