タカラトミーアーツの変なガチャ新作発表 「自由すぎる女神」にメイドが耐える「メイドM」

ユニークなデザインで話題を集めたタカラトミーアーツのガチャブランド「パンダの穴」が企画展を開催。チラリズム満載の新作もお披露目した。

» 2013年12月10日 21時37分 公開
[黒木 貴啓,ねとらぼ]

 「考えない人」「サメフライ」など、斬新なカプセルトイで話題を呼んできたタカラトミーアーツのガチャブランド「パンダの穴」。同ブランドが新商品の公開や先行販売を行う企画展「新・ガチャブランド パンダの穴展」を、12月11〜15日に「下北 アート スペース ギャラリー Space A」(東京都世田谷区)で実施する。期待を裏切らない“ちょっとヘン”なアイテムの数々を一足早く見てきたので紹介しよう。

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 会場ではこれまで発売されてきたカプセルトイが展示され、商品もガチャ台から購入できる。さらにチアガールが下着やおなかをチラつかせるデザインのフィギュア「机の上からチラリーダー」(12月下旬発売)の先行販売も実施。ほかにも今後発売予定の「どうぶつクレヨン」(2014年1月発売)、「フルーツゾンビ」(2月発売)、「自由すぎる女神」(発売日未定)、「メイドM」(発売日未定)のフィギュアも初めて実物が披露された。

画像画像 先行販売の「机の上からチラリーダー」。会場のほか、ヴィレッジヴァンガード下北沢店(東京都世田谷区)・宇田川店(東京都渋谷区)でもイベント期間に限らず先行販売されている(用意個数が終わり次第、販売終了)

画像 チアガール。いろんなとこをチラつかせながら、メモを立てたりページを挟んだりして机周りをサポートしてくれる

画像画像画像 それぞれ顔が微妙に異なり、機能にちなんだ名前が付けられている。左から「メモ みよ子」「ペン のりよ」「ワゴム かけ美」

画像画像画像 左から「クリップ しおり」「コード まき」「マグネット はるか」。担当者いわく、顔のかわいさではしおり・まきがトップ2で、はるかが一番かわいくないとのこと

画像画像 こちらは2014年1月発売の「どうぶつクレヨン」。動物の形にデザインされたクレヨンで、実際にお絵かきなどに使用できる

画像 デザインが8種類、それぞれ色が8種類で、計64種類とバリエーション豊富。クレヨンが崩れないよう、カプセル内にクッションが詰められている

画像画像 2014年2月に発売される「フルーツゾンビ」。カワイイ×グロテスクをテーマに、フルーツ=腐る、腐る=ゾンビという流れで生まれたキャラクターだ。確かにどれも顔がどす黒い

画像画像 デザイナーによると、実はけっこう激しく動き回るキャラなのでみんなランニングの格好をしているとのこと。ゾンビたちが登場するムービーも制作予定

画像画像 発売予定の「自由すぎる女神」。寝そべって読み物したり頭に服をかぶったりと、威厳ゼロな女神がそこにいた

画像画像 インパクトがあったのがこちらの「メイドM」。先のチアガールと同じ「アミーゴ★ガールズ」シリーズの第2弾となり、角砂糖やつまようじなど食卓の小物をツラそうな体制で支えてくれるメイドさんフィギュアだ

画像画像 スプーン置きとはし置き。どれも苦行に見える……

画像画像画像 左からコーヒーフレッシュ置き、つまようじ置き、小物入れ。パンダの穴さん、いろいろとごちそうさまでした

 また本展では、「パンダの穴」のクリエイター集団が広告制作企業・電通テックであることも発表された。普段はクライアントの依頼をもとにデザインする彼らが、自ら考案した“ちょっとヘン”なアイデアを形にするため、ガチャのノウハウを多く持つタカラトミーアーツとコラボした。

画像画像 発売済みの「もうしら寝」(左)、「考えない人」(右)

 タカラトミーアーツのプロジェクトリーダー・佐藤涼子さんは斬新なデザインについて、「クリエーターが業界と適度な距離を置きつつ、アイデアにリミッターを作らずに振り切った企画をバンバン出してくれる」とコメント。ガチャの知識がないゆえの大胆なアイデアに、ユニークなカプセルトイ誕生のポイントがあるようだ。

画像 会場では各フィギュアのコンセプトや裏話も公開中

 会場ではフィギュアの企画書もボードで公開されており、裏話やボツになったデザインなども楽しむことができる。ほかにも「パンダの穴」のイメージキャラやフィギュアがプリントされた、会場限定の缶バッジもガチャ台で販売中(1回200円)。イベントの開場時間は平日が正午から午後8時まで、土日が午前10時から午後7時まで。

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