「ホッキョクグマの首都」チャーチルがGoogleストリートビューに登場 ツンドラを散策しながらホッキョクグマに会おう

ホッキョクグマの旅の軌跡をたどれる「Bear Tracker」も楽しい。

» 2014年02月28日 19時56分 公開
[ねとらぼ]

 「ホッキョクグマの首都」と呼ばれるチャーチル(カナダ・マニトバ州)が、Googleストリートビューに加わりました。ツンドラの辺地であるここは、エサをもとめて北極海の氷を旅するホッキョクグマの拠点の1つ。ツンドラを散策しながらホッキョクグマを発見できます。


画像 チャーチルはカナダのハドソン湾沿いにあるツンドラ地帯

 撮影はホッキョクグマの保護団体「Polar Bears International(PBI)」とGoogleが協力して行ったもの。ツンドラ・バギーという、生き物に干渉することなく不安定な地形を渡れる乗り物にカメラを取り付け、チャーチルとワパスク国立公園周辺の画像を収集しました。

画像 特集サイトでは気候変動による影響など、チャーチルやホッキョクグマが直面している問題について説明している

 チャーチルの地理を連続した画像で記録することは、温暖化で個体数が減りつつあるホッキョクグマの保全活動にもつながるそうです。特集サイトではホッキョクグマがどのような問題に直面しているのかをスライド画像などで説明しています。ほかにもPBIがGoogleマップと提携して作成している「Bear Tracker」では、ホッキョクグマが海氷を旅してきた軌跡を、時間の経過とともに地図上で見ることができます。

画像 「Bear Tracker」ホッキョクグマはどのように海氷を渡っている?

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