カップヌードルやチキンラーメンも作れる カップヌードルミュージアムに行ってきた見てよし食べてよし! とことんリポート(1/4 ページ)

自分だけのカップヌードル作りにチキンラーメン手作り体験、インスタントラーメンの歴史が分かる展示、チキンラーメンが生まれた研究小屋の再現――見どころ満載の体験型施設「カップヌードルミュージアム」を堪能してきた。

» 2012年03月30日 11時00分 公開
[鉢須祐子,ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 全世界で、1年間に約1000億食が食べられていると言われているインスタントラーメン。日本が誕生の地であることをご存知だろうか。日清食品の創業者、安藤百福氏により発明された「チキンラーメン」こそ、世界初のインスタントラーメンなのである。

 安藤氏が生涯をかけて追求したインスタントラーメンの歴史を楽しく学びながら、オリジナルのカップヌードルやチキンラーメンを作ることもできる体験型施設「カップヌードルミュージアム」が今、横浜みなとみらい(神奈川県横浜市)の人気スポットになっている。筆者も実際に足を運んでみた。

画像 ワールドポーターズの隣、海に面した四角い建物

 入り口から入ると、正面にショップがある。ここでしか買うことのできないオリジナルグッズや、全国のご当地カップ麺などを購入できる。やはり人気なのはチキンラーメンのキャラクター、ひよこちゃんのグッズ。キーホルダーから文房具、お弁当箱や入浴剤など、種類が豊富でとにかくかわいい。また、インスタントラーメン好きにはたまらない、カップヌードルの紙製カップを漆で加工した漆塗り紙器も販売されている。お湯の分量が分かる線もちゃんと入っており、リフィルタイプの麺を食べるときに便利そうだ。もちろん、洗って繰り返し使うことができる。


画像 たくさんの買い物客で常ににぎわっていた
画像 どん兵衛には、東日本バージョンと西日本バーションがある。フタをめくる時に触れる部分に描かれている日清食品のロゴ横に「E」と書かれていたら東日本、「W」と書かれていたら西日本バージョンだ


画像 ひよこちゃんキーホルダー。「買ってほしいな」と言われているようなこの視線にやられた
画像 佐藤オオキ氏によるデザイン。隠れた人気商品


画像 この開放感!

 入館料は大人500円、高校生以下は無料だ。受付でチケットを購入したら、2階にある入館ゲートへ向かおう。受付の左手には、2階に続く大きな階段がある。5階までの吹き抜けとなっており、とても開放的な空間。外国の美術館さながらのデザインである。

 2階に到着するとまず正面に現れるのが、インスタントラーメンヒストリーキューブ。ここではインスタントラーメンのラインアップが時系列で展示されている。その数3000点以上。1958年、世界で初めてのインスタントラーメンとして登場したチキンラーメンからスタートし、1971年にはカップヌードルが登場。その後、特に生タイプ麺が登場した2000年前後からは数・種類ともに爆発的に増え、現在に至る。日清食品だけでも年間約300種類の新商品が発売されているというから驚きだ。インスタントラーメンの歴史を実物パッケージでとらえることができ、懐かしい商品の前では当時の話題で盛り上がり、初めて見る商品の前ではその味を思い浮かべて食欲をそそられる。インスタントラーメンの変遷を目で味わうことができる。

 安藤百福氏の生涯をCGアニメーションで紹介している「百福シアター」には、次々とお客さんが吸い込まれていた。シアター内部はイメージカラーでもある白と赤で統一されており、とてもおしゃれだ。上映時間は14分。シアター外のモニターで短縮版を鑑賞することもできる。


画像 赤い入り口の先には大量のインスタントラーメンが
画像 世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」からヒストリースタート! 今も変わらず愛されているなんてすごい



画像 1971年に初登場した「カップヌードル」
画像 2000年に入ると数・種類が急増。圧巻です



画像 「そうそう、あったねコレ!」「やっぱりあの味が好き」という言葉が飛び交う
画像 シアター


       1|2|3|4 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2503/10/news085.jpg 夫に「ゴミ買ったの?」と言われたハギレを並べて縫っていくと…… とんでもない完成品に「ワクワクしかない」「かわいすぎる!」
  2. /nl/articles/2503/10/news122.jpg 【べらぼう】“最後”のシーンに「最終回かと」「神回」 27歳俳優が「あんなに演技上手かったんだ……」と話題
  3. /nl/articles/2503/10/news100.jpg 新山千春の娘・もあ、高校卒業後は海外へ「ダンサーの夢に向かって」 高校最後の弁当も公開
  4. /nl/articles/2503/09/news003.jpg 「恩師ビックリするやろなぁ」 中学3年で付き合い始めた“同級生カップル”が10年後…… まさかの現在に反響
  5. /nl/articles/2503/09/news010.jpg ダイソーのセルフレジが「身に覚えのない商品」を認識→“まさかの正体”に大仰天 「そんなことあるんですね」
  6. /nl/articles/2503/08/news043.jpg グッズを高額転売された人気VTuber→「強すぎる」まさかの対処法が「天才か?」「めっちゃいい案」と560万表示
  7. /nl/articles/2503/10/news107.jpg 「お前はーーーッ!!」 マクドナルド、謎のキャラクターを“ドアップ”でネタバラシ→分かる人には分かる“顔”に「おかえりなさい!」
  8. /nl/articles/2503/10/news098.jpg 『ちいかわ』にミスド登場!? エンゼルクリーム売上好調か 「かなり売れてた」「みんな買っている」
  9. /nl/articles/2503/03/news065.jpg 【べらぼう】“問題のシーン”、「子供に見せられない」 身体張った27歳俳優へ「演技やばくない?」
  10. /nl/articles/2503/10/news034.jpg ウサギの帽子をかぶった赤ちゃんが5年後…… 同じ帽子で撮影した“現在の姿”に反響「成長って凄いですね!」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 【べらぼう】“問題のシーン”、「子供に見せられない」 身体張った27歳俳優へ「演技やばくない?」
  2. 40代女性、デートに行くため“本気でメイク”したら…… 別人級の仕上がりに「すごいな」「めっちゃ乙女感出てる」
  3. 30年以上前の製品がかっこいい ソニーの小型ラジオのデザインが「すごい好き」「いまでも通用しそう」
  4. 幼くてかわいらしい兄妹が4年後…… 同じポーズで撮影した“現在の姿”に「これはあかん」「よすぎて声出ました」
  5. 「早く買えば良かった」 無印の1490円“本格せいろ”が690万表示の反響 「ほぼ毎日使ってる」「まっっじでいい」と感動の声
  6. ごはん炊き忘れた父「いいこと閃いた!」→完成した弁当に爆笑「アンタすげぇよ!」 息子「意味ねぇことすんなよ」
  7. 使わなくなった折りたたみ傘→切って縫うだけで…… 驚きのアイテムに変身「こうすればよかったのか!」「見事」【海外】
  8. 高3女子「進学を機にイメチェンしたい」→美容師に依頼すると…… 仕上がりが「すげえええ」「鳥肌立ちました」と1000万再生
  9. とんでもない量の糸をくれた先輩→ママがお返しに作ったのは…… 完成した“かわいいアイテム”に「絶対喜ばれるやつ!」
  10. 「洗濯機が壊れた!」→修理を頼む前によくよく調べてみると…… 「えぇ〜」“まさかの原因”が200万表示「何度もやりました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 最初に軽く結ぶだけで…… 2000万再生された“マフラーの巻き方”に反響「これは使える」「素晴らしいアイデア」【海外】
  2. コメダ珈琲店で朝、ミックスサンドとコーヒーを頼んだら…… “とんでもない事態”に爆笑「恐るべし」「コントみたい」
  3. パパに抱っこされる娘、13年後の成人式に同じ場所とポーズで再現したら…… 「お父さん若返った?笑」「時止まってる」2人の姿に驚き
  4. 和菓子屋で、バイトの子に難題“はさみ菊”を切らせてみたら……「将来有望」と大反響 その後どうなった?現在を聞いた
  5. 古いバスタオルをザクザク切って縫い付けると…… 目からウロコの再利用に「すてきなアイデア」【海外】
  6. 「14歳でレコ大受賞」 人気アイドルがセクシー女優に転身した理由明かす 家族、メンバー、ファンの“意外な反応”
  7. 希少性ガンで闘病中だったアイドル、死去 「言葉も発せないほどの痛み」母親が闘病生活を明かす
  8. “きれいな少年”が大人になったら→「なんでそうなったw」姿に驚がく 「イケメンの無駄遣い」「どっちも好きです!笑」
  9. ドブで捕獲したザリガニを“清らかな天然水”で2週間育てたら…… 「こりゃすごい」興味深い結末が195万再生「初めて見た」
  10. 芸能界引退した「ショムニ」主演の江角マキコ、58歳の近影にネット衝撃「エグすぎた」 突然顔出しした娘とのやりとりも話題に