「ネット弁慶さんは東北へ行ってボランティアしてきなよ」 NHK広報局のツイートが賛否両論の議論に

ゆるいつぶやきが人気のアカウント。珍しくゆるくないつぶやきが議論になっています。

» 2013年02月19日 16時08分 公開
[ITmedia]

 NHK公式Twitterアカウントの中でもゆるいツイートが多いことで人気のNHK広報局アカウントですが、とあるツイートがきっかけで賛否両論の議論になっています。

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 発端となったのは18日深夜に発信された「(゚ー゚*)。oO(ヘイトスピーチをまき散らすだけで、まるで何か世の中の役に立つことをやっている気になっているようなネット弁慶さんたちには、1度でいいから東北へ行ってボランティアでもしてきなよ、と言いたい。かなり本気で言いたい)」というツイート。これに対して寄せられたさまざまな反応が、NAVERまとめなどでもまとめられています。

 「よく言った!」「極めて公正な見方だと思う」など賛同する意見も多くある一方、「マスコミが言っていいこと?」「あまり腹の立つひとりよがりのツイートをしないでよ」「正論ですけど、そう言いたいのならツイートではなく、本来のお仕事の範囲でやった方がよろしいのでは」といった意見も出ていました。

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 NHK広報局アカウントは「ヘイトスピーチ」について「人が“自分では変えることの出来ない特徴や環境”などをとりあげて、その人を貶めたり攻撃したりするような発言」と説明しており、「東北についてひどいことを言っている人たちがいたのでツイートしただけですよ」とのこと。「中の人」自身も月に2回程度東北でのボランティア活動に参加しているそうで、「現地に立って実際に自分の目でみる風景と、単なる想像でまき散らされる言葉との、あまりにもの乖離にただ胸を痛めている」という個人的な心情も強く反映された発言だったようです。

 該当ツイートを批判する意見として多く見られたのが「個人的見解は自分のアカウントでやってほしい」というもの。「ネット弁慶」「ヘイトスピーチ」などNHK広報局としては強めの単語も反発を招く一要因になったようです。「ゆるいからこそ親しみがわく」「意見だもん穴があるのは当然。それをみんなでパテ埋めするのが議論であり多くの人はその穴をほじくってるだけで中身がない」など同アカウントの自由な発言を支持する意見も出ており、こちらについても議論になっていました。

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