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» 2013年12月20日 09時22分 公開

ボードウォーゲームでも資源が大事!:艦これ提督的ウォーゲーム要務令「珊瑚海キャンペーン」編 (1/2)

艦これの秋イベント「決戦! 鉄底海峡を抜けて!」が終わってもうすぐ1カ月。「資源が溶けるか! 攻略できるか!」の興奮と苦悩がボードウォーゲームでよみがえる!

[長浜和也,ねとらぼ]

普通の社会人でも鉄底海峡を目指せるウォーゲーム

 熱狂と狂気のイベントが終わって、艦これ海域もいつもの落ち着きを取り戻しつつあるものの、イベント攻略のために“海軍逸話”をあれこれ調べているうちに、「俺だったら戦力の逐次投入なんて愚策はしないね」とか「ガダルカナルの飛行場があと1週間でも早くできていたら」とか思うようになって、「あー、俺が連合艦隊を率いて米帝艦隊を撃破して鉄底海峡を突き抜けてー!」と思い至っている提督も少なからずいるんじゃなかろうか。

 そういう「史実のソロモン諸島を巡る戦い」に興味がある艦これ提督諸氏には、ボードウォーゲームで連合艦隊を率いて戦っていただきたい。タイミングよく、12月20日に発売した専門誌「コマンドマガジン」114号にボードウォーゲーム「珊瑚(さんご)海キャンペーン」が付録としてついてくる。

「珊瑚海キャンペーン」はコマンドマガジン114号の付録ウォーゲームだ

 「ウォーゲームって、やたら複雑なルールでやたら時間がかかる廃人限定」と考える艦これ提督も依然として少なくないが、幸いにして珊瑚海キャンペーンは、すでに紹介している空母戦のボードウォーゲーム「日本機動部隊」と同じく、比較的シンプルなルールで4時間程度でゲームが終わることを目指してゲームをデザインしている。モノポリーよりやや時間はかかるが、それでも、休日にランチを食べた後から始めても夕方には終わるので、ゆったりとゲームを楽しみたい「ごく普通の社会人」でも無理なく最後までできる。

 太平洋戦争の海戦に詳しい艦これ提督の中には、ゲームタイトルを目にして「ああ、これ、1942年の5月に発生した珊瑚海海戦のウォーゲームでしょ」と考えるかもしれない。確かに開始時期は1942年の4月あたりを想定しているが、1つの空母戦だけではなく、その後、半年以上も戦うことになるニューギニアやソロモン諸島を巡る一連の長期的な「キャンペーン」(日本語ルールで「戦役」と訳している)をカバーする。まさに「鉄底海峡を抜けて、その先に進撃できるのは日本軍か? それとも、深海棲……いや、米帝軍か?」という秋イベントを踏襲する流れでほぼ1年間を戦い抜くことになる。

マップは鉄底海峡があったガダルカナル島を中心に北はラバウル、ニューギニア、南はヌメアまでをカバーする

「翔鶴」「瑞鶴」「金剛4姉妹」に「陸奥」まで登場

 珊瑚海キャンペーンに登場する日本艦隊の面々は、ソロモン海の空母戦でおなじみの「翔鶴」「瑞鶴」の正規空母コンビに「龍驤」「瑞鳳」の軽空母コンビ(残念「祥鳳」は出ず)、「金剛」「榛名」コンビに「比叡」「霧島」コンビの高速戦艦4姉妹、そして、ツウなことに「陸奥」が艦名入りで登場する。ほかに、名前はないが(シルエットで分かるが)重巡洋艦戦隊ユニットに軽巡洋艦主体の水雷戦隊ユニットと、いずれも2隻1ユニット、1戦隊1ユニット扱いになっている。

 ただ、ゲームルールの上、軍艦の種類は「空母」「主力艦」「軽艦艇」の3種類しかない。空母は航空攻撃ができて、主力艦は砲撃戦に強く、軽快艦艇が夜戦に役に立つのは、艦これの“肌感覚”と似ている。さらに、艦艇ユニットの数も日本軍で13個と少なく、かつ、その一部は増援として後からやってくるので、一度に指揮する数はさらに少なくなって把握しやすい。

 艦これ提督には意外と思うかもしれないが、珊瑚海キャンペーンでは、陸軍ユニットが多数登場する。1個連隊1ユニットで、ほぼ4個師団分の戦力を用意している。駒としては海軍より陸軍が多かったりする。

 珊瑚海キャンペーンで勝利するには、敵軍艦を沈めるほかに、敵拠点を陸軍で占領する必要もあり、それだけに、「陸軍を海軍部隊で護衛して輸送して」「迎撃してきた敵艦隊を航空攻撃や砲雷撃戦で撃退して」「敵飛行場を艦砲射撃で撃破して」「敵基地に無事陸軍上陸させて攻略する」ことが重要になってくる。このあたりは、艦これもさることながら、太平洋戦争であった作戦の仕組みを忠実に再現している。

珊瑚海キャンペーンに登場する艦娘、いや、艦艇のユニット(一部)。一航戦と二航戦の彼女たちは登場しない

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