唐揚げがデカすぎてそばが見えねえ! 伝説の立ち食いそば屋「弥生軒」で唐揚げそば食べてきた
デカい(小学生並の感想)。
昔から忙しい日本人の胃袋を優しく満たしてきた駅の立ち食いそば。近年は大規模なチェーン展開なども進む中、今でも独自路線を貫く立ち食いそば屋として有名なのが、千葉県の我孫子駅にある「弥生軒」だ。名物は超特大の唐揚げを乗せた「唐揚げそば」。どう考えてもデカすぎるし、そもそもそばに唐揚げってどうなんだ? 深夜にネットでこの唐揚げそばの画像を見てしまった僕は、翌日居ても立ってもいられなくなって我孫子行きの電車に乗り込んでいた。
そばが見えないほどの巨大唐揚げ
立ち食いそば弥生軒は我孫子駅ホームに3店舗、お隣の天王台駅にも1店舗を構える。お昼どきを外して午後3時ごろに伺ったにも関わらず、お店の外に人があふれるほどの繁盛ぶりだった。キビキビとしたおばちゃんが軽快に店を回していて、このスピード感が実に「立ち食い」という感じ。早速「唐揚げそば2個入り(480円)」の食券を買って渡すと、1分もたたずにそばが出てきた。
覚悟はしていたけど、受け取ったそばを見てやっぱりビックリした。唐揚げがデカすぎてそばが見えねえ! 直径が丼と同じくらいある2つの唐揚げが見事にそばを覆い隠している。うわぁ、なんだかすごいことになっちゃったぞ。
気合を入れて唐揚げにかじりつくと、カリッという食感。鶏肉も柔らかくてジューシーでおいしい。なんだか小さいころ、商店街のお肉屋さんで食べたような懐かしい味だ。東京風の黒いつゆも甘みがあって不思議と唐揚げとの相性もいい。
そばは誤解を恐れずに言えば柔らかくて歯ごたえのないタイプ。だけど、つるっとすすってもよいし、ほお張ってもぐもぐ食べてもよい、というこの気さくさこそがまさに立ち食いそば屋のそばだ。パワフルな唐揚げの味に引っ張られるようにして、そばが後からついてくる。せわしない都心の駅にはない、我孫子駅のちょっとのんびりした雰囲気を感じながら、最後までおいしく食べることができた。
地元の人々の日常に根ざした立ち食い店
弥生軒で唐揚げの提供が始まったのは17~8年前。自社で仕入れたもも肉を大胆に半分に切って唐揚げにしたところ、「大きい」と話題になり、今では後に引けなくなって当初よりもさらに大きくなってしまったそうだ。1日に1300~1400個の唐揚げを製造しているが、それでも夜の10時30分ごろには売り切れてしまうこともあるという。
唐揚げは単品の注文も可能で、持ち帰りもできる。会社帰りのサラリーマンが家でのおつまみ用に持ち帰るというケースも多いそうだ。お店で単品を注文するとそばつゆを入れた丼に唐揚げを入れてくれるのだが、こちらも人気。僕が店にいる間も学校帰りの高校生が何人もこの「唐揚げ単品」を注文していた。
客層は実にさまざまで、老若男女問わずといった様子。学生はスナック感覚で唐揚げの単品を楽しみ、年配のご夫婦は「おいしいね」と言いながらかき揚げそばを食べていた。県外から訪れる人も多いという人気店だが、地元の人たちの日常食として愛されているのだということを強く感じた。そこに住む人たちの息づかいを感じさせる立ち食いそば屋さん。我孫子駅のホームを歩きながら、なんだかこういうのいいよなあ、としみじみして、心身ともに夜までお腹いっぱいだった。
弥生軒6号店 営業時間
平日 午前7時~午後11時50分
土曜 午前7時~午後10時30分
日曜・祝日 午前7時~午後9時30分
※時期によって営業時間の変更あり
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
皇后さま、服から靴まで「ロイヤルブルー」 天皇陛下のネクタイとの“おそろいコーデ”
「全てが完璧」 無印良品の“1990円バッグ”に称賛続出 「やっぱりこれ」「文句なし」「使い勝手抜群」
福袋に入ってた“定価3万円”の高級魚を大事に育てたら…… 「やりやがったな」涙する結果に「すごい」「ほんと感動」
「昔はかなりモテた」と話す母→ウソかと思いきや…… 100万再生された“当時の姿”に娘も驚き「なんてこった!!」【海外】
養子に迎えた娘を溺愛していたお父さん、その26年後には…… まさかの展開に感動の声 「泣いた」「美しすぎる」【米】
パパに抱っこされる娘→30年後…… 同じポーズで撮影した“現在の姿”に驚き「私もお父さんが恋しくなった」【海外】
「この値段では考えられない」 ワークマンの新作“1900円アウター”が品切れ続出の反響ぶり 「コスパ良し!」
「こんな安くていいのか」 ワークマン新作“1500円パンツ”が売り切れラッシュの大人気 「何の文句もない」
【着物】たんすに眠っていた帯→“斜め上の発想”でリメイク 完成したアイテムに「何て素敵なんでしょ」「挑戦してみます」
“有吉弘行も大ファン”の「伝説の女装愛好家」が死去 亡くなる2日前に「志半ばにして逝きますが燃え尽きる思い」とメッセージ
- 「うそでしょ!?」 東京ディズニーランド、“老舗”レストランの閉店を発表 「とうとう来てしまったか」「いやだああああ」と悲しみの声
- Koki,、豪邸すぎる“木村家の一室”がウソみたいな広さ! 共演者も間違えてしまうほどの空間にスタジオビックリ「コレ自宅!?」「ちょっと見せて」
- 息子の小学校卒業で腕を組んだ34歳母→中学校で反抗期を迎えて…… 6年後の姿に反響 「本当に素敵!」「お母さん、変わってない!?」
- プロが本気で“アンパンマンの塗り絵”をしたら…… 衝撃の仕上がりが550万再生「凄すぎて笑うしかないw」「チーズが、、、」 話題になった作者に話を聞いた
- ディズニーランドがオープンした1983年当時、カップルだった2人→37年後…… 目頭が熱くなる現在の姿に感動
- ニットで口元が隠れた赤ちゃん、そっと脱がせてみると…… “想像を超える”表情が2300万再生「心に刺さった」「今まで見た中で1番!」【海外赤ちゃん記事3選】
- 水族館のイカに“指でハート”をしてみたら… “まさかのお返し”が190万表示「こ、こんなことあるのか」
- 「ひどすぎ」 東京ディズニーランドで“約100人のドジャースファン”が一斉に“迷惑行為” 「やめてほしい」と物議
- 19万8000円で購入した超高級魚を、4年間育てたら…… ド肝を抜く“大変化”に「どんどん色が」「すごい」
- 初めて夫の実家に挨拶した妻、初々しかった表情が9年後…… “そうはならんやろ”な変わりっぷりが1150万再生
- 最初に軽く結ぶだけで…… 2000万再生された“マフラーの巻き方”に反響「これは使える」「素晴らしいアイデア」【海外】
- コメダ珈琲店で朝、ミックスサンドとコーヒーを頼んだら…… “とんでもない事態”に爆笑「恐るべし」「コントみたい」
- パパに抱っこされる娘、13年後の成人式に同じ場所とポーズで再現したら…… 「お父さん若返った?笑」「時止まってる」2人の姿に驚き
- 和菓子屋で、バイトの子に難題“はさみ菊”を切らせてみたら……「将来有望」と大反響 その後どうなった?現在を聞いた
- 古いバスタオルをザクザク切って縫い付けると…… 目からウロコの再利用に「すてきなアイデア」【海外】
- 「14歳でレコ大受賞」 人気アイドルがセクシー女優に転身した理由明かす 家族、メンバー、ファンの“意外な反応”
- 希少性ガンで闘病中だったアイドル、死去 「言葉も発せないほどの痛み」母親が闘病生活を明かす
- “きれいな少年”が大人になったら→「なんでそうなったw」姿に驚がく 「イケメンの無駄遣い」「どっちも好きです!笑」
- ドブで捕獲したザリガニを“清らかな天然水”で2週間育てたら…… 「こりゃすごい」興味深い結末が195万再生「初めて見た」
- 芸能界引退した「ショムニ」主演の江角マキコ、58歳の近影にネット衝撃「エグすぎた」 突然顔出しした娘とのやりとりも話題に