「SNSとリアルが別人格」の方がモテるってホント?:モテ機 Vol.54
SNSで友人・知人のほか、仕事関連の人とつながることも増えた。自由気ままに投稿できない、不都合な時代。みんな、SNSとリアルにどう差をつけてる?
トレンド総研が20〜30代の男女300名を対象に行った、「SNS上の人格事情」についての調査が面白い。「周囲に、SNS上とリアルとで人格が異なると感じる人はいますか?」との問いに対して、36.7%の人が「いる」と回答。これは結構な数字だ。
さらに「ソーシャルメディア上とリアルで人格が異なる人を見てどのように感じますか?」との問いに、「普通だと思う」が38.2%と、人格を使い分けることに賛同する意見が多く見られた。また「その人の本心を知ることができると思う」(24.5%)、「面白いと思う」(21.8%)など、好意的に捉える意見がほかにも多く見られた。SNSとリアルで別人格の方がウケがいいという意外な結果が気になったので、周囲に詳しく話を聞いてみた。
実際、どう使い分けるか
出版社に勤める29歳のA子の周りにも、SNSとリアルとでまったく人格の違う男子がいるという。「Twitterでは攻撃的な毒舌ツイートしかしないので、怖い人だろうなと想像していたオジサンが、実際に会ってみるとおっとりした人で驚いた。意外とマトモな人だった」と話す。「逆にTwitterではやさしそうに見えるのに、リアルで怖い人というギャップはいらない」という。確かに……。「写真」と同じことだと思う。「写真は盛りすぎだけどリアルではブサイク」よりも、「写真写りは悪いけどリアルではかわいい」といった、リアルでイメージを挽回する方が好感度が高くないだろうか。
ちなみに、A子自身もSNSで人格を使い分けているという。「Facebookではいい人を演じている(笑)。仕事関係の人も多いので、全方位に向けて慎重に投稿している。でもリアルの私は下ネタを話しまくるし、毒舌だったりするので、会うと『イメージ違うね』と言われることが多い」。ソーシャル全盛期になり、本来「友達ではない人」とも友達になることが増えた。A子のような例は決して少なくないはずだ。
FacebookとTwitterでの使い分けテク
FacebookとTwitterの話が出たところで、個性の異なる2つのSNSにおいて、人格の使い分けがされているのかも気になる。トレンド総研の調査では、Facebookについては20.8%の人が、Twitterは80.6%の人が匿名で利用していた。さらに「匿名で登録しているメディアと実名で登録しているメディアとでは投稿内容を変えていますか?」との問いに対しては、過半数の52.7%が「投稿内容を変えている」と回答していたという。
IT企業に勤める27歳のB子は「元彼はFacebookでは真面目なことメイン、Twitterでは自分の正体を伏せて、趣味のAKBネタばかりツイートしていた」と話す。ほかにも「Facebookでは仕事に役立ちそうなネタ、Twitterでは比較的自由に趣味系のネタを投稿する」「Facebookには取引先の人が多いので、あまりふざけたことは書けない」といった意見が多かった。実名か匿名か、SNSの種類によっても、投稿時のスタンスは異なるようだ。
SNSとリアルが同じ男子に対し賛否両論
最後に「SNSとリアルがほぼ同じ男子」について、どう感じるか聞いてみた。メーカーに勤める25歳のC子は「ウソがつけなさそうな人だと思う。おそらく誠実だろうし、別に悪くない。むしろいい」と高く評価。一方、イベント関連会社に勤める28歳のD子は「面白味に欠ける気がする。SNSの作法を分かっている人は、絶妙なおふざけができる。だからこそ、リアルで会ったときに少し真面目なだけで、意外と好青年に見えて面白い(笑)。適度にはっちゃけてほしい」と話す。
賛否両論ある問題だと思う。でも、SNS上だと冗舌で面白いのに、リアルだと話が続かないし、喋ってくれない男子もいるよね……。そういうギャップは不要ですから、と筆者は何度か感じた経験があるのでした。
適度な「SNS−リアル間でのギャップ」は受けることが明らかになった。今日からSNSを使う際に、少し意識してみてはいかがだろうか。
※編集部注:筆者の経験と周辺取材を基にしているため、ここで挙げた方法を実践したからといって、すべての男子がモテるとは言い切れません。
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