お米にこだわる人のためのお米のライフスタイルショップが銀座に誕生お米大好き集まれ

お茶碗片手に銀座へ。

» 2013年04月24日 12時17分 公開
[北本祐子,ねとらぼ]

 東京・銀座の一角に、4月24日に新たに誕生した、お米のライフスタイルショップ「AKOMEYA」。銀座に和のこだわりのお店というのはしっくりくるが、「AKOMEYA」とはなんぞや? と調べてみると、母体はサザビーリーグらしい。サザビーリーグといえば、レザーバッグのSAZABYを筆頭に、人気セレクトショップのRon Hermanやライフスタイル雑貨のAfternoon Teaなど、洋のイメージのものを提案する企業。カラフルなファッションや雑貨を日本に広めてきた企業が、なぜいまお米なのか? オープン前にチェックしてきました。

画像 名前はアルファベットだけどやっぱり和の雰囲気。シンボルは福良雀

 店内では、1階には日本酒などの米の加工品のほか、お米を美味しく食べるための調味料や加工食品、2階ではその日常を彩る道具を販売している。やはり米へのこだわりがあるようで、全国からよりすぐりの16種類とオリジナルのブレンド米2種類を計り売りで販売。店頭で好みに応じて精米してくれるサービスもある。

画像 店頭では玄米の状態でケースに陳列。その特徴やおすすめの用途、旨み・食感・粘り・総合の評価がつけられています

画像 店頭での精米は三分・五分・七分・白米から選択。オーダーから5分程度で完了する

画像 袋入りの米も販売しています。一般的なスーパーではなかなか見ない、冷蔵ケース入り

画像 確かに白ごはんが美味しく食べられそうなタレなどの調味料が

画像 ラーメンを発見。チョイスが渋くて気になる

画像 店舗2階。上がってすぐのコーナーには紅茶やイタリア料理の食材のとなりに、米を保存するための容器が並ぶ

画像 なぜか歯ブラシ。それもソーラーパネルと半導体って……

 店舗2階の一角には、「ほぼ日刊イトイ新聞」(以下、ほぼ日)の売り場が登場。これはこだわりの視点を持ったモノづくりで、多くの商品を企画販売している「ほぼ日」にAKOMEYA側からオファーし、実現したとのこと。テーマは随時変わる予定で、オープン時は“ほぼ日の食”をテーマにした売り場を展開中。ここでは「ほぼ日」サイトのみで販売している商品を手にとって購入できる。

画像 ほぼ日の商品を常時販売する店舗としては初。ただし、すべての商品が並んでいるわけではない

 しかし、「お米のライフスタイルショップ」なのに、パスタもラーメンも売っているというのはなぜなのでしょうか? このようなラインアップになったのは、お店のテーマが米を食べることから始まったものの、食べる環境も大事だという話からどんどん広がり、住環境まで整えるというところまで網羅する形になった結果だとか。

「(AKOMEYAの母体である)サザビーリーグのブランド自体では、海外のものを多く扱うライフスタイルの提案を行ってきました。しかし、社内でも日本の文化に立ち返りたいという声もあったことから、なかでも注目される食文化に注目。日本の食卓で思い浮かぶものといえば、お米であり、炊き立てのごはん。お米の幸せな気分のようなものを提案していきたいというところから広がっていきました」(AKOMEYA広報の八木彩さん)

 しかし、「お米のライフスタイルショップ」というだけに、お米のためのグッズの充実度は際立っています。釜や土鍋、しゃもじや茶碗などが厳選されたものが並んでいます。

画像 「純銅製炊飯釜 ごはんはどうだ!」は3合炊きで2万9400円也

 さらに、かゆいところどころか、かゆくないところまで気遣ったオリジナルグッズも登場。例えば、5キロの米を持ち歩くためのバッグ。入れるものや用途を限定したバッグ作りをコンセプトに掲げるTEMBEAのもので、丈夫な帆布素材のバッグで作られています。オリジナルの日光桧の米びつには、複数のお米を食べ分ける人むけの縦型モデルも制作。

画像 5キロの米が入るからといって、それ以外使っちゃいけないわけではありません。でも、まずは5キロの米を入れて本当に大丈夫なのか確かめてみたくなります

画像 うら若き女子が5キロの米を片手で悠々…というのがばれないようにという心遣い(推測)がぐっときます

画像 日光桧で作られたオリジナルの米びつは、多種類の保管に便利な縦型や、お米が扱いやすい茶箱型があり

 このほかにも、店内で販売する食品や調味料、道具を使用した「AKOMEYA厨房」や、日本酒のカクテルやスパークリングなど、新しい美味しさを提案するスタンディングスタイルの「AKOMEYA BAR」もあり、買うだけでなくその場でもお米の美味しさを体験できます。

画像

AKOMEYA TOKYO

店名:AKOMEYA TOKYO(アコメヤ トーキョー)

住所:東京都中央区銀座2-2-6

電話:03-6758-0270(AKOMEYA TOKYO)、03-6758-0271(AKOMEYA 厨房)

open:買い物 11:00 - 21:00、AKOMEYA 厨房 11:30 - 22:00(L.O. 食事 21:00/飲物 21:30)座席数 27席、AKOMEYA BAR 17:00 - 22:00(L.O. 21:30)


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2404/25/news174.jpg 身長174センチの女性アイドルに「ここは女性専用車両です!!!」 電車内で突如怒られ「声か、、、」と嘆き 「理不尽すぎる」と反響の声
  2. /nl/articles/2404/26/news154.jpg 元「AKB48」メンバー、整形に250万円の近影に驚きの声「整形しすぎてて原型なくなっててびびった」
  3. /nl/articles/2404/21/news011.jpg 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  4. /nl/articles/2404/12/news174.jpg 築年数不明の平屋にある、ボロボロ床板をはがしてみたら…… 発覚したヤバい事実に「ビックリ!」「大丈夫でしたか?」心配と驚きの声
  5. /nl/articles/2404/26/news022.jpg ママの足にくっつく生後7カ月の赤ちゃん、甘えてるのかと思いきや…… 計算された行動と「ちいこい後ろ姿がかわいすぎ」て目が離せない
  6. /nl/articles/2404/25/news016.jpg 「電車の中で見ちゃダメ」「笑ったww」 実家からLINE「子ヤギがすばしっこくて捕まらない」→送られてきた衝撃姿が320万表示!
  7. /nl/articles/2404/25/news069.jpg “作画軽減ガンダム”をガンプラで作成 → 使用パーツも最小限の再現ぶりに「完全に一致」「部品軽減ガンダム」
  8. /nl/articles/2404/23/news090.jpg 誰も教えてくれなかった“裁縫の裏ワザ”が目からウロコ 200万再生のライフハックに「画期的」と称賛【海外】
  9. /nl/articles/2404/18/news134.jpg 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  10. /nl/articles/2404/26/news024.jpg 0歳赤ちゃん「(ママ来たっ!)」→喜びが抑えきれなくて…… 尊すぎるダンスが300万再生「心が浄化されていく」「朝から癒やされました」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  2. 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
  3. 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
  4. 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
  5. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  6. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  7. 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
  8. 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
  9. 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
  10. 「妹が入学式に着るワンピース作ってみた!」 こだわり満載のクラシカルな一着に「すごすぎて意味わからない」「涙が出ました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」