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» 2012年06月04日 16時46分 公開

実は超使えるレシピ検索や裏技 Googleで検索のあれこれを聞いてきた (2/2)

[池田園子,ITmedia]
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意外と知られていないレシピ検索の便利さ

 さて、レシピを検索するとき、皆さんはどうしているだろうか。レシピサイトへ行って検索する人も多いだろう。それもいいけれど、Googleで直接レシピを検索してみてほしい。例えば「肉じゃが」と入力してみると、左側のバーに「材料」「調理時間指定」「カロリー指定」が出てくる。材料のにんじんに「無」のチェックを入れると、ニンジン抜きの肉じゃがレシピが出てくる。時短を意識したければ、調理時間を「15分未満」にチェックを入れると、15分以内に作れる肉じゃが裏技レシピが出てくるだろう。これはスゴいとかなり感動してしまった。みんな知ってたって? 筆者はまったく気付くことなくスルーしていた。今日からかなり得する気分! 「残念ながら実は意外と知られていないんです。女性の方に使っていただいたら、かなり便利だと思います(笑)」とGoogleのソフトウェアエンジニア、大倉務氏。

 トリビア的な話だが、このレシピ検索の仕組みは、男子エンジニアのみで作られたという。なんときめ細やかな配慮がなされているんだろうか。Googleのエンジニア男子、女子力高すぎるぞ!

左からシニアエンジニアリングマネジャー賀沢秀人氏、ソフトウェアエンジニア大倉務氏、広報部長の舟橋義人氏

仕掛けは偶然発見してほしい

 Google検索には面白い裏技的な仕掛けがいくつかある。例えば「do a barrel roll」(barrel roll=航空機が進行方向を変えずに横に1回転する)と入力すると、画面がぐるりんとダイナミックに回転する。同様に「tilt」(傾き)と入力すると、画面が斜めになる。それぞれのワードの意味が検索画面にまで反映されている。

 こういった仕掛けは誰が考えるのだろうか。広報部マネジャーの富永紗くら氏によると、「遊び心から自然と発生しているものですね」とのこと。特に意識して会議などで話し合われて作るものではなく、日常の会話から「やってみない?」となるという。皆の持っているアイデアが、面白い形になる。「ユーザーが偶然発見してニヤリとしてほしい」のだとか。だからこそ、あえてGoogleからは「こんな仕掛けがあります」なんて伝えない。あくまでも「見つけてね」というスタンスなのだ。

「ウインナーコーヒー」の検索結果が変な理由

 かねて気になっていた「ウインナーコーヒー」の画像検索結果についても聞いてみた。皆も入力してみてほしい。コーヒーにウインナーが入った画像が上から2段目までに7つも表示され、思わず「それじゃないだろ(笑)」と笑ってしまう。

何かが違う「ウインナーコーヒー」の検索結果

 これは画像のファイル名や、画像の含まれたページに埋め込まれているキーワードから判断して、検索結果を表示しているためだ。ウインナーコーヒーに関しては、ページ内に「ウインナー」「ウインナーコーヒー」というキーワードが多用されていたり、画像の名称自体が「ウインナー」「ウインナーコーヒー」だったりするのだろうということだ。

 Googleが力を入れている「変わり種ロゴ」(記念日ロゴ)についても尋ねてみたところ、基本的には世界中の検索チームが担当しているという。お決まり行事のロゴは毎年変更を加えていて、世界共通のロゴ以外に、日本の「子どもの日」など国独自のロゴは各国で作るそうだ。ちなみに南アメリカ各国の独立記念日用のロゴは、実はデザインはすべて同じで国名だけ違うという。Googleの持つ遊び心は世界共通なんだなと認識した。

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