動画再生数が増えると売上も伸びる!? GoogleがYouTubeのゲーム動画について調査日々是遊戯

YouTubeでもゲーム動画は増えてるみたいですね。

» 2013年07月03日 21時29分 公開
[池谷勇人,ねとらぼ]

 Googleが先日公開した「Gamers on YouTube」という調査報告が話題になっています。ゲーマーとゲーム動画の関係や視聴スタイルについて調査したもので、非常に興味深いデータが数多く掲載されています。

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 Googleの統計によると、YouTubeにおけるゲーム動画の視聴時間は2011年→2012年で約2倍に増加しており、「ゲーマーたちが動画視聴に費やす時間は年々増えている」とのこと。特に土日や夏休みなどには視聴時間が延びる傾向があり、視聴のピークタイムは午後6時〜午後9時。また近年では3人に1人がタブレットやスマートフォンから視聴しているとの結果も得られたそうです。

画像 ゲーム動画のジャンルを「Announcement(告知)」「Gameplay Demo(プレイデモ)」「Launch(発売)」「Game Powered Entertainment(おもしろ動画)」「Tutorial(解説)」「Walkthrough(プレイ動画)」「Review(レビュー)」の7つに分類している点もユニーク

 さらに興味深いのが、「メーカー公式動画」と「ユーザー投稿動画」の関係。2012年のセールストップ10にランクインしたゲームを対象に、それぞれYouTubeに投稿されている動画の視聴回数を計測したところ、メーカー公式動画は約50%、ユーザー投稿動画は約47%とほぼ視聴回数は半々という結果に(残り3%はメディアによるレビュー動画など)。また調査の結果、「発売前の動画再生回数とゲームの売上には密接な関係がある」ことも分かったとのこと。「ゲーム動画は今やゲーマーが多くの時間を費やす場であり、彼らと深い関係を築くためにも、ゲームメーカーは積極的にここへ進出していくべきである」とリポートは締めくくられています。

 元のリポートは英語ですが、ゲームやマーケティングに興味のある人にとっては一見の価値あり。今やゲームの宣伝やコミュニティ運営において、動画サイトは無視できない存在と言えそうです。

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