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» 2012年09月01日 15時15分 公開

アニメ「ココロコネクト」が炎上 悪趣味すぎるドッキリ企画に「いじめ・パワハラ」の声

eufonius・菊地創さんの不用意発言から飛び火し、ついにはアニメ自体まで炎上する事態に。

[ITmedia]
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 放送中のアニメ「ココロコネクト」が炎上している。もともとは主題歌を手がけるeufonius・菊地創さんの不用意発言がきっかけだったが、ついには作品自体にも飛び火。炎上の経緯をまとめたwikiも作られ、ニコニコ動画で配信中の最新話には「いじめアニメ」「スタッフははやく謝罪しろ」といったコメントが書き込まれた。また騒動の余波を受けてか、HiBiKi Radio Stationは8月31日、「ココロコネクト 文研新聞 〜ラジオ版〜」の配信を諸事情により停止すると発表した。



 そもそものきっかけは、eufonius・菊地さんの不用意発言だ。菊地さんは少し前に、歌手の桃井はるこさんの「わたしの夢は自分が作った曲がカラオケに入ることだった。」というつぶやきに対し「しょうもない」などと絡み、のちに謝罪するという騒動を起こしていた。また、この件が話題になると「最近バカ多過ぎて笑えるよね〜っ♪」「日本の作曲家100人がかりで攻めてこられてもデコピン一発で弾き返せるくらいeufoniusはオンリーワン♪」といった過去の「菊地語録」が次々と掘り起こされ、Togetterにもまとめられるなど、ちょっとした祭り状態に。やがてネット民の感心は菊地さんだけでなく、菊地さんが主題歌を手がけた「ココロコネクト」にも向かうようになっていった。


 一方、「ココロコネクト」側で問題視されているのが、同アニメの「宣伝部長」を決めるために行われた「ドッキリ企画」だ。声優の市来光弘さんに偽のオーディションを受けさせ、6月の先行上映イベントに市来さんを招くと、ステージ上で「実は声優ではなく宣伝部長のオーディションだった」とネタばらしをした。イベントの様子はUstreamにもアーカイブされており、現在も見ることができる(ドッキリ部分は1時間6分あたりから)。

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 動画を見るかぎり、市来さんは本当にドッキリの内容について知らされていなかったように見える。何も知らずにオーディションを受けている様子がスクリーンに映し出されると、突然の出来事に困惑する市来さんをよそに、関係者たちは爆笑。来場客や関係者の前で笑い者にされた市来さんに、アニメファンや同じ声優仲間からは同情が集まった。また、関係者の「よかれと思ってやった」「オーディションのときさー笑わないようにするの大変でしたよ」といった発言も炎上にさらなる油を注いだ。

 現在、関係者はこの件についてコメントしておらず、どういった意図で行われた企画なのか、市来さんにどの程度企画内容を説明していたのかなどは不明。しかし、いずれにしても真剣にオーディションに挑む姿を笑うという企画自体、決して趣味のいいものとは言えないだろう。ネットでは「パワハラ(パワーハラスメント)同然」「まるでいじめ」といった指摘も見られ、アニメや原作そのものに罪はないとは言え、まだまだ炎上は収まる気配を見せていない。


9月2日午後3時追記

 9月2日、公式サイト内の「NEWS」ページにて、スタッフ一同名義で「多くの方に不快感や誤解を与える結果となってしまいました」との謝罪文が掲載された。(関連:「ココロコネクト」炎上に公式コメント 「恣意的な改ざん行為により、多くの方に誤解や混乱」


9月2日午後9時50分追記

 9月2日午後4時ごろ、市来光弘さんがブログで正式に「僕はあれをイジメやパワハラなどとは思っていません」とのコメントを掲載した。(関連:「ココロコネクト」炎上に市来光弘さんが正式コメント「僕はあれをイジメやパワハラなどとは思っていません」


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