800円で夢の3分間 アイドルがカップ麺にお湯を注いでくれる「NOODOL CAFE」に潜入してみた

女性新人アイドルがカップ麺にお湯を注いでくれる「NOODOL CAFE」がオープンした。メニューが出来上がるまでの時間はアイドルと会話を楽しめる。カウンター越しに「マンツーマンだと緊張しますね」と照れるアイドル。距離も意外と近くてドキドキ……!

» 2012年01月23日 20時53分 公開
[笹山美波,ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
画像 NOODOL CAFE。左から松本未夢さん、君島光輝さん、藤田薫子さん、藤本結衣さん、平口みゆきさん

 新人アイドルがカップ麺にお湯を注いでくれる「NOODOL CAFE」が1月23日、東京都秋葉原にオープンした。若槻千夏さんや木下優樹菜さんらが所属するタレント事務所プラチナムプロダクションの女性アイドルが接客してくれるのだが、一体どんなシステムのカフェなのか想像もつかない。ということで記者は現場へ急行した。

 お店は路地裏の小さなビルにあった。エレベーターに乗っていざ3階へ。扉を開くと、20席ほどのテーブルと椅子が並んでおり、その向かいにはカップラーメンが置かれた棚とカウンターがあった。カフェと言うからにはスターバックスコーヒーのような間接照明の効いた空間を勝手に想像していたのだが、NOODOL CAFEはこじんまりとした事務所っぽい雰囲気だ。

 カウンターには、横一列に並んで少し照れくさそうにしている女の子が5人立っている。この彼女らが接客してくれるアイドルだ。特にコスチュームは身に付けておらず、セーターとスカートなどの私服の上にエプロンを付けている。おほっ! 若くてかわいい。カフェっぽくない感じが奏功(?)し、なんだかオフィスの休憩スペースで美人OLに遭遇したような気分になってきたぞ。


画像 外観。こ、こんなビルの中にあるのか。オープン前にはファンやメイド喫茶オタクの人が10人ほど並んでいた
画像 店内には15〜20人ほど入るらしい
画像 かわいいアイドルが接客してくれる


 メニューは「カップヌードル」や「どん兵衛」といったカップ麺とコーラなどのドリンク類がそれぞれ10種類程度。チケット(一律800円)を購入し、常時3〜5人いるアイドルに手渡そう。チャージ料はかからない仕組み。800円は少々高い気がするが、メイド喫茶の単価と比べればそれほど変わらないし、妥当な値段(?)か。

 メディア向け内覧会では、店員の藤田薫子(22)さんが対応してくれた。代表して体験することになった他社の男性記者が「チキンラーメン」を頼むと、ちょっとあたふたして商品を棚の中から探している。慣れない様子に心配なのか、ほかの店員も手伝ってポットを取りに行く。ドジっ子オーラがかわいすぎる。その後、男性の目の前にラーメンを置いてお湯を注ぐ。メニューが出来上がるまでの時間はアイドルと会話してOK。ここから勝負の3分間が始まる。


画像 券売機でチケットを購入する
画像 目の前でお湯を入れてくれる。ドリンクの場合はグラスに飲み物を注いでくれる
画像 出来上がるまでの3分間は砂時計で計られる


画像 カウンター越しで距離があるとはいえ、なんだかいい雰囲気の2人

 藤田さんはちょっとたどたどしく、「おいしくなることを祈ってお湯を入れました。なんかマンツーマンだと緊張しますね」と男性に話しかける。続けて「カップラーメンにお湯を入れてあげるのって初めてなんです」と恥ずかしそうにしている。男性は照れくさそうにしつつも、会話を続けようとするのだが、なかなかうまくいかない。でも2人はなんだか楽しそう。恋でも芽生えそうな(?)雰囲気だ。う、うらやましい……。

 参加した男性によると「3分間なんて絶対短い」と思っていたが、カウンター越しの店員との距離が近くて緊張し「意外と長く感じた」そう。ちなみにいい匂いもしたらしい。そんな夢のひとときが終わったら、テーブルと椅子が並ぶ「イーティングエリア」へ移動して食事を済ませる。3分間の思い出に浸ってもいいし、一緒に来店した仲間と会話を楽しんでもいいだろう。カウンターには常時アイドルがいるので、チラ見しながら食べてもいい。

 店員の藤田さんはお客さんと「テレビの話とかお笑い、料理が好きなので好きな食べ物の話で盛り上がりたい」と話してくれた。NOODOL CAFEは、アイドルとしてまだ知られていなかったり、ファンの前に出たことがない女の子が働く場所。もう1人の店員・君島光輝(17)さんは「ファンの方と触れ合いながら、顔も含めて自分を全部覚えてもらいたい」と目をキラキラさせていた。

 住所は千代田区外神田3-7-15第6イサミヤビル3F。営業時間は正午〜午後8時(プレオープンの間は午後5時から8時)。全面オープンする日は未定。年中無休。


画像 松本未夢(23)さん
画像 平口みゆき(16)さん
画像 3人並んでポーズしてもらった。か、かわいすぎだろ……


関連キーワード

ラーメン | アイドル | アキバ | 接客


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2411/30/news039.jpg 勇者一行が壊滅、1人残った僧侶の選択は……? 「ドラクエでのピンチ」描くイラストに共感「生還できると脳汁」
  2. /nl/articles/2412/01/news031.jpg 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  3. /nl/articles/2411/29/news197.jpg 「笑い止まらん」 海外産アプリで表示された“まさかの日本語”に不意打ち受ける人続出 「何があったんだw」
  4. /nl/articles/2411/30/news013.jpg PCで「Windowsキー+左右矢印キー」を押すと? アッと驚く隠れた便利機能に「スゲー便利」「知らなかった」
  5. /nl/articles/2411/30/news003.jpg スーパーで買った瀕死のズワイガニを水槽に入れ、育てたら…… 100万再生された予想できない結末に「泣けます」「おもしろすぎ」
  6. /nl/articles/2411/30/news023.jpg パパが好きすぎる元保護子猫、畑仕事中もくっついて離れない姿が「可愛すぎる」と反響 2年以上がたった現在は……飼い主に話を聞いた
  7. /nl/articles/2412/01/news060.jpg ドラマ「Dr.コトー診療所」放送から21年…… 子役たちの現在は? 16年ぶり役者復帰に「大人になったね〜」の声
  8. /nl/articles/2411/27/news156.jpg たった1秒なのに300万表示された“猫の登場シーン”が耐えがたい 電車で見たら終わる光景に「草www」「めっちゃ笑った」
  9. /nl/articles/2412/01/news004.jpg 真ん中から毛糸を編み進めていくと…… ポコポコかわいい“冬大活躍”なアイテムが「素敵なデザイン」「とてもかわいい」
  10. /nl/articles/2411/29/news025.jpg 折り紙1枚を折っていくだけで…… 2025年の干支にぴったりなデザインに「職場に持って行こうかなぁ」「素敵です」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  2. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  3. 猫だと思って保護→2年後…… すっかり“別の生き物”に成長した元ボス猫に「フォルムが本当に可愛い」「抱きしめたい」
  4. 「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」
  5. 大きくなったらかっこいいシェパードになると思っていたら…… 予想を上回るビフォーアフターに大反響!→さらに1年半後の今は? 飼い主に聞いた
  6. 「大物すぎ」「うそだろ」 活動中だった“美少女新人VTuber”の「衝撃的な正体」が判明 「想像の斜め上を行く正体」
  7. 川で拾った普通の石ころ→磨いたら……? まさかの“正体”にびっくり「間違いなく価値がある」「別の惑星を見ているよう」【米】
  8. 大谷翔平と真美子さん、「まさかの服装」に注目 愛犬デコピンも大谷家全員で“歩く広告塔”ぶり発揮か
  9. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  10. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」