ミラノで渋滞を起こす激うまジェラート店が日本上陸! ちょっと並んでくるわ:並んでも食べたい
ミラノと麻布十番でしか食べられません。
暑い夏! 夏といえば、冷たいスイーツが格段と美味しく感じる季節ですねぇ。でも、そんなこじつけが必要ないほどの激うまスイーツが日本上陸するのです。どれぐらい激うまかというと、イタリア・ミラノの高級住宅地で、その店のために渋滞が発生するほど!
その人気店の名は、「ジェラテリア マルゲラ」。
ジェラテリア マルゲラは、ジェラテリアジェラート職人であるフランコ・プラヴェットーニさんによって1979年5月5日に創業。元々はフランコさんの両親の経営するバールのジェラートから着想を得た“Gelateria Artigianale(手仕事の、職人の)”としてスタート。当時はジェラートというものはテーブルに座って食べるのが主流で、ジェラート専門店という新しいジャンルを開拓。創業から34年間、旬の新鮮な食材を用いた伝統的な製法を守っています。
ミラノっ子からヘルシーなジェラート店として愛され続けてきたお店は、多い時で1日3000人の来店。週末には店の前に多くの列ができるため、高級住宅地のなかにあるためそこに突如現れる行列は“マルゲラ渋滞”と呼ばれているとか。また、その様子はイタリアのBocconi大学の教授により、「面積効率の最も良い店」として研究されたこともあるほど。
さて、肝心のジェラートですが、日本では36種類で展開されます。すべて、店内にてその日に提供する分を製造するスタイルは、日本国内でもとても珍しいとか。
製造ための機械も、イタリアと同じものにするため、すべて空輸。店内にどっしりとおかれています。製造順としては、奥の2台のパステライザーは、材料を混ぜるため、その後手前の2台のフリーザーで冷してシャーベット状にして、完成です。
店頭で並ぶジェラートは、カップまたはコーンで提供されますが、その際盛り付けに使うのはへら。これもこだわりだとか。ミラノでの一番人気はミルク。フランコさんの今の時期のお薦めは、マンゴーです。
そのマンゴーを食べてみると、かなり濃厚! 味の濃いマンゴーをそのままクリーム状にして冷したような、果実感を強く感じます。
京都の宇治抹茶を使用した「抹茶」と、こしあんとつぶあんをローファットベースのジェラートに混ぜ込んだ「小倉」が日本限定メニューとして販売されます。秋には、同じく日本限定で「杏仁」が登場予定です。
ジェラテリア マルゲラでは旬の素材の使用にもこだわっていますが、その使用方法にもこだわりが。例えば、ペスカは桃を使用していますが、新鮮な桃の実だけでなく、その果皮も混ぜ込んでいます。皮まで入れ込むことで、果実だけでは出せない自然の力まで加わり、絶品の味わいに。
ジェラート以外にも、ジェラートを使ったスイーツもおすすめ。ひとつは、「Dopocena(ドポチェーナ)」という、グラス入りのスイーツ。2、3種類のフレーバーを組み合わせ、なかにはケーキ生地が入っているものもあるパフェスタイル。ラインアップは17種類で、季節によって店頭に並ぶものは変わります。
もうひとつは、「Biscotti(ビスコッティ)」。ビスケットやクッキーにジェラートを挟んだもので、フレーバーに合わせて横にレーズンやピスタチオのアクセントが付けられたものもあります。これは2011年に登場したスイーツですが、すでに人気となっているそうです。
今回の出店は、日本の担当者が長年の交流を経て、ようやく実現したそうです。ミラノでも支店がないお店のため、今後のチェーン化などの予定はなし。日本の大人の街、麻布十番でも渋滞を起こしそうですね。
Gelateria Marghera 麻布十番店 ジェラテリア マルゲラ
- オープン日:2013年7月14日(日)
- 営業時間:午前11時〜午後10時
- TEL:03-5772-3283
- 定休日:無休 (年末年始を除く)
- 住所:東京都港区麻布十番2-5-1 1F(南北線・都営大江戸線 麻布十番駅 4番出口より 徒歩約4分)
- 席数:18席(テラス席含め)
- 価格:ジェラート ピッコロサイズ 480円、グランデサイズ 580円、ドポチェーナ 630円、 ビスコッティ 370円〜(プレミアムフレーバー +50円)
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