「SNSかまってちゃん女子」を見分け、適切に取り扱う方法モテ機 Vol.52

SNSで自意識の塊っぷりを発揮する「SNSかまってちゃん女子」。ときに過剰なアピールでイラッとさせる彼女らの特徴を知り、上手く扱う方を学ぼう。

» 2013年05月20日 09時21分 公開
[池田園子,ねとらぼ]

 前回の「SNSかまってちゃん男子」に続き、今回は「SNSかまってちゃん女子」の登場だ。周囲の人たちにかまってほしい願望が強い人、いわゆる「かまってちゃん女子Ver.」のことで、ネット上で全世界へ「アタシのこと見て・知って・何か言って!」と、“アタシ通信”を絶賛発信中だ。そんな「SNSかまってちゃん女子」の現状について、周囲の人たちに聞いてみた。


実例で紹介! SNSかまってちゃん女子たちの姿

 同性同士でも「あの女、かまってちゃんすぎでしょ(笑)? なんだろうねー」と、裏で悪口を言うというから恐ろしい。特に女同士の方が出る杭に厳しくもなる。Facebookは“見る専門”と話す、IT企業に勤務する27歳の女子は「毎日必ず誰かに撮ってもらった全身写真に、『今日のコーデは……』といちいち説明を付け加えて投稿している女がいる。おまえはタレントかよ、と心の中でつっこんでる」とばっさり斬る。「いいね!」はもちろん、「かわいいー!」「靴がオシャレ!」といった褒めコメントを大募集しているタイプの女子だ。「ねぇ、アタシのセンス、いいでしょ? ドヤッ!」的な圧力を感じてならない。こんな女子がタイムライン上にいたら厄介。

 メーカーに勤務する28歳の男子は、Twitter上でのかまってちゃん女子についてこう語る。「例えば『最初に近付きすぎたのかもしれない』と、おそらく恋愛が上手くいかないのを詩的ににおわせる女子がいる。しかも毎回夜中に意味深にぼそっとつぶやく」。ツイートの少ない時間帯を狙ってつぶやくことで、絡んでもらえる率も上がるけど……。面倒くさっ。

「SNSかまってちゃん女子」の見分け方

 最初に事例を見たところで、SNSかまってちゃん女子の特徴を見てみよう。男子へのリサーチと筆者自身の観察のなかで見えてきた、女子ならではのものをピックアップした。

(1)「太った」アピール

例:「やせなきゃ」「顔が丸い」

 たとえ太っていなくても「太ったこと」を強調し、かまってもらうことを望んでいる。彼女らが望む模範リプライは「○子は全然太ってないじゃーん?」「細いくせに!」「アンタがデブならアタシはどうなるのよ?」など。こういうコメントには光の速さで返信する。

(2)「人生の問題提起」アピール

例:「女の幸せって何だろうね」「仕事と結婚……女って大変よね」

 「女の人生への問題提起」を行い、「結婚したいよね」「分かるわー」など、共感のアクションを望んでいる。リプライだけではなく、ふぁぼやRTされても支持されたと喜ぶ。

(3)「恋人募集中」アピール

例:「抱き締めてくれる人がいない」「チューするとやさしい表情になるって聞いた」

 「現在恋人がいないこと」を強調し、かまってもらうことを望んでいる。彼女らが求める模範リプライは「えー、○子って彼氏いなかったっけ?」。こんなコメントには、過去の恋愛を140文字前後で、詳細に回答して自己満足に浸る。たまに気持ち悪いアカウントから「チューしてあげる」などとリプライされたら、速攻でブロック。

 これらはSNSかまってちゃん女子が持つ特徴の一部にすぎないが、この要素が垣間見えると「かまってほしい子なのね」と判断して問題ない。

どう取り扱うのがベスト?

 では、SNSかまってちゃん女子をどう取り扱うのが適切なのか。どうでもいい女子であればスルーすればいいが、「若干気になる〜こんなにかまってちゃんであろうとコイツが好きだ!」の範囲に該当するかまってちゃん女子であれば、やや慎重な扱いをする必要がある。実は、すべての投稿でリプライが求められているわけではない。ふぁぼや「いいね!」でひっそり「ちゃんと投稿を見ていますよ」といったアピールをするのが有効だ。

 例えば、知り合いに吉川ひなの似の美女ながら、結構面倒くさいSNSかまってちゃん女子がいるが、彼女曰く「ムダな絡みはいらないの。返しづらいリプライがきても困るだけ。それだったら『ふぁぼ』がいい」と話す。やれやれ、とんでもない女王様気取り……こんな女子を落とすのは大変そうだなと横目で見ながら(でも美人だから許されるみたい)、締めたいと思います。結論としてはTwitterだとふぁぼ、Facebookだと「いいね!」しておくと間違いはない。

 自意識の露出する場SNS。そこには必ず、SNSかまってちゃん女子が存在する。上記を参考に、適度にスルーし、適度に絡んでいっていただきたいと思う。

※編集部注:筆者の経験と周辺取材を基にしているため、ここで挙げた方法を実践したからといって、すべての男子がモテるとは言い切れません。

関連キーワード

女子 | SNS | モテ機 | Facebook | Twitter | 恋愛 | モテ


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2411/19/news150.jpg 「情報を漏らされ振り回され……」とモデラー“限界声明” Vtuberのモデル使用権を剥奪 「もう支えられない」「全サポート終了」
  2. /nl/articles/2411/20/news028.jpg 「うどん屋としてあるまじきミス」→臨時休業 まさかの“残念すぎる理由”に19万いいね 「今日だけパン屋さんになりませんか」
  3. /nl/articles/2411/20/news224.jpg “ドームでライブ中”に「76万円の指輪紛失」→2日後まさかの展開に “持ち主”三代目JSBメンバー「誰なのか探しています」
  4. /nl/articles/2411/19/news169.jpg 高畑充希と結婚の岡田将生、インスタ投稿めぐり“思わぬ議論”に 「わたしも思ってた」「普通に考えて……」
  5. /nl/articles/2411/20/news031.jpg 「本当に同じ人!?」 幼少期からイボをいじられていた男性→美容師の“お任せカット”が衝撃 「めちゃくちゃ大変身」
  6. /nl/articles/2411/19/news022.jpg 「おててだったのかぁああああ」「同じ解釈の人いた笑笑」 ピカチュウの顔が“こう見えた”再現イラストに共感続々、464万表示
  7. /nl/articles/2411/20/news042.jpg 「腹筋崩壊」 ハスキーをシャンプー&パックしたら…… “予想外のハプニング”に「こ〜れは大変だわ」「沼にでも落ちたのかとwww」
  8. /nl/articles/2411/20/news216.jpg “歌姫”ののちゃん、6歳現在の姿に驚きの声「あれっ!?」「ビックリしてます!」 2歳で「童謡こどもの歌コンクール」銀賞受賞
  9. /nl/articles/2411/20/news041.jpg 黄ばみのある68年前のウエディングドレスを修復すると…… 生まれ変わった姿に「泣いた」「受け継ぐ価値のあるドレス」
  10. /nl/articles/2411/18/news107.jpg 走行中の車から同じ速さで後方へ飛び降りると? 体を張った実験に反響「問題文が現実世界で実行」【海外】
先週の総合アクセスTOP10
  1. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  2. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  4. まるで星空……!! ダイソーの糸を組み合わせ、ひたすら編む→完成したウットリするほど美しい模様に「キュンキュンきます」「夜雪にも見える」
  5. 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  6. 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
  9. ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
  10. 中央道から「宇宙戦艦ヤマト」が見える! 驚きの写真がSNSで注目集める 「結構でかい」「どう見てもヤマト」 撮影者の心境を聞いた
先月の総合アクセスTOP10
  1. 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
  2. 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
  3. フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
  4. 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
  7. 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
  8. ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
  9. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  10. 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた