敵の敵は味方――「キライなもの」でつながるFacebookアプリが賛否両論
「enemy graph」というFacebookアプリがリリースされ、話題となっている。これ、みなさんはアリだと思いますか?
» 2012年04月02日 14時56分 公開
[ITmedia]
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「enemy graph」というFacebookアプリが海外で話題になっている。ヒト、モノ、場所、企業、コンテンツ、アプリなどなど、自分のキライなものを登録しておくと、同じくそれを嫌っている人とつながり合うことができる。まさに「敵の敵は味方」を体現するアプリだ。
登録できるのは「フレンド」「ページ」「グループ」の3種類。と言っても、今や大抵のものはページが作成されているので、実質ほぼ何でも登録することが可能だ。登録した後は、どれくらいキライかを5段階で評価したり、特にキライなものは「宿敵」に設定したりもできる。
現在、「Top Enemy」にランキングされているのは、歌手のジャスティン・ビーバー。他にも日本人に馴染みが深いものだと、インターネットエクスプローラーやApple、マクドナルドなどが上位にランクインしている。
開発したのは、テキサス大学のDean Terry准教授。Facebookには「いいね!」ボタンはあるがその逆はない。好きなものでつながるだけでなく、嫌いなものでつながるコミュニケーションが許容されてもいい――というのがアプリを開発した動機だという。
とは言えDean氏は、「おそらくFacebookはこのアプリを取り下げようとするだろう」と予測。Facebookユーザーからも現在、賛否様々な意見が寄せられているようだ。
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