シャガールから草間彌生、初音ミクまで 森美術館で10周年記念「LOVE展」

ただでさえ天使のミクさんがシャガールと並んで森美術館の「LOVE展:アートにみる愛のかたち」に。

» 2013年01月09日 17時40分 公開
[ITmedia]

 森美術館(東京・六本木ヒルズ)で4月26日から9月1日にかけて、「LOVE展:アートにみる愛のかたち」が開催される。愛をテーマにした展示で初音ミクも登場する。

日本初公開となるフリーダ・カーロの「私の祖父母、両親そして私(家系図)」 1936年 油彩、テンペラ、ジンク板 30.7×34.5 cm ニューヨーク近代美術館蔵 Gift of Allan Roos, M.D., and B. Mathieu Roos. Acc. n.:277.1987.a-c (c) 2012. Digital image, The Museum of Modern Art, New York/Scala, Florence
草間彌生「水玉強迫」 2004年 インスタレーション(ミクストメディア) 撮影:中野正貴 展示風景:「クサマトリックス草間彌生展」、森美術館
《初音ミク》Illustration by KEI (c) Crypton Future Media, INC. www.piapro.net

 開館10周年記念となる同展は、人類の根源的なテーマ「愛」の姿をアート作品を通して探る内容。森美術館は2003年の開館記念に、「幸福」をテーマにした展示会「ハピネス:アートにみる幸福への鍵」を開催しており、今回は幸福に続く普遍的なテーマの「愛」に注目する。

 20世紀の巨匠であり、「愛の画家」と呼ばれるマルク・シャガールから、「愛はとこしえ」というメッセージをうたい続ける草間彌生、VOCALOIDの歌姫・初音ミクまで、多様なアーティストの新作を含む約100点が集結する。展示は「愛ってなに?」「恋するふたり」「愛を失うとき」「家族と愛」「広がる愛」の5つのセクション構成。

 開催時間は午前10時から午後10時まで(火曜日は午後5時まで。入館締切は閉館時間の30分前)。入館料は一般1500円、学生1000円、子ども500円で、東京シティビューへの入館料も含まれる。

LOVE展:アートにみる愛のかたち 出展作家

愛ってなに?

ギムソンホック「ラブ」 2005年 ステンレス・スチール、自動車用塗料 205×85×200cm Photo: the Artist & Kunsthalle, Wien

恋するふたり

オーギュスト・ロダン「接吻」 1882-87年頃(原型)ブロンズ 87×51×55cm 国立西洋美術館蔵(松方コレクション) 撮影:上野則宏

愛を失うとき

岡本太郎「傷ましき腕」 1936/1949年 油彩、カンバス 111.8×162.2cm 川崎市岡本太郎美術館蔵

家族と愛

浅田政志「浅田家」 2005年 タイプCプリント

広がる愛

吉永マサユキ「ゴスロリ」 2006年 デジタル写真、インクジェット・プリント
シルパ・グプタ「わたしもあなたの空の下に生きている」 2011年 アクリル、LED 254×989.5cm 展示風景:「この素晴らしき世界:アジアの現代美術から見る世界の今」広島市現代美術館、2012年 撮影:中尾俊之

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2408/31/news036.jpg 犬が同じ場所で2年間、トイレをし続けた結果…… 笑っちゃうほどの変貌が379万表示「そこだけボッ!ってw」 半年後の現在について聞いた
  2. /nl/articles/2408/30/news121.jpg 「地獄絵図」「えぐすぎやろ……」 静岡・焼津市の地下歩道が冠水 “信じられない光景”にネットあぜん
  3. /nl/articles/2408/31/news073.jpg 「よくこんなものが……」 米不足でメルカリに米出品→疑問の声も 運営は“禁止出品物”に「然るべき対応」
  4. /nl/articles/2408/31/news025.jpg 次男に塩対応の柴犬、いよいよ次男の帰省最終日を迎え…… 本音が出た瞬間に「不意に泣かせるのやめて欲しい」と感動の声
  5. /nl/articles/2408/30/news017.jpg 最上位グレードのハイエースを“50万円の底値”で購入したら…… 驚きの実物に「ある意味最強」「正直、羨ましい」
  6. /nl/articles/2408/30/news188.jpg 実写「着せ恋」、キャストに物議 海夢の再現度が高すぎるタレントを推す声あがる 「逆になんであかせあかりさん以外の人……」
  7. /nl/articles/2408/29/news193.jpg 「なんで欲しいと思ったんですか?」 酔った勢いで購入 → 後日届いた“まさかの商品”に反響 「理性あったら買わないw」
  8. /nl/articles/2408/28/news142.jpg 明石家さんま、69歳バースデー迎え長男から幸せ呼ぶ“輝かしいプレゼント” 同席した元妻・大竹しのぶは「最高の笑顔でした」
  9. /nl/articles/2408/31/news084.jpg 仕事早いな! 大谷翔平の愛犬“デコピン”、大反響の始球式がさっそくTシャツ化 「こ、これは……」「欲しい!」と爆売れの予感
  10. /nl/articles/2408/30/news113.jpg 「これ600円なの?」 大谷翔平が長く愛用しているデコピンの“おやつ入れ”、始球式で注目「おそろだった」「真美子さんが選んだのかな」
先週の総合アクセスTOP10
  1. ヒマワリの絵に隠れている「ねこ」はどこだ? 見つかると気持ちいい“隠し絵クイズ”に挑戦しよう
  2. 「米国人には想定できない」 テスラが認識できない日本の“あるもの”が盲点だった 「そのうちアップデートでしれっと認識しそう」
  3. 「苦手な芸能人は誰?」 あのちゃん、女性芸能人を“実名で即答” 「ここ最近で一番笑った」「強すぎる」
  4. ホテルでチェックアウト、忘れ物で多いのは? ホテル従業員が教える「圧倒的に多い忘れ物」
  5. 乳がん闘病中の梅宮アンナ、抗がん剤治療で「髪の毛ほとんどなくなっています」 帽子かぶり「ああ、来たか」
  6. 「キティちゃんのお面だと思ったら……」 ひっくり返すと“まさかの正体”に11万いいね
  7. 「凄すぎる…」「ガチで滝」 “市ケ谷駅の冠水”が衝撃与える 階段に大量の水が流れる様子も…… 東京メトロに経緯を取材
  8. 「早すぎます」「一体なにが」 52歳ボディービルダー、訃報1週間前に最期の投稿で“人生初の試み” 恋人は「亡くなる数時間前まで普通にお出かけも」
  9. お盆で帰省した次男に、柴犬も猫もまさかの反応→どちらも豹変して爆笑 「涙出てきました」「おもろ可愛過ぎ(笑)」
  10. 着陸する戦闘機を撮ったはずが…… タイミングが絶妙すぎる1枚に「一部の専門家には貴重な一枚」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 釣れたキジハタを1年飼ったら……飼い主も驚きの姿に「もはや魚じゃない」「もう家族やね」 半年後の現在について飼い主に聞いた
  2. 「もうこんな状態」 パリ五輪スケボーのメダリストが「現在のメダル」公開→たった1週間での“劣化”に衝撃
  3. 「コミケで出会った“金髪で毛先が水色”の子は誰?」→ネット民の集合知でスピード解決! 「優しい世界w」「オタクネットワークつよい」
  4. 庭で見つけた“変なイモムシ”を8カ月育てたら…… とんでもない生物の誕生に「神秘的」「思った以上に可愛い」
  5. 「米国人には想定できない」 テスラが認識できない日本の“あるもの”が盲点だった 「そのうちアップデートでしれっと認識しそう」
  6. ヒマワリの絵に隠れている「ねこ」はどこだ? 見つかると気持ちいい“隠し絵クイズ”に挑戦しよう
  7. 「昔はたくさんの女性の誘いを断った」と話す父、半信半疑の娘だったが…… 当時の姿に驚きの770万いいね「タイムマシンで彼に会いに行く」【海外】
  8. 鯉の池で大量発生した水草を除去していたら…… 出くわした“神々しい生物”の姿に「関東圏では高額」「なんて大変な…」
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「なんでこんなに似てるの」 2つのJR駅を比較→“想像以上の激似”に「駅名だけ入れ替えても気づかなそう」