上司「チェンクロ探して来てよ」 言われるままに探してきた結果→【PR】
世界には○○クロが実に多い。
ねとらぼの朝は早い。記事にできるネタはないかと、朝から編集者は“ネットの中を歩いて”探す。そしてたまに大人しか見ちゃいけないサイトなどを見たりもする。もちろん仕方がなくだ。だって仕事だもの。
その日も眠い目をこすりながら仕事をしていると、いつのまにか打ち合わせの時間に。偉い人の話を聞きながら、これも仕事だからと大人しか見ちゃいけないサイトを見ていると、「……クロ」「……クロ」と聞きなれない単語が耳に入る。もちろん聞いているふりをしてあいづちを打っておくことを忘れない。これが大人の対応というものだ。こっちはちょうど好みの画像を見つけたところだし。すると、「ではよろしく」と何かが決まって打ち合わせは終わった。なるほど、どうやら生返事をしているうちに何かの担当になってしまったらしい。大人って難しい。
こうしてよく分からないうちに謎の「○○クロ」を紹介する記事を作らなくてはいけなくなった。問題は「○○クロ」がなんのことだか分からないことだけど、できる大人は1を聞いて10を知るべき。そして手元にはiPhoneがあるじゃないか。ここはSiriさんにスタイリッシュに丸投げだ。
Siriさんに「○○クロ」と○○の部分をぼんやりさせて聞いてみた。誤魔化し方としては「んんクロ」みたいな発音だ。するとSiriさんは迷いなく「ユニクロ」を選択。Siriさんが言うんだから「ユニクロ」なんだろう。とりあえずユニクロに行ってみた。
途端に沸いてくる不安。本当にSiriさんを信じていいのだろうか。そもそもユニクロの何を書けばいいんだ? ここは大人として姑息な保険をかけておいたほうがいいと思う。ユニクロじゃないかもしれない。
やってきました「ビックロ」。こっちかもしれない。そしてついでに大人のたしなみとして銀座のあそこも抑えておこう。
カジュアルファッションブランド「アバクロンビー&フィッチ」略して「アバクロ」だ。半裸でマッチョな男性がお出迎えしてくれると思ったのに閉まっている。ねとらぼの朝は早い。
とりあえず、これだけの「○○クロ」を用意したのだからどれかに違いない。しかし、いきなり記事にする愚はおかさない。大人は用意周到なものだ。写真をさりげなく偉い人に見せて反応を見てみることにした。
……違うのだけは分かった。無表情ながらも「なんでこの写真見せるの?」と言わんばかりの空気は察した。大人だもの空気くらい読む。そして大人は時に仲間の力を借りる時もあるだろう。編集部のみんなにも「○○クロ」を聞いてみようと思う。
なにやらゲームをやってて暇そうな同僚に聞いてみると、「チョコクロが食べたくなった」とのこと。食べ物という可能性もあった。チョコクロを販売しているサンマルクカフェは編集部の近くにある。ついでにもう1人聞いてみよう。
クロだって言っているだろうに、なんでマクドナルドだ。しかもすごくうざそうに言われた。ゲームしているくせに! いや待て。そもそも本当に「○○クロ」だったのか? 「○○コロ」だったんじゃないのか? 何もかも分からなくなってきた。とりあえずサンマルクカフェとマクドナルドに財布握りしめて走ってみた。
やはり違うらしい。人に頼っている場合ではない!
世の中になんと「○○クロ」の多いことか。「ももクロ」かもしれないし、「シロクロ」かもしれない。もしかしたら「ハラグロ」かもしれないし、「ノドグロ」かもしれない。「ノドグロ」だったらうれしいな。Siriさんは「袋ですね」とよく分からないものを勧めてくるし、「イケブクロ」か「ヌマブクロ」に行けば何か変わるのだろうか? 「セパタクロ」とか「シンクロ」とかやればいいのだろうか? いろいろ考えていたらすっかり疲れてしまった。ここは一服して落ち着いた方がよさそうだ。時には立ち止まって考えをまとめる時も必要だ。
偶然入ったお店がなにかのゲームとコラボしてオリジナルメニューを出しているらしい。店内の装飾や衣装もその世界観に合わせているし、オリジナルメニューをオーダーするとゲーム内アイテムが当たる抽選会や時間内に完食するとプレゼントがもらえるイベントも実施しているようだ。なかなか店舗の雰囲気とあいまっていい感じだ。小腹も空いているし、せっかくだしオリジナルメニューでも食べようかな……。
「チェンクロ」だ!!!!!! ここにも「○○クロ」がぁぁあぁぁっっ! これは通称「チェンクロ」と呼ばれているセガネットワークスの「チェインクロニクル」じゃないか! Android、iOSで配信されている200人以上の仲間たちとの物語がつながっていくチェインシナリオRPG!
そ、そういえば! あいつらも!
運命の出会いかもしれない。でも出来すぎじゃないだろうか。また無表情に反応されたらさすがに耐えられない。ここはおとなしく謝ってなにクロなのか聞いたほうがいいんじゃないだろうか。最初からそうしたらよかった。ここのオリジナルメニュー食べたら謝りに行こう。
ちなみに「チェインクロニクル」の世界を再現した“チェンクロ酒場”は、11月28日〜12月12日まで実施されており、ゲーム内キャラクターをイメージしたオリジナルメニューをはじめ、精霊石やソード、キャラクター(1等SSRヴェルナー、2等SRベルナデット)やプレミアムチケット(3等)が当たる抽選会、「ベルナデットの愛情たっぷり過ぎオムライス」を1分45秒で完食できたらゲーム内アイテム「成長アルカナIV(戦士)」がプレゼントされるミッションなど開催。店内の装飾や音楽、店員の衣装などゲームの世界観を再現している。なお、来場者にはクリアファイルとコースターが各1つずつオーダー時にプレゼントされる。
オリジナルメニューには前述した「ベルナデットの愛情たっぷり過ぎオムライス」(1300円)のほかに、「ヴェルナーの辛そうで辛くない真っ赤なウィンナー」(650円)や「ピリカのぴりから揚げ」(1000円)、「ファティマの黄金パスタ」(1000円)、「フィーナの手作りロシアンクッキー」(800円)、「主人公がゆでた卵(サラダ)」(1000円)、デザートの「完熟スタミナの実」(800円)や「エレミアの特製アフタヌーンティー」(1200円)、3種類のカクテル(各850円)や「リンセのニャインライブスパークリング」(800円)、「ニンファのハッピードリンク」(800円)といったキャラクターをイメージしたドリンク類が用意されている。
結局、「○○クロ」がなんだったのか分からなかったが、「チェインクロニクル」のオリジナルメニューに疲れと空腹を満たしてもらえたのがなによりの救いだった。これから大人として詫びを入れに行かなくてはならない。なお、当記事によるお詫び精霊石の配布はないのであしからず。
提供:株式会社セガネットワークス
アイティメディア営業企画/制作:ねとらぼ 編集部/掲載内容有効期限:2013年12月11日
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