ニュース
» 2014年07月03日 14時40分 公開

7月からロボットがヒッチハイクでカナダ横断に挑戦 理由は「お金ないし免許もらえないから」

ん? 道端でだれか親指を立ててる……ってロボットぉぉぉぉ!?

[ねとらぼ]

 この夏カナダで、一体のロボットがヒッチハイクで大陸の横断に挑戦する。理由はお金がない上に、カナダではロボットに運転免許証を持つ権利がないからだという。ライアソン大学・Frauke Zellers博士とマックマスター大学・David Harris Smithさんらの共同研究プロジェクトが開発した、「hitchiBOT」というロボットだ。


画像 運転していたら、ロボットが「乗せてくれませんか」ってヒッチハイクしてきた

 hitchiBOTはカナダの東海岸のハリファックスから西海岸のビクトリアまでヒッチハイクする。運転手が持ち上げて車に乗せられるだけの軽さになるよう、バケツに軍手やブーツをつけたシンプルなつくりだ。親指を立てて腕を上下させる、いわゆるヒッチハイクのポーズを繰り返して乗せてもらえるようアピール。ちょっとした会話機能を駆使して旅を成功させる。


画像 hitchiBOT

画像 道端でヒッチハイクポーズをしてアピールする

 本体にはLED画面とマイク、カメラ、GPS、3GとWi-Fi回線を備えている。研究者の力を借りてしゃべれる上に、ひとりで複数の会話も可能。インタフェースにはソーシャルメディアAPIやウィキペディアAPIなどを使用。旅の途中でバッテリーが尽きないか心配だが、車のシガーソケットにプラグを差し込んで充電させてもらえるよう運転手に頼みこむ仕組みになっている。


画像 あなただったら乗せてあげる??

 このヒッチハイクは研究チームによるアートワークとソーシャルロボットの実験だ。人々はたいてい「人間がロボットを信じられるか」に興味を示すものだが、プロジェクトでは「ロボットは人間を信じられるか」について問うという。果たしてhitchBOTは人間に盗まれたり壊されたりすることなく、人間の助けを借りて、無事にカナダを横断できるのだろうか。

 hitchiBOTが旅立つのは7月27日。旅の経過はTwitter(@hitchBOT)や公式サイトで追うことができる。


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10

  1. /nl/articles/2009/23/news159.jpg 「私の勘違い」「虐待ではありません」 華原朋美、高嶋ちさ子に号泣謝罪 尋常でない様子の動画に心配の声やまず
  2. /nl/articles/1808/22/news101.jpg 「訃報」「愛猫」「手風琴」って読める? 常用漢字表に掲載されている“難読漢字”
  3. /nl/articles/2009/24/news053.jpg 1歳児の寝かしつけ後、布団を離脱した母が見たものとは…… 育児の「思わぬ伏兵」を描いた漫画が予想外にかわいい
  4. /nl/articles/2009/24/news155.jpg 井村屋が具のない素の中華まん「すまん」を開発中 Twitter担当者とフォロワーの熱意で試作までこぎつける
  5. /nl/articles/2009/25/news014.jpg 「こんなこともできないの?」と言う人は“出来ないこと”がわからない――傷つく言葉が出てくる理由を考えた漫画にハッとする
  6. /nl/articles/2009/21/news037.jpg 「辞めさせていただきます」 「半沢直樹」最終回予告で半沢の出向辞令&退職願提出……衝撃展開にネット考察相次ぐ
  7. /nl/articles/2009/24/news112.jpg アルコール依存症の夫に寄り添う妻の漫画『だらしない夫じゃなくて依存症でした』に注目集まる 厚労省・専門家監修で依存症を描く
  8. /nl/articles/2009/24/news177.jpg 「Microsoft Flight Simulator」無料アップデートで日本マップを大幅刷新 “完全に実写”だこれ!
  9. /nl/articles/2009/25/news063.jpg 税率が変更されるお酒が一目で分かる! Yahoo! JAPANが特設サイト「酒税法改正 なにがどうなる?」を公開
  10. /nl/articles/2009/24/news159.jpg 「年齢なんてただの数字よ!」夫たちのカミングアウトから始まったおばあちゃん2人の共同生活は…… 「グレイス&フランキー」がコミカルでパワフル

先週の総合アクセスTOP10