たった5分で体のコリ解消! オフィスでできるヨガの先生直伝の簡単ストレッチ【正しい姿勢編】最近体がガチガチ、そんなときに……(3)

ゆがんだ姿勢は体に負担をかけるもの。立ったとき、座ったときの正しい姿勢をヨガの先生が教えます。

» 2012年09月07日 09時00分 公開
[岡徳之,ITmedia]

 ヨガインストラクターなつみ先生に、オフィスでできるストレッチを教えてもらう本連載。今回は少し趣向を変えて、気づかないうちに体に負担をかけるのを防ぐ、正しい姿勢を教えてもらいました。夏休みが明けて気持ちを新たにお仕事再スタートという読者の方もいらっしゃるのでは? 心も体もシャキッとしていきましょう。

立ったときの正しい姿勢。くるぶし・膝・股関節・肩・耳の5つが一直線になっている

 まずは立ったときの正しい姿勢から。立って横から見たときに、くるぶし・膝・股関節・肩・耳の5つが一直線になっているとき、姿勢がいいと言われるそうです。猫背になると肩が前に落ちてしまい、また(特に女性がヒールを履いているとき)背中が反ると腰が詰まり、腰に負担がかかってしまいます。

 続いて座ったときの正しい姿勢。デスクでパソコン作業をしていると、無意識のうちに猫背になってしまう方も少なくないのではないでしょうか? まず、椅子に深く座って骨盤を立てて上体を支えます。続いて骨盤の上に背骨を積み重ねるようなイメージで背骨をまっすぐに整えて座ります。ここで意識してしていただきたいのが、先ほどの「股関節(腰に手を当てた時に、小指の外側に触れるアーチのような部分:骨盤)と肩の位置を一直線」にすること。これで正しい姿勢の出来上がりです。


(画像02)左が悪い姿勢。気を抜くこうなっちゃいますよね……。右が正しい姿勢。人からの印象も大きく変わりそうです。肺を潰さずに座れるので、呼吸もスムーズに行えます

 正しい姿勢をキープするのが難しいという方は、腰を支えるのを椅子の背もたれにまかせてみましょう。また、デスクでパソコンを使う際には、肘おきやデスクに腕を置き、力を抜くと、肩に力が入らず、肩とあごの間のスペースを広く保つことができ、姿勢がとてもきれいに見えます。

左:肩とあごの間のスペースが狭まっている状態。肩に力が入っているのが分かります。右:肩とあごの間のスペースを広く保っている状態。肩や腕をリラックスさせることができ、見た目もきれいです

 続いて、座っているときの足の形に関するアドバイス。最近は、女性の間でスカートではなくパンツ派が増え、足をきれいに閉じなくてもよいシーンが増えてきました。しかし、男女問わず、足をでーんと開いているのはあまり見た目によろしくありません。そこで簡単なことではありますが、両足の膝をくっつけて座ってみましょう。ポイントは、両足太ももの内側に力を入れることです。足の内側の筋力をつけることで、骨盤の緩みを整え、股関節を正常な位置に保つことが期待できます。

 前回までに紹介したポーズも、今回紹介した姿勢を意識してやってみてください。普段の生活に正しい姿勢を取り入れて、自分をもっとかっこよくきれいに見せられると良いですね。

撮影協力:高田馬場10°CAFE

今回正しい姿勢を教えてくれたなつみ先生が、9月にヨガ教室を予定しています。こちらも併せてどうぞ。


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/01/news003.jpg パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  2. /nl/articles/2412/01/news031.jpg 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  3. /nl/articles/2412/03/news082.jpg 「ほ、本人……?」 日本に“寒い国”から飛行機到着→降りてきた“超人気者”に「そんなことあるw?」「衝撃の移動手段」の声
  4. /nl/articles/2412/03/news111.jpg 才賀紀左衛門、娘とのディズニーシー訪問に“見知らぬ女性の影” 同伴シーンに「家族を大切にしてくれない人とは仲良くできない」
  5. /nl/articles/2412/02/news009.jpg 【今日の難読漢字】「誰何」←何と読む?
  6. /nl/articles/2412/05/news006.jpg 「今やらないと春に大後悔します」 凶悪な雑草“チガヤ”の大繁殖を阻止する、知らないと困る対策法に注目が集まる
  7. /nl/articles/2412/03/news148.jpg 武豊騎手が2024年に「武豊駅に来た」→実は35年前「歴史に残る」“意外な繋がり”が…… 街を訪問し懐古
  8. /nl/articles/2412/03/news092.jpg 大谷翔平、“有名日本人シェフ”とのショット 上目遣いの愛犬デコピンも…… 「びっくりした!!」「嬉しすぎる」
  9. /nl/articles/2412/03/news055.jpg ハローマックのガチャに挑戦! →“とんでもない偏り”に同情の声 「かわいそう」「人の心とかないんか」
  10. /nl/articles/2412/03/news034.jpg 古着屋で“インパクト大”なブランケットをリメイクすると…… 劇的な仕上がりに386万再生「これはいいね、欲しい!」【海外】
先週の総合アクセスTOP10
  1. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  2. 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  3. 「中学生で妊娠」した“14歳の母”、「相手は逃げ腰」妊娠発覚からの経緯を赤裸々告白 母親の“意外な反応”も明かす
  4. 勇者一行が壊滅、1人残った僧侶の選択は……? 「ドラクエでのピンチ」描くイラストに共感「生還できると脳汁」
  5. 「笑い止まらん」 海外産アプリで表示された“まさかの日本語”に不意打ち受ける人続出 「何があったんだw」
  6. パパが好きすぎる元保護子猫、畑仕事中もくっついて離れない姿が「可愛すぎる」と反響 2年以上がたった現在は……飼い主に話を聞いた
  7. アグネス・チャン、米国の自宅が“度を超えた面積”すぎた……ゴルフ場内に立地&門から徒歩5分の豪邸にスタッフ困惑「入っていいのかな」
  8. 「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」
  9. 「車が憎い」 “科捜研”出演俳優、交通事故で死去 兄が悲痛のコメント「忘れないでください」
  10. PCで「Windowsキー+左右矢印キー」を押すと? アッと驚く隠れた便利機能に「スゲー便利」「知らなかった」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」