あなたは大丈夫? 面倒くさがられる「SNSかまってちゃん男子」の特徴モテ機 Vol.51

SNSで自分のことを過剰にアピールし、他人からかまってもらおうとする「SNSかまってちゃん男子」になっていない!?

» 2013年05月13日 09時58分 公開
[池田園子,ねとらぼ]

 周囲の人たちにかまってほしい願望が強い人を「かまってちゃん」という。もともとはリアルの世界で「あの人、かまってちゃんだよね」などと使われていた言葉だが、FacebookやTwitterが普及するにつれ、SNSの世界でも使われるようになった。リアル世界のかまってちゃんとは異なり、SNSかまってちゃんは自分の半径5メートルだけではなく、全世界へ向けて「か・ま・っ・て・く・れ・!」といったメッセージを発している。そんな「SNSかまってちゃん男子」の現状について、周囲の人たちに聞いてみた。


実録! 驚愕のSNSかまってちゃん男子24時

 SNSかまってちゃん男子は決して少なくない。いつでもどこでも多くの人たちが、スマホからSNSを更新し続ける時代だから、それも仕方なかろうと受け止めて、彼らの実態を見てみよう。IT関連会社に勤めるA子は「Twitterで『あー』とか『困った』とか『疲れた』くらいしかツイートしない後輩男子がいる。明らかにかまってほしがってるよね」と苦笑する。彼が求めているのは「何かあったの?」「どうしたの?」といった絡みだ。そんなリプライが来たら、素早く反応しているらしい。まさに典型的な事例だ。

 メーカーに勤めるB子は元カレとのエピソードを「仕事が忙しくて平日デートはいつも断っていたら、『今日もひとりラーメンか』『ひとりでスイーツ食べてる』とか、ひとり感を強調した投稿をしていた。仕事で行けないんだから、仕方がないことなのにとイライラした」と話す。「え、ひとりなんだー?」「今日は彼女と一緒じゃないの?」などと絡まれたい願望が垣間見える。案の定、誰かがコメントを寄越すと、光の速さでコメント返しをしていたそうだ。

SNS上で「かまってちゃん」認定される言動とは

 最初に事例を見たところで、SNSかまってちゃん男子として認定されてしまう言動のパターンをチェックしてみよう。女子にリサーチを進めていると、いくつかの特徴が浮かび上がってきた。

(1)「ひとり」アピール

 例:「今日もひとりラーメンか」「ひとりで映画館キター」

 「ひとりでいること」を強調し、かまってもらうことを望んでいる。あわよくば、たまたま近くにいる誰かが合流してくれないかと願っているパターン。

(2)「疲れた」アピール

 例:「今週忙しかったなー。もうくたくた」「倒れそう」

 「仕事で忙しかったこと」を強調し、「おつかれさま」「働きすぎじゃない?」などと、かまってもらうことを望んでいる。かわいい子からのリプライだと、高速リプライは確実。同種のものに「風邪引いた」「喉が痛い」などの「病弱」アピールもある。

(3)「人探し」アピール

 例:「誰か渋谷いないかな」「いま誰か恵比寿にいないの」

 ひとりが寂しい、ひとり時間を埋めたいため、自分がいる場所の付近で人を探し、友人と合流できることを願っている。しかし、自分から積極的にメールする気などはなく、誰かが「いるよー」と返答をくれるのを待っている受け身パターン。

(4)「暇」アピール

 例:「日曜、何も予定ないなー」「暇だし本屋でも行こうかな」

 「予定がなく、暇であること」を強調し、誰かから遊びの誘いが来ることを望んでいる。誰からも声をかけられない場合は、その投稿を消す男子も。

 これらはSNSかまってちゃん男子が持つ特徴の一部にすぎないが、この要素を感じられると「かまってほしいのね」と思われる可能性が大きいので、気をつけたいもの。

どの発言が許容ライン?

 では、どの発言までがギリギリ許されるのか。広告会社に勤めるC子は「『疲れた』系や『暇』系はまだ許せるかも。暗い感じはないから」と話す。一方で、「『ムカつく』とか『もうアイツとは仕事したくない』とか、負のオーラを発しているものはダメ。心配されたいのだろうけど、絡みづらいにもほどがある」だそう。「『もう死にたい』『消えたい』と定期ポストする男子がいて、あれはないなと思った」と話すのは営業職に就くD子。重すぎる発言、笑いに変えられない発言は、NGラインに乗ってくることを意識しておきたいもの。

 自らの「かまってちゃん体質」を捨て切れない人は、笑ってスルーされる程度の、「ゆるふわSNSかまってちゃん男子」レベルをキープしてほしいと思う。ダークなオーラを放つ、「激重SNSかまってちゃん男子」にはならないでくださいね。

※編集部注:筆者の経験と周辺取材を基にしているため、ここで挙げた方法を実践したからといって、すべての男子がモテるとは言い切れません。

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