Google、検索ページやマップのデザイン変更を発表――よりシンプルに

Googleの一連のサービスをシームレスで首尾一貫したものにし、ユーザー体験を改善するのが目的としている。

» 2011年06月29日 09時38分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Googleは6月28日(現地時間)、Google検索、Google Maps、Gmailのデザインを変更すると発表した。Googleサービス全体をよりシームレスで首尾一貫したものにし、よりよいユーザー体験を提供することが目的という。さまざまな変更が向こう数カ月のうちに追加されていく見込みだ。

 Google検索のトップページでは、検索トップページの上部のバーが黒くなり、選択しているカテゴリの上に赤いバーが表示され、それ以外のカテゴリはグレー表示になる。検索枠の右にある「検索オプション」「言語ツール」へのリンクが排除され、ページの下中央に配置されていた「広告掲載」「Googleについて」などのリンクが最下部に移動する。新デザインの実験段階では「I'm Feeling Lucky」ボタンの削除が検討されていたようだが、このボタンは残される。

 google 1

 検索結果ページでは、検索枠の右にある「検索」ボタンが消え、枠の右側に虫眼鏡のアイコンが付く。また、検索結果をフィルタリングするための左側のツールパネルがこれまでのカラフルなものから黒と赤の2色表示になる。選択しているカテゴリが赤で表示される。検索結果の各コンテンツについては、URLが見出しの直下に移動する。

 google 2

 Google Mapsにも今夏に多数のデザイン変更を行う計画。地図上でのショップデータの表示の変更や、経路検索結果のUIの改良など、細かい改善を予定しているようだ。Gmailの変更については、まだ具体的な説明はない。

 google 3 Google Mapsの変更前(左)と変更後

 Googleは、今後もユーザー体験向上のためにデザイン変更を継続して行うとしている。変更に当たっては、見やすさ、使いやすさにフォーカスする簡素化、Googleのサービスを利用する端末の多様化に対応するための弾力性、HTML5やWebGLなどの最新技術を採用することで、ユーザーが努力せずにサービスを使えるようにするという3つの点を重視しているという。

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