ニュース
» 2013年03月27日 15時00分 公開

今必要なのは“つながらないSNS”か? 悪く思われたくない「SNS体裁問題」とは

他人を意識するゆえに自由に投稿できない人が6割にものぼるという。

[ITmedia]

 ソーシャルネットワークサービス(以下、SNS)を利用する方の中には、他人の目を気にするあまり、思ったままに投稿できず体裁を気にするなんてことも多いかと思います。

 トレンド総研の「“SNSの利用と投稿の自由性”に関する調査」によると、58.6%の人が「自由に言いたいことを投稿できない」と感じているのだとか。その理由については「(SNS上でつながっている人に)悪い印象を与えたくないので」との意見が最も多く39.6%、「仕事関係の人に見られているので」が36.2%、「(全然会っていない)昔の知り合いに見られているので」が27.0%という結果に。今の自分をSNS上で良く見せたい、と体裁を気にしてしまうために自由に意見を投稿できない傾向があることが分かりました。

 調査では「SNS疲れ」や「ソーシャルハラスメント」といった、SNSによる問題を鑑みて、現在の意識や実態を探り、どのような問題があり、その上でどのようなサービスが今後のSNSのトレンドとしてありうるのかを探っています。なお、調査は20代〜30代の現在もSNSで投稿をしている男女500名を対象に行われました。

 利用しているSNSはFacebookが68.6%と最も多く、続いてTwitterが52.0%、mixiが31.4%。複数のSNSに投稿している人は50.8%と過半数にのぼっています。「この1年でSNSを閲覧する時間は増えましたか?」との問いには、48.8%の人が「増えた」と回答。「減った」と答えた人が13.8%で、多くの人がSNSを閲覧する時間が増えているようです。

画像

 ではどんな内容なら投稿をためらうのかを聞くと、「仕事の愚痴」が最も多く45.4%、続いて「プライベートのネガティブな発言」が40.0%、「友人・知人に対しての批判・文句」が37.6%と、愚痴やネガティブな発言をタブーと感じている人が多いようです。こんな状況だからか、「ひとり言や愚痴などを気軽にSNSに投稿したいと思う」という意見が増えた背景にあると結論づけています。

画像

画像

 精神科医の名越康文氏は、誰かにつながりたいという人間の本質的な欲求をSNSが満たしている反面、ネガティブな反応があると傷つくなど常時誰かとつながるつらさも伴うと分析しています。そのことからも自由にひとり言や愚痴をつぶやきたいというニーズはあり、“ガス抜き”をできる場(「オープンにつながらないSNS」など)の重要性は高まっているのだそうです。

関連キーワード

SNS | 投稿 | 調査 | Facebook | mixi(ミクシィ) | Twitter


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10

先月の総合アクセスTOP10

  1. 「竜とそばかすの姫」レビュー 危険すぎるメッセージと脚本の致命的な欠陥
  2. 笠井アナ、日比谷公園で「信じられないことが…」 サンドイッチを狙う集団に「何? えーっ! まさか、それはないでしょ!」
  3. 62歳の宮崎美子、マクドナルドCMで初々しい中学生少女を見事に演じる 「暖かい目でぜひ見てください」
  4. 瀕死のスズメのヒナを助けたのに…… 「助けたヒナたちに完全にナメられた」動画がほほえましくて面白い
  5. ハート打ち抜かれました! コロンビアのアーチェリー女子選手が「かわいい」「エルフ」と注目の的に
  6. 散歩中のラブラドール、助けを求める子猫を発見→保護 親子のような仲むつまじいふたりに涙が出る
  7. 宮迫博之、美容整形から2週間のビフォーアフター公開 手術直後の腫れ&炎症だらけな顔に「暴漢に遭ったんかって」
  8. 上野樹里、“娘”の誕生日に愛情たっぷり手作りオムライス公開 「がんばろうね ママより」と祝福メッセージ
  9. 出勤時、妻にいつになく強く抱きしめられた夫→妻が家に帰ってくると…… 何気ない日常を描いた漫画にツッコミつつもジーンとする
  10. 「本人にしか見えない」「めっちゃ似てる」 霜降り明星せいや、オリンピック開会式に“ガチのそっくりさん”を発見する