チケットが1分でソールドアウトし、台湾の会場には1週間前から行列が出現した最後の「ニコニコ大会議」。空港にも、ニコ動の人気歌い手たちを迎えにきた出待ちの列ができていた。
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5月21日、台湾の空港では若い女性を中心に50人ほどが“日本からのスター”を今か今かと待っていた。到着ゲートに現われたのは、ニコニコ動画で“歌い手”として人気のユーザーたち。翌日開かれるニコ動のユーザーイベント「ニコニコ大会議2011 in 台湾」に出演するためやってきた。
ニコニコ大会議が海外で開かれるのは初めてだ。台湾はニコ動会員が約26万人おり、海外で最もユーザーが多いことなどから、開催地に選ばれた。ニコニコ大会議を会場で見るためのチケットは1分でソールドアウト。約1000人の観客で大盛り上がりとなった。

1週間前から並んでます

盛り上がりはすでに1週間前から始まっていた。10数人の若い女性グループが、オールスタンディングのニコニコ大会議で良い場所を確保するため、5月16日から行列。そのうちの1人は日本語で「ニコ動はニコニコできるから好き」と笑顔で話してくれた。
ニコニコ大会議当日は、行列が蛇行しながらさらに伸び、数百メートルほどの長さに。ニコニコ大会議のために台湾中部からやってきたという大学生3人組に、「俺のターン!」と書かれたTシャツを着た19歳の男性、16歳の娘の代わりに並んでいる両親まで! 客の9割は女性だ。






いよいよニコニコ大会議がスタート。ニコファーレなどサービス発表が終わってライブパートがスタートすると、黄色い歓声がひと際大きくなった。特に男性の歌い手が登場したり、話したりするたびに「キャー!」と悲鳴が上がる。人気の歌い手・ぽこたさんが台湾語曲を披露すると、会場はどよめいた。



ニコニコ大会議をネットで視聴した人数は、日本からが14万人、台湾からが5万人に。投稿されたコメント数は、日本からが74万件、台湾からが9万5000件に達した。

ニコニコ大会議は今回が最後。今後は、2012年にニコ動の人気コンテンツを一堂に集めた「ニコニコ超会議」を開催する。2000人までの規模だったこれまでよりさらに広い会場で、政治関連の討論会やユーザーライブなどをまとめて楽しめるようにする予定だ。