ニュース
» 2012年03月02日 11時00分 公開

都会の真ん中で「メェ〜」 ヤギに会える渋谷のカフェを訪ねた

猫カフェや犬カフェはありふれていて面白くない。ヤギを飼ったらいいんじゃない? そんなオーナーの“ノリ”で誕生したカフェが渋谷にあった。

[山本恵太,ITmedia]

 「んヴぇ〜」「んヴぇ〜」――オフィスビルが立ち並ぶ渋谷に、ヤギの鳴き声が響き渡る。声の主は「桜丘カフェ」(渋谷区桜丘町)の看板ヤギ「さくら」と「ショコラ」だ。なぜ渋谷のカフェにヤギがいるのだろうか? その謎を解くべく、“ヤギカフェ”を訪れた。

桜丘カフェ。奥にヤギ小屋がある

 桜丘カフェは渋谷駅から徒歩5分ほどの場所にある。外観は一見したところ渋谷ならではのオシャレなカフェだが、普通のカフェにはないものが1つある。それはヤギ小屋。なんとテラス席の隣にヤギ小屋があるのだ。牧場のカフェなら驚かないが、都内のカフェにヤギ小屋があるのは聞いたことがない。小屋には、白いヤギと黒いヤギが1頭ずつ暮らしている。

ヤギを飼うことになったのはオーナーの“ノリ”

2月28日現在、Googleストリートビューで小屋ができる前のテラスの様子を見ることができる

 桜丘カフェは、2009年3月のオープン当初からヤギカフェだったわけではない。オープンから1年後、オーナーが広いテラスを使って動物を飼ったらいいのではないかと考えたのがきっかけだ。猫カフェや犬カフェはありふれていて面白くない。渋谷でヤギを飼えば“シブヤギ”になって面白いのではというノリで決定したという。

 ヤギたちがやってきたのは2010年5月。白いヤギは地名の桜丘にちなんで「さくら」と名付けられ、黒いヤギはその色と、カフェならではの名前として「ショコラ」と名付けられた。2頭ともメスだ。

 ヤギの種類はそれぞれ別で、さくらはシバヤギでショコラはトカラヤギ。一般的にイメージするヤギより小さいのが特徴で、カフェに来てから2年近くたっているが、頑張れば抱っこできるサイズだった。さらに大きくなることはないだろうとカフェのスタッフは語る。

さくら(写真はしぶやぎブログより)
ショコラ(もぐもぐタイム)


 ご飯は干し草。午前中に取材させてもらった際はちょうど食事時で、記者のことなど気にしない様子で一心不乱にもぐもぐしていた。スタッフにお願いすれば直接エサをあげることもできる。なかなか牧場に出かける機会のない動物好きにはたまらないサービスだ。

 小屋の隣にあるテラス席では、ヤギの様子を見ながら食事をすることができる。においがあるので、気になる人は店内にある小屋に面した席がオススメ。どちらも席を予約することが可能だ。

テラス席
店内にも間近に見られる席がある


 記念日の思い出にヤギ席を予約する人はもちろん、ヤギをペットとして飼っている人が、うわさを聞きつけて訪れることもあるという。

老後は田舎でヤギを……

 午前中は黙々とご飯を食べていたさくらとショコラだが、夕方に再度訪れた際はヤギらしく「んヴぇ〜」「んヴぇ〜」と鳴いていた。鳴き声が近所迷惑にならないか気になるところだが、これまで特に苦情は来ておらず、それどころか癒しの存在になっているという。近くの保育園の子供たちが散歩で通ることもあり、ヤギたちは大人から子どもまで大人気だ。

 オープン前の午前10時から午前11時には不定期でヤギの散歩も行う。店の近くを回る程度だが、運がよければ渋谷の道路をかっ歩するヤギたちに会えるかもしれない。ちなみに2頭は今年4月、桜丘カフェの運営元が出版する、渋谷のお勧めスポットを紹介する写真集の“主役”にもなる予定だという。

 ヤギの世話はカフェのスタッフが行っている。スタッフが開店準備と一緒にヤギの世話をしている光景はとても大都会のカフェとは思えない。世話の仕方は独学で、ペットショップからエサのアドバイスをもらうことはあるものの、ほとんどは本で学んだ。

 渋谷のカフェで働いているのに、なぜかヤギに詳しくなった桜丘カフェのスタッフたちだが、毎日ヤギに癒やされ、「老後は田舎でヤギを飼ってもいいかも」と思う瞬間があると話していた。

もぐもぐ
もぐもぐ


 ヤギ好きな人はもちろん、都会で非日常的な体験をして癒やされたい人にもオススメだ。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10

  1. /nl/articles/2112/06/news163.jpg 「普通に頭おかしい」 朝倉未来、一般人のジム乱入に困惑 週刊誌記者をかたっての不可解な訪問へ「マジ迷惑」
  2. /nl/articles/2112/06/news149.jpg 47都道府県の「県章」を仮面ライダーにアレンジ 各地の特色を宿した空想ヒーローに全国特撮ファン大盛り上がり
  3. /nl/articles/2112/06/news136.jpg ファミチキの“袋”の写真だけを淡々とツイートするアカウント「ファミチキへの怒り」が人気 気持ちは確かに分かる
  4. /nl/articles/2112/07/news122.jpg 「美賀君に会えました」大島優子、川栄李奈との2ショットを披露 大河ドラマ共演にファン「すごくないか?」
  5. /nl/articles/2112/06/news140.jpg どういう展開なんだ フワちゃん、有吉弘行からの贈り物で母が懐柔「宝物にする(ハート)」→「娘さんから僕が守ります!」
  6. /nl/articles/2112/06/news141.jpg 柴咲コウ、ヘアドネーションでロングへアから大胆イメチェン クールなショートカット姿に「美人が引き立ちます」
  7. /nl/articles/2112/06/news053.jpg 「竹とトラって、最高に似合っててカッコイイ」 ヘソ天で爆睡するトラに「思ってたのと違う」とツッコミ殺到
  8. /nl/articles/2112/06/news033.jpg 隣人が執拗に「引っ越せ」と嫌がらせをしてくる理由は? その「真実」を描いた漫画に切ない気持ちになる
  9. /nl/articles/2112/06/news051.jpg お風呂に呼ぶ父に息子が「行けるわけなかろーもん」 猫さまとラブラブな光景に「息子さん正しい」と賛同の声
  10. /nl/articles/2112/07/news028.jpg 柴犬の肉厚ほっぺをもんで、手を離すと……? “冬毛のコブ”ができた姿に「ハムスター?」「形状記憶ほっぺ」の声

先週の総合アクセスTOP10

  1. 東大王・鈴木光、“お別れの笑顔”で司法試験合格を報告「本当にありがとうございました」 SNS閉鎖に涙のエール続々
  2. 高嶋ちさ子、ダウン症の姉とさだまさしのコンサートへ 笑顔あふれる3ショットに「姉妹で素敵」「癒やされました」の声
  3. 「キレッキレ!」「何回見ても笑えるwww」 白柴犬の激しすぎる後ろ足の動きに国内外から大反響
  4. 45キロ減のゆりやんレトリィバァ、劇的変化の“割れたおなか”に驚きの声 「努力の賜物」「昔を思い出せない」
  5. 46歳と18歳の内田有紀、“2人そろって”『STORY』表紙へ 「自分の妹と撮影しているみたい」
  6. ダレノガレ明美、“痩せすぎ”指摘する声に「体絞っていました」 現在は4キロの増量 「ご安心ください」
  7. 渡辺美奈代、公開した自宅リビングが広すぎて“お姫様のお部屋” ゴージャスな部屋へファン「センスまで抜群」
  8. アイドルが「虚偽の発言」「繋がり行為」など複数の違反行為 ファンのため“卒業”を提案するもブロック→解雇へ
  9. 「美男美女の一言」「これぞベストカップル」 高橋英樹&小林亜紀子、“48年前の夫婦ショット”が絵になりすぎる
  10. ゴマキの弟・後藤祐樹、服役中に死去した“母との約束” 「1000万円企画」朝倉未来の計らいで首のタトゥー除去

先月の総合アクセスTOP10

  1. 池田エライザ、 “お腹が出ている”体形を指摘する声へ「気にしていません」 1年前には体重58キロ公表も
  2. 「前歯を取られ歯茎を削られ」 広田レオナ、19歳デビュー作で“整形手術”を強制された恐怖体験
  3. ゴマキの弟・後藤祐樹、朝倉未来とのストリートファイトで45秒負け 左目腫らした姿を自ら公開し「もっと立って闘いたかった」
  4. 清原和博の元妻・亜希、16歳次男のレアショットを公開し反響 「スタイル抜群」「さすがモデルの遺伝子」
  5. 小林麻耶、おいっ子・めいっ子とのハロウィーン3ショットに反響 元気な姿に安堵の声が続々「幸せそうでなにより!」
  6. カエルに普段の50倍のエサをあげた結果…… 100点満点のリアクションに「想像以上で笑った」「癒やされました」
  7. 「左手は…どこ?」「片腕が消えてる」 中川翔子、謎が深まる“心霊疑惑”ショットにファン騒然
  8. 「家ではまともに歩けてない」 広田レオナ、左股関節に原因不明の“炎症” 夫から「凄い老けたと言われてます」
  9. 小林麻耶、髪ばっさりショートボブに「とても軽いです!」 ファンも反応「似合います」「気分も変わりますよね!」
  10. キンタロー。浅田舞の社交ダンス挑戦を受け体格差に驚がく 「手足が長い!!」「神様のイタズラがすぎるぞ!!」