ニュース
» 2013年10月08日 09時52分 公開

艦これ新サーバ群「戦歴的」プロフィール「パラオ泊地」編本来なら絶対国防圏を守る最重要拠点のはずだった

第12サーバ群として整備が進む「パラオ泊地」は、並行して設営した第11サーバ群「タウイタウイ泊地」と深い“因縁”を持つ間柄だったりする!

[長浜和也,ねとらぼ]

タウイタウイに続く道を作った南国の楽園

 「艦隊これくしょん」開発運営アカウント(@KanColle_STAFF)は、第11サーバ群「タウイタウイ泊地」と並行して設営を進めてきた第12サーバ群を「パラオ泊地」と命名し、早ければ、10月9日の午前零時から稼動を開始する予定であることを明らかにした。

 史実のパラオ泊地は、マリアナ諸島とニューギニア北東沿岸のそれぞれを中継する位置にあって、背後にフィリピンが控えているという地理的条件から、マリアナ諸島と北部ニューギニア、そしてボルネオやフィリピンを目指して侵攻してくる連合軍に対する迎撃拠点として機能する予定だった。

 サーバ群の名称としては「パラオ泊地」となっているが、パラオ諸島の1つであるペリリュー島には飛行場があって航空隊を展開するなど、泊地というよりは基地と呼べる機能を有していた。1944年(昭和19年)2月にトラック基地が敵機動部隊の空襲を受けて基地機能を失った後、連合艦隊司令部はパラオに移り、工作艦「明石」をはじめとする支援艦艇の多くと、戦艦「武蔵」をはじめとする第2艦隊をパラオに配置した。

 しかし、パラオはマリアナ、トラック、北部ニューギニア、そして、フィリピンから等しく“遠く”離れているが故に戦力の機動的な投入が可能である代わりに、敵の攻撃に対して孤立しやすいこと、そして、燃料などの資源策源地から遠く離れていて輸送が困難という弱点があった。

 実際、1944年3月末に米機動部隊の攻撃を受けて、「武蔵」と随伴する駆逐隊は脱出できたものの途中潜水艦の雷撃を受けて武蔵が被雷する。そして、脱出できなかった支援艦艇や輸送船の多くがパラオ諸島環礁内で撃沈されてしまう。

 特に工作艦「明石」と給油艦「大瀬」「佐多」「石廊」を失った影響は大きく、連合艦隊はパラオを艦隊拠点として使うことと、ボルネオなどからの燃料輸送を断念し、燃料が得られやすいリンガ泊地(シンガポールのすぐそば)まで艦隊拠点を後退した上で、敵侵攻の兆候を察知したらタウイタウイ泊地に集結して待機することになってしまった。

 トラック基地のバックアップ拠点として、マリアナ諸島と北部ニューギニアを守り、来襲する米艦隊を迎え撃つことが期待されていたパラオを失ったダメージは大きく、タウイタウイ泊地にこもった第一機動艦隊の“無為な待機期間”とマリアナ沖海戦の失敗に大きく影響することになる。

ボードウォーゲーム「太平洋空母決戦 ISOROKU'S WAR 1941-1943」(国際通信社)のマップでパラオ泊地の位置を確認する。パラオ大空襲で基地機能と給油艦を失った連合艦隊は、シンガポールに隣接するリンガ泊地まで後退し、ボルネオ島北方にあるタウイタウイ泊地で待機しつつ、マリアナ諸島に来襲する敵艦隊を迎撃した。ウォーゲームマップで確認するとパラオ諸島の位置がいかに重要か分かるだろう

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10

  1. /nl/articles/2201/27/news104.jpg 坂上忍、11歳“長男”・佐藤ツトムの旅立ちに涙 介護の日々経ての別れに「本当にありがとうございました」
  2. /nl/articles/2201/27/news011.jpg 【漫画】「なんで腹立たないの?」 マナーが悪い人へのイライラが消える考え方に「おかげでスッとした」「見習いたい」の声
  3. /nl/articles/2201/26/news015.jpg 保護猫と先住猫が初対面した夜、おもわぬ行動に涙…… 「先住猫の優しさがすごい」「一生懸命な姿がたまらない」と反響
  4. /nl/articles/2201/25/news179.jpg 氷川きよし、休養発表後インスタ初更新 過熱報道に苦言「精神的に追い詰められています」「私も一人の人間」
  5. /nl/articles/2111/02/news016.jpg “重みのある一言”に「ゾクッとした」 登山中に「あなた危ないわよ」と注意された体験談漫画に反響集まる
  6. /nl/articles/2201/27/news192.jpg ちっちゃすぎるのかでっかすぎるのか 大相撲・高安関と11カ月娘のスニーカー比較写真が「ガリバー旅行記」と反響
  7. /nl/articles/2201/26/news085.jpg 一見すると笑顔の女性、よくみると…… いじめ・自殺防止を訴えるポスターのメッセージが心に刺さると話題
  8. /nl/articles/2112/10/news026.jpg 意地悪な継母との暮らしもムキムキだから大丈夫! 漫画“全て筋肉で解決するシンデレラ”が起承転結筋肉しかない
  9. /nl/articles/2201/26/news156.jpg 架空のアイドルグループ、不祥事だらけの解散理由が話題に 「運営との面識無く勝手に加入」の強者メンバーも
  10. /nl/articles/2201/27/news129.jpg 「電脳コイル」放送で縦横比のミス、BSフジが謝罪 1話から10話を再度放送へ

先月の総合アクセスTOP10

  1. 「どん兵衛」新CMに星野源が復活も衝撃の新展開 “どんぎつね”吉岡里帆の正体明かされ「完全なホラー案件」「狂気を感じる」
  2. ハラミちゃん、“公称145センチ”も本当の身長にゴチメンバー驚き 「デカイっていわれるのが嫌になっちゃって……」
  3. 西川史子、退院を報告 「生きていて良かったと思っていない」と告白も、力強い現在の心境明かす「私は医師です」
  4. 「もうアヒル口」「美人確定ですね!」 板野友美、生後2カ月娘の“顔出しショット”にみんなメロメロ
  5. 「気ぃ狂いそう」 木下優樹菜、生配信中止で“涙のおわび動画” やらかしたスタッフに「生きてたらミスぐらいする」
  6. 東大王・鈴木光、“お別れの笑顔”で司法試験合格を報告「本当にありがとうございました」 SNS閉鎖に涙のエール続々
  7. 「こんな普通に現れるの?!」「バレそうで心配」 倖田來未、駅のホームに“普通に並ぶ”姿にファン驚き
  8. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」「どストレートに餅で笑った」と称賛集まる
  9. 第1子妊娠のすみれ、母・松原千明と2年ぶりに涙の再会 「やっとママに会えました」と感動的な親子ショット公開
  10. 渡辺裕之、66歳バースデーで息子と2ショット 合同誕生日会に「すごいお料理とケーキ」「イケメン息子さん」