水槽の中にミクが! 八景島シーパラダイスの「39's CARAVAN」に行ってきたぞ(2/2 ページ)

» 2012年09月18日 19時00分 公開
[松岡洋,ITmedia]
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等身大ミクや巨大ねんどろいどに会う

 土日祝日はコスプレ参加もできるため、ちょっと撮影をお願いしてみた。

 今回最も注目されているのが、これまでのライブで使われていたディラッドスクリーンではない、別の映像投影による「HATSUNE Appearance」だ。映像関係者からの評判も高い。当日券も出ているが、確実に見たい場合は事前にチケットを予約しておこう(ただし前売り券が完売した場合は当日券は出ない)。

動画が取得できませんでした
公式チャンネルで公開されているANGEL-Project for HATSUNE Appearanceの投影試験映像
会場には等身大フィギュアも

 シーパラダイスには各所に巨大ねんどろいどや巨大グラフィグも展示されている。グラフィグはそれだけを撮影すると大きさの見当がつかないので、通りすがりの方にお願いして横に立っていただいた。

タコのアトラクションの柵にたこルカのイラストが

 Bay MarketにはVOCALOID関連グッズもたくさん用意されており、これまでのイベントで買い逃していた方にもおすすめだ。

 客船ターミナルには「39's GALLERY」と題してクリエイターによる作品が展示されているのでこれも押さえておこう。

 取材した16日にはVOCALOIDの声を提供した「中の人」の4人(MEIKO:拝郷メイコさん、初音ミク:藤田咲さん、鏡音リン・レン:下田麻美さん、巡音ルカ:浅川悠さん)が生放送を行い、めったに見られない共演を見ようと数百人が集まった。拝郷メイコさんは昼間行ったライブにたくさんの聴衆が集まった様子を「とても幸せな光景」と語っていた。

生放送に多数の人が集まった

 39's CARAVAN Presentsの参加にはチケットなども必要なため、公式サイトで事前に確認しておこう。

おまけ

タニタの活動量計「カロリズムで測定したところ、この日歩いた距離は9.47キロ。取材前日に下見をしており取材では無駄な動きをしていないため、初めて行った場合はこれより2キロほど増えることを付け加えておこう。


9月26日追記

 9月23日の八景島シーパラダイスの39' CARAVAN最終日に行ってきた。午後7時15分にHATSUNE Appearanceが最終回を迎えた。この日は終日雨模様となり、さながら八景島に別れを告げるミクさんの涙を思わせた。

 最終回は特別な演出が行われ、閉演後には床にさくらの花びらが降り積もった。

 福岡俊弘プロデューサー(アスキー)の話によれば、今回のHATSUNE Appearanceはまだプレビューと呼ぶ段階であり、今後さらに発展させていくとのことだ。ディラッドスクリーンに比べ、今回のスクリーンは大型化が容易なため、もっと大きなホールでの公演も視野に入れていると思われる。

 「39's CARAVAN」presentsイベントは全39件とのこと。みんなと大きなホールで鑑賞する日を心待ちにしよう。

(C)Crypton Future Media, Inc. www.crypton.net

著者紹介

松岡洋は日本のポップカルチャー情報を発信するONETOPI「日本のポップカルチャー」のキューレーター。1980年代に「月刊アスキー」に寄稿。海外で起きている日本ブームについて「なぜ日本に魅せられたのか」を調査し、ONETOPIで紹介している。


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