ニュース
» 2011年10月05日 20時00分 公開

100時間歩き続けます ギネス世界記録の2足歩行ロボ、はこだて未来大が展示中CEATEC JAPAN 2011(1/2 ページ)

はこだて未来大学が、ロボットの連続歩行でギネス記録を更新したという2足歩行ロボットを「CEATEC JAPAN 2011」で展示していた。手のひらが五稜郭、指は土偶というヘンテコなイカ型ロボットも。

[笹山美波,ITmedia]

 ギネス世界記録を持つ2足歩行ロボットが、IT・エレクトロニクス総合展「CEATEC JAPAN 2011」(10月4日〜8日、幕張メッセ)のはこだて未来大のブースで展示されている。アルミ製のフレームに発泡スチロール製の足を組み合わせた簡素な作りだが、外部動力に頼らず、100時間も歩き続けられるすごいヤツなのだ。

 同じブースでは、イカ型ロボットもうろうろしていた。このロボットは、イカ刺しやイカの塩辛、イカソーメンといったイカ料理を踊りで再現する「イカ踊り」が出来るという。え……ロボットが踊ってイカソーメン!? 一体どういうこと……!?

振り子の原理で歩き続ける

画像 2足歩行ロボット

 「ギネス世界記録を更新したロボットがいるのでぜひ!」と案内されて、はこだて未来大のブースを見学した記者。さぞかし重厚なロボットが出てくるんだろうと勝手に“ワクテカ”しながら向かったところ、出てきたのが前述の2足歩行ロボットだ。

 発泡スチロール製の足にアルミ製のフレームが差し込まれ、ビニールテープで固定された手作り感あふれる作り。高さは76センチ、重さは1.1キロ。モーターや電池などを備えていない「アナログロボット」だが、5度の傾斜があるルームランナーに乗せて少し押すと、とぼとぼと歩き始めた。

 振り子の原理を使い、押された力で足をゆらゆらさせることで、秒速5センチほどのスピードで進んでいる。今年9月17日に実施した歩行実験では連続100時間歩き続け、過去のギネス世界記録13時間45分(4足歩行ロボットによるもの)を大幅に上回った。

動画が取得できませんでした

 ここまでの連続歩行が可能となったポイントは足の裏。ヨットが風や波で傾いてもひとりでに戻る「起き上がりこぼし」のような性質を足に持たせている。足の裏を側面から見ると、つま先が太くなっている。「抑制足形状」と言い、坂道で前に倒れ込みそうになると、太いつま先部分が踏ん張る反発力で、本体がバランスを保つそうだ。

 このロボットの原型が生まれたのは6年前。同大学の三上貞芳教授の研究室が開発した。足を交互に出すときつまづかないよう安定させるのが難しく、記録更新は不可能と考えたが、学生らが足裏の装置の改良を重ね、ギネス世界記録を達成。三上教授は抑制足形状を「福祉やロボット技術に役立てられたら」と語っていた。


画像 足裏に施した「抑制足形状」を安定化させるデザイン。つまさきが太くなっている
画像 2足歩行ロボットの転倒しにくい原理を応用した靴を開発。反発力を起こすための突起が前方についている


       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10

先週の総合アクセスTOP10

  1. 上野樹里、“娘”の誕生日に愛情たっぷり手作りオムライス公開 「がんばろうね ママより」と祝福メッセージ
  2. 石橋貴明&鈴木保奈美が離婚報告 今後は“事務所社長と所属俳優”として「新たなパートナーシップ」構築
  3. 元ブルゾンちえみ・藤原史織、最新ショットに反響 「更に痩せた?? 可愛すぎる」「素敵です!! 足細いですね」
  4. 「美容師人生の集大成を見せる」 タンザニアハーフ女子を縮毛矯正したら「美容師ナメてた」「人生変わるレベル」と360万再生
  5. 出勤時、妻にいつになく強く抱きしめられた夫→妻が家に帰ってくると…… 何気ない日常を描いた漫画にツッコミつつもジーンとする
  6. 怒られたシェパード、柴犬の後ろに隠れたけど…… でっかくて丸見えなしょんぼりワンコが応援したくなる
  7. 塚本高史、中2長女&小6長男の背の高さに驚き 「なんじゃこいつらの成長の早さは!」「俺身長抜かれるんか?」
  8. 「声出して笑った」「狂人度高くて好き」 自転車泥棒を防ごうと不吉そうな箱を自作→まさかの結末迎える漫画が話題に
  9. 石橋貴明の娘・穂乃香「お父さん大好き」 幼少期キスショット公開し「愛されてますね〜」「ステキな写真!」と反響
  10. 基地で生まれ育った子猫、兵士が足踏みすると…… まねをして一緒に行進する姿がかわいい

先月の総合アクセスTOP10

  1. 「産んでくれた親に失礼」「ちょっと我慢できません」 上原浩治、容姿批判のコラム記事に不快感あらわ
  2. ホワイトタイガー「あっ、落としてもうた」 うっかり子どもを落とした母と、落ちてゆく子どもの表情がじわじわくる
  3. がん闘病の大島康徳、肝臓に続いて肺への転移を告白 息苦しさに悩まされるも「大して成長してない」
  4. 「目パッチリです」 宮迫博之、最高難度の美容整形を決行 クスリ疑惑もたれたクマやほうれい線の一掃で“別迫”に
  5. 石橋貴明の娘・穂乃香「お父さん大好き」 幼少期キスショット公開し「愛されてますね〜」「ステキな写真!」と反響
  6. 大島康徳、ステージ4のがん闘病でげっそり顔痩せ 相次ぐ通院に「正直かなりしんどかった」
  7. 山に捨てられていたワンコを保護→2年後…… “すっかり懐いたイッヌ”の表情に「爆笑した」「かっこよすぎ」の声
  8. 「ブス、死ね」 りゅうちぇる、心ない言葉への返答が感銘を呼ぶ 「心もイケメン」「りゅうちぇるのおかげで自己肯定感上がった」
  9. 『はらぺこあおむし』の版元、毎日新聞の風刺漫画を批判 「おそらく絵本を読んでいない」
  10. 小林礼奈、4歳娘を連れて夕食中に客とトラブル 痛烈コメント受けて「私たち親子を悪にしたい人がいる」