合言葉は「おっぱい大好き!」――96人の型取りアートで訴える
5月25日より、96人のおっぱいを型取りしたものにアートをほどこした展示が表参道で開催中。
アメリカ・カリフォルニア州を本拠地に、世界で乳がん早期発見のための啓発を呼びかけているNPO法人「The Keep Breast Foundation」では、特に乳がんに対する関心が低い20代、30代の若い世代に向けてファッションやアート、音楽を通じて訴えかける活動を行っている。
その1つが、このブレスト・キャスト・アート。石膏で胸の型を取り、その上にアートを行うというものなのだが、海外ではミュージシャンのケイティ・ペリーやピンクなどの著名人が参加している。
今回この団体の日本支部である「Keep A Breast Japan」の設立にあたり、「To Keep A Breast TOKYO LOVE SHOW」という展示を日本でも開催。そこで、ベースとなる胸部の型取りをオリンピック出場が決まった水泳の北島康介選手や柔道家の野村忠宏さん、モデルの浦浜アリサさん、お笑いコンビ「フォーリンラブ」のバービーさん、俳優のケイン・コスギさんらが提供した。そこにデザインを行ったのが、画家としても活躍するお笑い芸人のジミー大西さんやフラワー・アーティストのニコライ・バーグマンさんなど、国内外から才能あふれるアーティストたち。
会場には、ただペイントするだけでなく、立体物を付けたり、空洞部分に心臓を付けたものなど、個性的な作品群が展示されている。
今回展示されているブレスト・キャスト・アートは、公式サイト上で販売されている。価格は500ドルから2500ドル。
また、展示会場では「I love Boobies!(おっぱい大好き!)」を合言葉に展開したアイテムも販売中。これならば、「おっぱい星人」を自称する人も堂々と身につけられるのでは?
展示は5月31日まで、表参道ヒルズにて開催中。
- 期間:5月25日(金)〜31日(木)
- 場所:表参道ヒルズ本館 吹抜け大階段
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