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» 2013年03月26日 16時18分 公開

とろっじゅわっのレア食感 行列ができる“焼きたてチーズタルト”を求めて渋谷へ

これは……ケーキではない。チーズという“飲み物”だ。

[朝井麻由美,ITmedia]
画像

 とろっ、ふわっ――人はこの言葉に弱い。「とろ〜りクリーム」やら「ふんわり卵」やらと銘打った商品にはついつい食指が伸びるものだ。そんな“とろ〜り”を求めて近頃、渋谷に行列ができているらしい。現地へ確かめに行ってみた。

 行列の正体は、3月にオープンしたチーズタルト専門店「PABLO」渋谷店。看板商品の「焼きたてチーズタルト」(780円)は、焼き加減をレアかミディアムから選べる仕組みで、レアは文字通り中身がとろとろなのだという。とろけるチーズ……! おいしくないわけがない。列に並びながら目の前で手作りの工程を見せつけられ、チーズ欲求は最高潮に達する。


画像 行列ができている
画像 注文レジの目の前でアプリコットジャムを塗る
画像 生地の空気抜き中
画像 生地をタルトに流し込むすぐ横で、せっせと生地のタネを混ぜる
画像 卵黄を塗ってオーブンへ

 まずは「焼きたてチーズタルト」のレアから食べてみる。ナイフを入れなくても少し動かしただけで、ぷるんっと表面が波立った。

画像 おいしそう!

 いざ入刀すると……、すぐに中身がとろとろととろけていく。スプーンですくうとこの通り。この、とろけ! この、シズル感!

画像 とろっとろ
画像 これは焼きたての状態です

 口に含むと、スフレのような、プリンのような、ヨーグルトのような、今までに味わったことのない食感が……! 口の中でさらにとろっ、じゅわっ、と溶けていくのを感じた。これは……“ケーキ”ではない。チーズという“飲み物”だ。

 一方のミディアムは、カットした段階ではさほどとろけてはいない。だが一口食べるとその柔らかさを舌に感じるのは同じ。味はどちらも変わらないため、とろとろ重視派はレア、一般的な“チーズケーキっぽさ”があったほうがよければミディアムがおすすめだ。売れ具合はどちらも同程度という。ちなみに時間が経つと冷え固まってしまうことがあるので、なめらかな食感を楽しみたい人は温かいうちに食べるべし。

画像 ミディアムはこんな感じ

さらに濃厚なプレミアムも

 「焼きたてチーズタルト」の味は、レアもミディアムも見た目に反してあっさりしていて、チーズの風味はそこまで濃厚ではない。その分、飽きが来ないとも言えるが、それでは物足りない、というチーズ党におすすめしたいのはこれ。「プレミアムチーズタルト」(1500円)。

画像 一見普通のチーズケーキに見えるが……
画像 ひとつひとつ店内で表面を焼き、ブリュレにする

 とろけるチーズケーキの圧倒的なビジュアルを見た後では、なぁんだ、普通のチーズケーキじゃないか、と少々かすんでしまうかもしれないが、これが驚くほどのうまさなのだ。表面のパリパリの甘いブリュレと、こってりとしたチーズの味が醸し出すハーモニー。濃厚な2種のチーズを使用したこのタルトは、作るのに時間がかかるため数量限定で、毎日午前中には売り切れるという。

 試食から数日たった今でも、「焼きたてチーズタルト」のとろけ感や、「プレミアムチーズタルト」のずっしり感は筆者の舌に残っている。渋谷店以外には、大阪市に梅田店と心斎橋店の2店舗を展開。チーズ好きの方はぜひ食べてみてほしい。

朝井麻由美(@moyomoyomoyo)は、体当たり取材・イベント取材を得意とするフリーライター。一風変わったスポットに潜入&体験した記事は100本を超える。主に「週刊SPA!」や「DIME」などの男性誌で執筆するほか、「日刊サイゾー」ではB級スポットを巡る「散歩師・朝井がゆく!」を好評連載中。ゲームと雑貨とパズルが好き。コスプレするのもわりと好き。ウニとイチゴがあればだいたいご機嫌。


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