ニュース
» 2012年08月24日 16時13分 公開

「ゲームを作るのに、ゲームなんかやらなくていい」――「もしドラ」作者、ゲーム業界にアドバイス (3/5 ページ)

[池谷勇人,ITmedia]

開発者はもっとサルになれ

 では、そんなミリオンセラー作家の目に、今のゲーム開発はどう映っているのか。「今日はぜひ話したいことがあったんです」と前置きしたのち、「結局みなさん、本当にヒット作を作りたいと思ってますか? 例えば100万本売れるゲームを、自分が手がけてみたいと思っていますか?」といきなり開発者たちに問いかける岩崎氏。なんとなく、会場の空気が一瞬ピリッとしたような気がした。

画像 以前は「パチンコ中毒だった」と言うだけあって、パチンコになぜハマるのか、という説明には妙な生々しさがあった

 岩崎氏の主張はこうだ。100万本売れるゲームとは「ゲーマーをサルにさせるもの」である。そしてそれを作るには、まず開発者自身が一度サルになる経験をしないといけない。

「でも、僕からすると、みんなどこかで冷めてしまってる。サルになった経験がないんじゃないかって疑ってしまう」(岩崎氏)

 例えば麻雀を36時間ぶっ続けでやってみる。パチンコで5万円すって、泣きながらATMにお金をおろしにいって、そのお金でまたパチンコを打つ。そういう「やめたいんだけどやめられない状態」を自分で味わってみないと、サルになるとはどういうことか分からない。逆に言えば、それさえ分かってしまえば、あとはその状態を「何も知らないガキどもに味わわせて」やれば、必ずや「刺さる」ものは作れるという。

 「これは確か宮本茂さんの受け売りですが、ゲームのバイラル(口コミ)でもっとも重要なのは、『やってるやつが楽しそうかどうか』なんです。AKB48もそうで、結局歌がうまいとか、女の子の顔がかわいいとかは重要ではない。アイドルオタクたちが、あまりにも楽しそうに話してる、つまりサルになっている、その姿が興味を抱かせるんです」(岩崎氏)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10

先週の総合アクセスTOP10

先月の総合アクセスTOP10

  1. 田中将大、石川佳純ら卓球女子との集合ショットに反響 「夢の共演」「どちらから声を掛けたのか気になる」
  2. 田中将大の五輪オフショット集、最後は柔道・阿部詩との2ショットでシメ! “モテ男”の期待裏切らず「美女好きですね〜」
  3. 「マジで恥ずかしいです」 中川翔子、数年ぶりの“水着披露”に恥じらいつつもマネジャー大絶賛「スタイルめっちゃいいすね!」
  4. 里田まい、楽天ユニフォーム姿の長男に「違う、そうじゃない」 父・田中将大選手そっちのけの推し愛にツッコミの嵐
  5. 野々村真、動画で退院を報告 やつれた姿に衝撃広まる「コロナがより怖くなった」「ガリガリで衝撃を受けたわ」
  6. 「薬を問われ、アル中だと言われ」 西山茉希、“うわさ”ささやかれる痩せ体形に「懸命なもんでご了承願います」
  7. 柴犬「メシ、よこさんかーい!!(激怒)」 ごはんを忘れた飼い主に皿をぶん投げる柴犬、荒ぶる姿に「爆笑した」
  8. レイザーラモンRG、コロナ療養で“10キロ減”を告白 「顔が変わっちゃいました」とやつれた姿で復帰報告
  9. 海外記者「最高のコンビニアイスを発見した」 森永チョコモナカジャンボ、ついに世界に見つかってしまう
  10. 「ついついキレイな部分ばかり載せたくなりますが」 小倉優子が公開したインスタの“現実”に「勝手に親近感が」「共感しかない」