“オジプラス”がついに同人ゲームに!? イケメンたちと「夢のような時間」を過ごす「Dress≒Code」

おじさんと恋するゲーム“オジプラス”があったら面白いのに――そんな妄想がTwitterユーザーの間で盛り上がったことがあったが、どうやら同人ゲームとして実現した模様。早速記者は試作版をプレイ。イケメンに囲まれてウハウハ気分を味わってみた。

» 2012年02月22日 18時11分 公開
[笹山美波,ITmedia]
画像 Dress≒Code

 ラブプラスならぬ、おじさんと恋するゲーム“オジプラス”があったら面白いのに――そんな妄想がTwitterのハッシュタグ「#オジプラス」で盛り上がったことがあったが、どうやら同人ゲームとして実現してしまったようだ。

 Twitterユーザーの@katosyan1さんなどが「オジプラス試作品」として公開した「Dress≒Code」。プレイヤーはOLという設定で、ふと立ち寄ったバーで「大人な男性」たちと出会い、恋愛シミュレーションを楽しむ。これだけ聞くとよくある乙女ゲーっぽいが果たしてオヤジ具合はいかほどか……記者が早速試してみた。

これが“オジプラス”的世界だ!

 主人公は仕事帰り。今日は残業やクレーム対応で疲れている。おまけに急な雨で、傘を持ち合わせていない。しかも転んで足をくじいてしまった。せっかくラッキーカラーのピンクのワンピースを着ているのに「本当にツイてない」。落ち込みつつも立ち上がると、1軒のバーが視界に入った。主人公は導かれるようにして店内へ――。

 まず新人店員の若狭元樹が主人公を出迎える。ジャニーズ系(?)で若々しい正統派イケメンだ。主人公より年下という設定だが、無邪気で「犬みたいな」振る舞いが可愛らしい。あごひげに長髪を結いた、大柄な体格の店長・霧生明もいる。出会い頭には「お嬢さんが天使に見える」とさり気なく口説いてくる(?)のがちょっと萌える。


画像 新人店員の若狭元樹は、若くて「犬みたいな子」
画像 店長・霧生の渋さもたまらない

 カウンターに座ると、常連客の黒山竜也が隣にやってくる。黒山は刑事という設定で、トレンチコートにくたびれたスーツ、無精ひげを生やしている。俳優の藤木直人さん似で結構かっこいい。そして2人で乾杯……って、このシチュエーションに記者はかなりときめいてしまった!

 いい雰囲気で話を始めようとすると、黒山の友人で常連客の、白河光と水橋李央が入店してきた。白河は検事らしく、いかにも冷徹そうな雰囲気だ。水橋は眼鏡をかけてインテリっぽい感じだが、外科医ということもあり、主人公が足を痛めているのを察知して、応急処置をしてくれた。

 刑事、検事、外科医と「超エリートコースのイケメン」に囲まれ、夢のような時間を過ごす主人公。だが黒山は仕事に戻らなければならなくなったため、主人公に「次の機会に飲もう」と告げて、店を後にする。社交辞令でもなんか嬉しい。続いて白河と水橋も帰ってしまった。なんだか寂しい。

 「もうこんな時間」。主人公は後ろ髪をひかれつつ帰ろうとすると、新人店員・若狭元樹の双子の弟、和樹がやって来た。兄に傘を届けに来たのだが、「せっかくだから」と主人公にその傘を差し出す。お店に「また遊びに来たい」と思い始めていた主人公。店に来る言い訳ができて嬉しい。

 しかも帰り際に店長・霧生が「その服、君にとてもよく似合っている」と言ってくれるのだ。ツイてないと思っていたけど、ラッキーカラーのワンピース着て来て良かった……! おおっと、記者は知らぬ間にゲームの主人公と気持ちがリンクしていたようだ。

 試作版のためゲームは約10分で終了。キャラクターボイスもない。いかにも“おじさん”に囲まれるのかと思いきや、キャラは30代前後のお兄さんっぽい見た目だったり、年下の「犬みたいな子」だったりして、少し想像と違った。だがみんな「女っ気がない」のにイケメンで、記者はウハウハ気分を味わえたので良しとしておく。

 現状セーブや行動選択などは一切できないが、完成版は「こんなものだと思うなよ」とのことなので期待しよう。試作版はサイトから無料でダウンロードでき、対応OSはWindows 2000/XP/Vistaとなっている。


画像 いかにも刑事という感じの雰囲気。かっこいい
画像 刑事、検事、外科医に囲まれてウハウハ気分

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