歯が折れるくらい堅い? ウワサの「堅パン」食べてみた

乾パンじゃなくて堅パン(かたぱん)。福岡の人は知ってるかも?

» 2012年06月14日 21時06分 公開
[ねとらぼ]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 突然ですが、「堅パン(かたぱん)」って知ってますか?

 僕も知人から教えてもらったのですが、名前のとおり、乾パンよりもさらに堅いパンで、とにかく「歯が折れそうなくらい堅い」のだとか。教えてくれた知人は「石をかじってるみたい」と言ってましたが、それもう食べ物じゃないだろ!

 とは言え調べてみると確かに「ものすごく堅い」という声はちらほら。そんなに言われると逆に食べてみたくなってくるじゃないですか! 見たらAmazonでも買えるみたいなので、さっそく取り寄せてみました。

画像画像 パッケージはこんな感じ。シンプルです

 届いたのは、スピナの「くろがね堅パン 5枚入り」。北九州市の名物で、福岡県民の間では比較的メジャーな食べ物らしいです。ちなみにAmazonでは200円(送料別)でした。

 パッケージは白とオレンジの袋に「くろがね堅パン」と描かれているだけのシンプルなもの。「健康はアゴから」のキャッチコピーが、遠回しに堅さをアピールしていてイイですね。側面を見ると「たいへん堅い商品ですので、歯の弱い方はご注意ください」との注意書きも。

画像画像 お皿に出したところ、すでに何枚か割れてました。あれ、意外に堅くないのか? と思ったら……

 さて、気になる味と堅さはどうなのか。さっそく開封し、1枚かじってみると……。

 ――堅っっっ!

 なにこれホントに堅い! 前歯ではまったく歯が立たず、奥歯で思いっきりかじってようやく「バキッ!」。とても食べ物を割った音とは思えん……。

画像画像 ためしに編集長に食べさせたらこんな感じになりました。「かてえええええ!」(編集長)

 とは言え、小さくしてしまえばなんとか食べられるレベル。奥歯でガジガジとかじっていると、素朴な甘さがじゅわーっと口の中に広がってきた。ちょっとパサパサするけど、乾パンよりも甘く、よりお菓子っぽい味です。

 なんでも地元では、子供のアゴを鍛えるために食べさせる家庭も多いのだとか。乾パンと同じく保存にも適しているので、災害に備えての非常食にもオススメだそうです。

 大正末期、八幡製鉄所の従業員用カロリー補給食として開発されたのが発祥という「くろがね堅パン」。この堅さ、一度味わってみる価値アリです!

関連キーワード

福岡 | おやつ/お菓子 | 健康 | 家庭


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2411/22/news018.jpg 猫だと思って保護→2年後…… すっかり“別の生き物”に成長した元ボス猫に「フォルムが本当に可愛い」「抱きしめたい」
  2. /nl/articles/2411/22/news184.jpg 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  3. /nl/articles/2411/21/news027.jpg 大きくなったらかっこいいシェパードになると思っていたら…… 予想を上回るビフォーアフターに大反響!→さらに1年半後の今は? 飼い主に聞いた
  4. /nl/articles/2411/23/news025.jpg 「大企業の本気を見た」 明治のアイスにSNSで“改善点”指摘→8カ月後まさかの展開に “神対応”の理由を聞いた
  5. /nl/articles/2411/13/news176.jpg 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. /nl/articles/2411/05/news138.jpg 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  7. /nl/articles/2411/22/news205.jpg 松田翔太、憧れ続けた“希少な英国製スポーツカー”をついに入手「14歳の僕に見せてあげたい」 過去にはフェラーリやマクラーレンも
  8. /nl/articles/2411/22/news047.jpg 「行きたすぎる」 入場無料の博物館、“宝石展を超えた宝石展”だと40万表示の反響 「寝れなくなっちゃった」【英】
  9. /nl/articles/2411/23/news031.jpg スーパーで売っていた半額のひん死カニを水槽に入れて半年後…… 愛情を感じる結末に「不覚にも泣いてしまいました」
  10. /nl/articles/2411/22/news051.jpg 自動応答だと思って公式LINEに長文を送ったら…… 恥ずかしすぎる内容と公式からの手動返信に爆笑 その後について聞いてみた
先週の総合アクセスTOP10
  1. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  2. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  4. まるで星空……!! ダイソーの糸を組み合わせ、ひたすら編む→完成したウットリするほど美しい模様に「キュンキュンきます」「夜雪にも見える」
  5. 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  6. 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
  9. ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
  10. 中央道から「宇宙戦艦ヤマト」が見える! 驚きの写真がSNSで注目集める 「結構でかい」「どう見てもヤマト」 撮影者の心境を聞いた
先月の総合アクセスTOP10
  1. 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
  2. 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
  3. フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
  4. 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
  7. 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
  8. ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
  9. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  10. 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた