ニュース
» 2011年05月26日 18時59分 公開

昔のドット絵がくっきり、なめらかに蘇る「魔法の技術」とは日々是遊戯

昔のゲームを現代のハードでリメイクする際、しばしば問題となるのが「解像度の違い」。しかし、この技術があれば……。

[池谷勇人,ITmedia]

将来的にはゲームへの応用も?

 まずはこちらの2枚の画像をご覧下さい。片方は昔懐かしいドット絵のキャラクター。もう片方は、その元になったイメージイラスト……に見えますが、そうではありません。


 実は右側のイラストは、左のドット絵をもとに、特殊なスムージング処理を行い、生成したもの。元のドット絵ではカクカクだった輪郭線がくっきり、なめらかになり、まるでIllustratorで描いたかのような、自然なイラストに仕上がっています。

 海外ニュースサイト「Extreme Tech」が伝えるところによれば、この技術は、Microsoft Researchとヘブライ大学が共同で開発したもの。ビクセルデータのスムージングという点だけを見れば、Illustratorなどにも同様の機能はありましたが、こちらはよりドット絵に適したアルゴリズムとなっているのが特徴。従来のスムージング処理が、すべてのドットを「等しく重要」に扱っていたのに対し、こちらは「同じ色のピクセルが隣り合っているかどうか」をまず判別し、それによって、そのピクセルが「線」が「点」かを見分けているそうです。

 ただ、もちろんこのアルゴリズムが万能というわけではなく、元となるドット絵素材によっては逆に不自然になってしまったり、またドット絵のカクカク感を残した方が自然な場合もあったりと、まだいくつかの課題は残されているようです。とは言え、この技術が今後実用化されれば、昔のレトロゲームを大画面モニタで自然にプレイすることも可能になるかもしれませんね。

その他の適用例。ヨッシーやキノピオはかなり自然に拡大されていますが、3番目の「DOOM」だけはやや不自然な結果に

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10

  1. /nl/articles/2104/18/news019.jpg 武田真治、世界限定500台の愛車「ダッジチャレンジャー MOPAR10」を初公開 “ゴジラ怪獣”仕様のテールランプに「後ろ姿カッコいい」とご満悦
  2. /nl/articles/2104/18/news007.jpg 「生後8カ月でこの大きさ!?」「おっきい猫ちゃん最高ですね」 デカモフに成長した子猫のビフォーアフターに称賛集まる
  3. /nl/articles/2104/17/news036.jpg ガンプラ用の塗装ペン「ガンダムメッキシルバー」がピカピカに塗れてすごいと話題 プラスチック製スプーンが塗っただけで輝く!
  4. /nl/articles/2104/18/news008.jpg オヤツの時間に、猫たちが乱入してきて…… 大乱闘を始める猫ちゃんとあきれる息子くんの光景が面白い
  5. /nl/articles/2102/02/news012.jpg 台風の雨の日に出会った小さな猫→でっかい猫に! 貫禄たっぷりに大成長した姿に「よかったね」「幸せそう」の声
  6. /nl/articles/2012/15/news014.jpg 「メインクーンの成長恐るべし」 手のひらに乗っていた子猫時代→現在のビフォーアフターが想像を超えていく
  7. /nl/articles/2104/17/news006.jpg 「なんかデカくないですか?」「軽く恐怖感じた笑」 飼い主を出迎えるポメラニアンの姿に驚きの声
  8. /nl/articles/2104/18/news001.jpg 猫「これは一体なんなのニャ……」 ポップコーンマシンに興味津々な猫ちゃんがかわいい
  9. /nl/articles/2104/18/news023.jpg サンシャイン池崎、「エヴァQ」3分解説が空前絶後の分かりやすさ “碇シンジ=小島よしお”の謎設定が天才的
  10. /nl/articles/2104/18/news005.jpg 「パパとママ守る、だからね……」 ほのぼのムードから急にキルアみたいなことを言う娘の漫画が怖くて笑う