ざわ…ざわ…。映画「カイジ2」公式サイトで、あの「人食い沼」が公開中だとっ……!日々是遊戯

1玉4000円、当たれば10億。「カイジ」でおなじみの人食いパチンコ「沼」がゲームになったようです。

» 2011年11月01日 10時31分 公開
[池谷勇人,ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

まさに「沼」っ……! 圧倒的「沼」っ……!

 11月5日より公開予定の映画「カイジ2 人生奪回ゲーム」。その公式サイトにて、あの「沼」を再現したミニゲームが公開中となっています。ざわ…ざわ…。

 「沼」とは、劇中で主人公・カイジが挑むことになるパチンコ台のこと。1玉あたり4000円という超高レート台で、もしも大当たりが出れば10億円というモンスターマシンです。「カイジ」ファン、いや、福本伸行ファンとしては、これは挑戦するしかないっ……!

 ゲームをプレイするには、まずは公式サイト内の「About the Movie」コーナーを閲覧し、プレイに必要な1000万円カードを手に入れる必要があるとのこと。About the Movieコーナーには5つのコーナーがあり、それぞれを閲覧するごとに「玉」が1つもらえ、玉が5つ揃うと「沼」にチャレンジできるという仕組み。ククク……なるほど……そうやって映画「カイジ2」に興味を持たせようという腹っ……! よくできてやがるっ……!

画像 映画「カイジ2」公式サイト。中央にうっすらと「沼」の姿が見えます
画像 キャストやプロダクトノートなど、各項目を閲覧するごとに「玉」をゲット
画像 玉を5つ集めて、「沼」に挑戦するための1000万円カードを入手!

 無事に1000万円カードが手に入ると、トップページに「沼」への入り口がオープン。クリックすると、いよいよ狂気のモンスターマシン「沼」へと挑戦することができます。原作同様、台の中央にある3段クルーンをくぐり抜けて、たった1つある当たり穴に玉が入れば大当たりというルールで、昔ながらのいわゆる「一発台」と呼ばれるタイプ。画面右下にあるレバーをマウスでクリックすると玉が射出される仕組みで、難しい操作は一切不要となっています。

 問題はやはり、この「沼」の肝である3段クルーン。クルーンの1段目には3つ、2段目には4つ、3段目には5つの穴が開いており、そのうち次のクルーンへ進める「当たり穴」はそれぞれたった一つだけ。つまり計算上では、1段目は3分の1、2段目は4分の1、3段目は5分の1の確率で突破できるという事になります。しばらく打っていると、さっそくクルーンに玉が突入し演出スタート。来た来た……! 来やがったっ……! 一攫千金……! 入れば10億っ……!

画像 ようこそ人食い「沼」へ。勝てば天国、負ければ地下で強制労働……!
画像 こちらの持ち玉は2500発。スタートボタンを押して勝負開始です
画像 さっそくクルーンに玉が突入。行けっ……! このまま……当たりへっ……!

 が、駄目っ……! 当然ながらそう簡単に攻略できるわけもなく、玉は無情にもハズレ穴へ。その後も1段目は何度か突破できたものの、どうやっても2段目から先へ進むことはできず、気付けば1000万円あった持ち金はアッと言う間に蒸発。原作ならここで地下の労働施設へ強制送還ですが、ゲームでは公式サイトへ戻ってまた「玉」を集め直せば何度でもチャレンジすることができます。

画像 が……駄目っ……!
画像 2段目まではわりと高確率で行けるものの、その先が無理っ……!
画像 あえなくゲームオーバー。また玉の集め直し……! 強制労働……!

画像 そうやって何度も映画情報を見せようという魂胆……! 見え見えっ……! だが見ないっ……! どんどん飛ばすっ……!

 そんな感じでとりあえず1億円分ほど突っ込んでみたわけですが、結局3段目には一度も進めないまま終了。途中から統計をとってみたところ、だいたい1回のプレイ(1000万円)でクルーンに突入するのはだいたい6〜8回ほど。そのうち2段目まで行けるのはだいたい半分で、残り半分は1段目で終了という結果になりました。確率的には3分の1(1段目)×4分の1(2段目)ですから、12回に1回くらいは3段目へ進めてもいいはずなのですが、どう考えても計算が合わない。つまるところ、これが意味するのは……イカサマっ……! 露骨すぎるイカサマっ……! まさに「人食い沼」っ……! というか原作でさえ何回かは3段目行ってたよ!?

 一応、2段目には「当たり穴」とは別に「アイテム穴」というのがあり、ここに玉が入ると、ゲームオーバーになっても1回だけコンティニューができるカードなど様々なアイテムが手に入る模様(筆者はコンティニューカードしか確認できず)。画面右側の「SPECIAL MENU」を見ると、コンティニュー以外にあと2つ項目があり、もしかすると3段目へ進むにはこれらのアイテムが必須条件となってくるのかもしれません。


画像 コンティニューカードを入手。これで1回は強制労働を回避できる……
画像 「SPECIAL MENU」にはあと2つ空きが。ここには何が入る?

 ちなみにサイトの説明によると、見事大当たりを引き当てた人には、先着5名限定で豪華賞品がもらえるとのこと。かなり攻略は難しそうですが、我こそはと思う方はぜひともチャレンジしてみてください。当カジノは誰でもウェルカム……!

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/05/news178.jpg イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
  2. /nl/articles/2412/06/news118.jpg スタバ、紙ストローからバイオマス素材のプラストローへ 「時間が経過しても変わらない飲用体験」
  3. /nl/articles/2412/06/news035.jpg 「えぐいもん見つけた」 ハードオフに7万9200円で売っていた“驚きの商品”に仰天 「こんな値段なってるの!?」
  4. /nl/articles/2412/06/news136.jpg 永山瑛太、妻・木村カエラ以外との“親密手つなぎショット”にファンびっくり 「奥様かと思いきや」「手ツルツル」
  5. /nl/articles/2412/04/news023.jpg 動物ギライだった父、愛猫の涙が出るほど“けなげなお出迎え”にたまらず…… グッとくる再会シーンに「こんなにされたら愛おしくて…」「鼻の下が3mくらい伸びそうw」
  6. /nl/articles/2412/06/news120.jpg 「これでテレビ出られるのかな」 吉高由里子、大河ドラマ「光る君へ」の苦労明かす 「メイクが薄い」「7分とかで終わっちゃって」
  7. /nl/articles/2412/06/news034.jpg 「えっ!」「ほんと?」 琵琶湖の“イメージ”と“現実”の違いに思わず仰天
  8. /nl/articles/2412/01/news003.jpg パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  9. /nl/articles/2412/05/news031.jpg 「やめてくれ」 会社で使った“伝言メモ”にクレーム→“思わず二度見”の実物が200万表示 「頭に入ってこない」
  10. /nl/articles/2412/05/news081.jpg 「鼻水吹いたw」 リサイクルショップで買った美少女フィギュア(?)→“まさかの正体”に爆笑の嵐 「チクショー!」
先週の総合アクセスTOP10
  1. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  2. 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  3. 「中学生で妊娠」した“14歳の母”、「相手は逃げ腰」妊娠発覚からの経緯を赤裸々告白 母親の“意外な反応”も明かす
  4. 勇者一行が壊滅、1人残った僧侶の選択は……? 「ドラクエでのピンチ」描くイラストに共感「生還できると脳汁」
  5. 「笑い止まらん」 海外産アプリで表示された“まさかの日本語”に不意打ち受ける人続出 「何があったんだw」
  6. パパが好きすぎる元保護子猫、畑仕事中もくっついて離れない姿が「可愛すぎる」と反響 2年以上がたった現在は……飼い主に話を聞いた
  7. アグネス・チャン、米国の自宅が“度を超えた面積”すぎた……ゴルフ場内に立地&門から徒歩5分の豪邸にスタッフ困惑「入っていいのかな」
  8. 「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」
  9. 「車が憎い」 “科捜研”出演俳優、交通事故で死去 兄が悲痛のコメント「忘れないでください」
  10. PCで「Windowsキー+左右矢印キー」を押すと? アッと驚く隠れた便利機能に「スゲー便利」「知らなかった」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」