“きょとん”としないで聞いてね? 記者の前に立ちはだかる「左右」の壁ねとらぼ知ったかぶりβ版(4/14〜4/20)

ねとらぼの人気記事をランキングでお届けする「ねとらぼ知ったかぶり」。後半は記者が抱える、あるコンプレックスのお話。

» 2012年04月20日 15時55分 公開
[宮本真希,ITmedia]

 ねとらぼの人気記事をランキングでお届けする「ねとらぼ知ったかぶり」。いや〜ネコ記事が強い。トップ10に4本も入っちゃった。このままでは、ねとらぼがねこらぼに乗っ取られる日も近かったりして……。個人的には国内過去最大規模のビールの祭典「スーパーオクトーバーフェスト」が非常に気になっている。

 話は変わって、ところで皆さん「左右盲」という言葉をご存知だろうか。記者はある時ネットでこの言葉を知った。はてなキーワードの説明には「右と左の区別が咄嗟にはつかないこと、またはそのような人の自称」「ただの俗語であり、このような病名や学術用語が実際にあるわけではない。左右の存在をそもそも全く判断できない病気のことを指すわけではなく、おおむね、そういった人を揶揄する意図もない」などと書かれている。

 「左右盲」という俗語をググると、関連するさまざまな書き込みが出てくる。そして思った。これってもしかしてわたしのことじゃん、と。例えば記者は「右に曲がって」などと誰かに言われると、「右は箸を持つ手の方だからこっちだな」などと頭で整理してから曲がる方向を判断している。「『右』『左』という言葉と実際の方向を結びつけるのに時間がかかる」――はてなキーワードの説明がまさに当てはまるのだ。

 とはいっても左右の判断にかかる時間はそれほど長いわけではなく、焦らなければ間違えることもないのだが、上下を感覚的に捉えられるのと比べれば、左右に関してはどうしても“スムーズ”ではないという自覚がある。ネットには「感覚的に言えばエレベーターとエスカレーターの区別が付かなくなる左右版」という書き込みがあったが、確かにそんな感じかもしれない。

 だからか昔から旗揚げゲームは苦手だ。「右上げて。左上げないで右下げる!」とか言われたら誰よりも混乱する自信がある。「C」っぽいマークが並ぶ視力検査は「どちらが開いてますか?」と聞かれるのが非常にまどろっこしく、できるものならジェスチャーで答えたい。そういえば自動車の運転免許試験を受けた時は「焦るな、集中しろ! 冷静にしていれば間違えないぞ」と自分に言い聞かせていたなあ……(そして無事免許はゲットした)。

 こうしていつの頃からか左右の判断に苦手意識がついてしまった記者。自分の体験を他人に話すと同意を得られるケースはほとんどなく、たいてい“きょとん”とされてきた。大人になってから自分が少数派であると気づき、左右盲という俗語まであると知ったときの衝撃と言ったら……こちらが“きょとん”としたいくらいなのだが。一体どうしてこうなったのか思い当たるフシはなく、自分でも謎のままである。

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