自宅警備隊も参上 コミックマーケット81フォトリポート(2/2 ページ)

» 2012年01月05日 15時45分 公開
[松岡洋,ITmedia]
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おもしろ系もいろいろ

エヴァンゲリヲンのリリスもセントラルドグマから出張。アイデアの勝利です
この寒空の中、おなじみのグリコ。お体には気をつけて


「ドラゴンクエスト」のゴーレムと「テトリス」。ゲームネタもコスプレの定番です


「画像も貼らずにスレ立てとな」のAAが元ネタの「麻呂」のコスプレ。前日、警察官(これもコスプレ)に連行されたのを早速新聞ネタにして登場
コミケ初日にテレビ取材に応じた方の名言「愚問にもほどがある」がコスプレとして登場


今回の「おっさんホイホイ」部門賞、忍者部隊月光。お話を伺ったところ、10人ほどが知ってると声をかけてくれたそうです。その内の一人は何故か若い女性だったとのこと
スティーブ・ジョブズのコスプレはもっといると思ったんですが、見つけたのはこの方のみでした


国宝「空也上人立像」。この方の空也上人はまさに国宝級
紅の豚よりポルコ・ロッソ


会場の様子も紹介

ビッグサイトに並ぶ待機列は、さながら神殿に向かう巡礼を思わせます。メッカ巡礼が世界最大の巡礼とするならば、コミケは世界第2位の巡礼でしょうか
コミケは同人誌だけのマーケットではなく、あらゆる表現の場として日本の創作活動の苗床なのです。以前秋葉原で偶然知り合ったオランダ人留学生は、日本のポップカルチャーの源泉がコミケにあると突き止めてやってきたものの、日本語が読めずに大変苦労していると言っていました


電子工作や手芸などバリエーション豊かです


ゆうパックでもキャラを配した保存用段ボール箱を販売


第1コスプレ広場へ通じるレストラン街には 「WORKING!!」とのコラボ店舗も登場、昼食時には長蛇の列ができていました
一日に20万人、つまり地方都市並の人口が集まりますので、携帯の移動局も設置されています


おまけ

 年が明けて神田明神に初詣に行った帰り、GUNDAMカフェに並んでいると、偶然にもコミケに参加されたアメリカ人2人と知り合いました。1人は毎回ワシントンD.Cから来日しており、もう1人の女性は「けいおん!」の舞台・豊郷小学校でのキャラの誕生日会にムギちゃん(琴吹紬)のコスプレで参加した方でした。2人とも日本人と趣味の話ができたのは私が最初とのことで大変喜んでいました。みなさんも海外の方に話しかけてみると面白い出会いになると思いますのでぜひ。


 取材に快く協力していただいた皆様、どうもありがとうございました。

著者紹介

松岡洋は日本のポップカルチャー情報を発信するONETOPI「日本のポップカルチャー」のキューレーター。海外で起きている日本ブームについて「なぜ日本に魅せられたのか」を調査、「情報の断片をつなぎ合わせると意外なことが見えくる」とし、その一端をONETOPIで紹介している。


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