ニュース
» 2012年08月24日 22時59分 公開

CESAがGIGAZINEに警告 CEDEC取材ルール守らず

取材規定で禁止されている「全文起こし」に、関係者から非難が集まっている。

[ITmedia]

 ニュースサイト「GIGAZINE」が掲載した「CEDEC 2012」の取材記事について、参加者やメディア関係者からの批判が集まっている。一般社団法人コンピュータエンタテインメント協会(CESA)は8月24日、CEDEC 2012公式サイト上にて「一部メディアにおけるCEDEC取材規程違反の報道記事について」とのお知らせを掲載した。

画像 一部メディアにおけるCEDEC取材規程違反の報道記事について

 問題視されているのは、GIGAZINEの記事がほぼ、講演内容の「全文起こし」であるという点。CEDECでは取材規定として「全文起こし」と「タイトルページ以外のスライドの掲載(こちらは講演者の許諾を得れば可)」を禁止しており、GIGAZINEの記事はそのどちらにも違反しているということになる。

 上記お知らせ内には「記事の修正または削除の対応を要請しております」とあるが、8月24日午後10時時点、GIGAZINE側に修正や削除に応じる様子は見られていない。ちなみにCEDEC事務局に問い合わせたところ、少なくとも昨日(23日)の時点ですでに修正・削除要請済みとのこと。GIGAZINEでは24日以降も同様の「全文起こし」記事を掲載し続けており、意図的に要請を無視しているものと思われる。

画像 Togetterにまとめられた「全文起こしの件に関しまして」

 関係者からの非難も多く、Togetterにはまとめも作られた。全文起こし自体の是非はともかく、少なくとも「取材ルールには従うべき」、「これを認めてしまうとCEDEC自体の価値を損なう」など、Twitterでは否定派が大半。また、そもそもCEDEC自体が有料のカンファレンスであり、それを全文起こしという形で掲載してしまうのは「ビデオカメラ持ち込んで撮って公開するのとあまりかわらん」という意見もある。

 講演者の1人でもあるジャーナリストの新清士氏(@kiyoshi_shin)はTwitterで、「典型的なフリーライダーのケース」とGIGAZINEを非難する一方、「CEDEC事務局はこのまま放置しておくの? 私は講演をする側になることもあるけど、同じことをやられることを認める前提なら、取材が入る事を拒否します」と、事務局の対応の甘さにもチクリと言及している。

8月27日午後1時追記

CEDEC事務局からは当初、8月23日の時点で要請中と聞いていましたが、正確には「8月23日時点では運営委員会内で要請内容について協議中」で、実際に内容の修正・削除を要請したのは8月24日になってからとのこと。とは言え、いずれにしてもGIGAZINE側に要請に応じる姿勢は見られず、8月24日以降も同様の「全文起こし」型のリポートを新たに掲載し続けています。


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10

  1. /nl/articles/2104/19/news022.jpg ハムスター「あっ……」 食べているキャベツがどこかに飛んでしまった瞬間の“ぼうぜんとした顔”がいとおしい
  2. /nl/articles/2104/18/news019.jpg 武田真治、世界限定500台の愛車「ダッジチャレンジャー MOPAR10」を初公開 “ゴジラ怪獣”仕様のテールランプに「後ろ姿カッコいい」とご満悦
  3. /nl/articles/2104/18/news032.jpg 納豆に付いてるあの「からし(2g)」がリュックに! ユニークな手作りキッズリュックがニヤけるかわいさ
  4. /nl/articles/2104/19/news016.jpg 「下手ですいません」はNG 自分を安く見せる“自虐”がなぜダメか解説する漫画
  5. /nl/articles/2104/18/news003.jpg ごみ袋から保護された瀕死の子猫たち 新しいおうちで幸せになるまでを描いた漫画が切なくもあたたかい
  6. /nl/articles/2104/17/news044.jpg 夜泣きに悩む母が、赤ちゃんと街をさまよっていると…… 謎の「よなきごや」に救われる漫画があたたかい
  7. /nl/articles/2104/18/news007.jpg 「生後8カ月でこの大きさ!?」「おっきい猫ちゃん最高ですね」 デカモフに成長した子猫のビフォーアフターに称賛集まる
  8. /nl/articles/2104/19/news018.jpg “ぬるま湯”で保守的な職場に嫌気が差して…… 退職を伝えて初めて聞いた“ムカつく上司”の本音、実体験を描いた漫画が話題に
  9. /nl/articles/2104/18/news023.jpg サンシャイン池崎、「エヴァQ」3分解説が空前絶後の分かりやすさ “碇シンジ=小島よしお”の謎設定が天才的
  10. /nl/articles/2104/19/news070.jpg 狂気の動画「海原雄山登場シーンまとめ」(2時間)を『美味しんぼ』公式YouTubeが公開 なんちゅうもんを見せてくれたんや…