1日で1000人がうどんを踏んだ! 今一番気になるイベント「テクノうどん」に行ってきた

踏めば分かるさ。

» 2014年07月10日 14時24分 公開
[與座ひかる,ねとらぼ]

 「テクノに合わせて踊るかわりにうどんを踏んでみたらどうだろう?」という発想から生まれた不思議系クラブイベント「テクノうどん」。第4回目を迎え、毎回来場者が増えているというイベントですが、なんと今回の来場者数は約1000人超!

 7月6日、東京・青山CAYにて午前と午後の2回に分け開催された今回。この記事では午後の部の盛り上がりをリポートします!!!!

おそるおそる会場内に入る

 会場に到着しました。午後6時30分です。

テクノうどん 会場入り口の看板

 さっそくジップロックに入れられた「うどん玉」を受付でもらい会場内へ。

 明日は月曜だし午後5時から開いてたしなんだかんだ落ち着いているのでは……と思いきや!

テクノうどんテクノうどん

 超満員でした!

 話題の大きさがうかがえます。そしてみなさんがカメラを向ける先には――

テクノうどん !!

 なぜか「おむつ」を着用しているDJが登壇中。

 「K∞ * N∈∈(くーあなるにー)」さんというパフォーマンスDJで、「京都から深夜バスできてんねん!」「次、BPM258でお仕事がんばる曲をかけます!」と独特のパフォーマンスで会場を盛り上げていました。

 もちろん、お客さんは写真を撮り、リズムに乗りながらもうどんを踏んでいます。

テクノうどんテクノうどん 中には友達の分まで頼まれてしまい、3つ踏むことになった大忙しな人も

「うどんがこねあがったぞ!」……ゆ、ゆでるのはどうするの?

 音楽にのってしっかり踏んだ後は、うどんを「うどん受付口」までもっていきます。

テクノうどん 受付にて配られた「テクノうどんの楽しみ方」

テクノうどんテクノうどん うどん受付と調理場。10数人のスタッフが麺をカット〜茹でるまで調理してくれます

テクノうどん 番号札を持って待ちましょう

 しばらくすると受付のステキなお姉さんが「うどん番号札、10番の方〜〜!」とコールしてくれます。

テクノうどん

 呼ばれたらうどんはゆで上がっているので、あとはスープやトッピングを加えて完成です(大変おいしかったです)。

テクノうどん

「テクノは全然知らないんです!でもうどんがあったので来ました」

テクノうどん 午前には藤崎ルキノさん、午後は真鍋大度さん出演

 大盛り上がりの会場、どうしてこんなに人気なのでしょうか?

 みんな豪華出演者目当てなの?

 来場者に「今日はなぜ来ようと思ったんですか?」と聞いてみたところ、「ネットで見かけて“テクノうどん”という響きがヤバイと思って来ました!」「普段はテクノも聞かないしクラブも行かないけど楽しそうで、実際楽しかったです!」「ただただうどんを踏みたくて、前回から気になってました」と、出演者を目当てにした方より、「とにかく面白そうだから来た!!」という方が大半でした。

 「クラブイベントは怖かったけど、テクノうどんなら気軽に来れた」という方も。うどんは文化の壁を超えます。


テクノうどん 「うどんだから白い服?」という質問に「関係ありません!」と答えた仲良し3人

テクノうどん 「ずっと気になっていてやっとこれました!」とうどんを待つ2人

テクノうどん

 DJで出演した真鍋大度さん、主催者とは昔からの知人で出演を決めたそう。「自分で参加しても楽しそうだなと思えた事も大きい」と話してくれた。

「テクノうどんTシャツ」に「うどん飴」…テクノうどんはどこへ行く

 「テクノに合わせてうどんを踏む」というコンセプトのテクノうどん。実は「風営法のダンス規制」に対し「ダンスではなく“うどんを踏む”なら摘発されないのでは」という抵抗も含まれていたことも話題を呼ぶきっかけになりました(沖縄のバンド「おそるべき」が発案)。

 約30人の規模からはじめ、今回は規模を拡大・グッズ販売も行ったテクノうどん、今後はどうなっていくのでしょうか。

 イベント主催者で、アートスペース「浅草橋天才算数塾」主宰でもあるセクシーキラーさんに今後のテクノうどんについて聞きました(テクノうどん誕生のきっかけなどはこちらの記事で)。

Q 今回の盛り上がりを見て「このイベントはどこまでいくのか?」と気になったのですが、野望があればおしえてください。

A リッチー・ホウティンというテクノDJが運営しているイビサ島のクラブのように、日本の島々……例えば瀬戸内国際芸術祭のような場所で開催できたら面白いと思っています。1000人以上いっせいに、合唱のように踏むうどんを生で体験して、一体感が生まれる……ということを一度見てみたいです。それこそ企画でしかできない醍醐味ですし、欲求です。

Q 島でうどんを! 面白そうです。

A 他にも、セブンイレブンなどで売っているうどんの包装を工夫して、本当にテクノが流れるような商品を作ってみたいなど…そういうことができたら最高ですね。

Q 次回開催は予定していますか?

A まだ開催日は未定ですが、来年度もやろうと思っています。

テクノうどん

 テクノうどんTシャツや、良く見ると原材料が怖くて食べられない会場限定「うどん飴」も販売されていました。

 まだまだ加速するテクノうどん人気。日本を代表するイベントになる日も間近かも?

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/24/news092.jpg 「バグってる」 シャトレーゼの“864円で買える”「1人用クリスマスケーキ」に大絶賛の声 「企業努力すごい」
  2. /nl/articles/2412/24/news037.jpg 毛糸で作ったお花を200個つなげると…… “圧巻の防寒アイテム”完成に「なにこれ作りたい……!!」「美しすぎる!」と100万再生【海外】
  3. /nl/articles/2412/23/news157.jpg 【編み物】黄色の毛糸で5つの四角いパターンを編み、つなげると…… 鮮やかな大作の完成に驚き
  4. /nl/articles/2412/24/news089.jpg 「デコピンの写真ください」→ドジャースが無言の“神対応” 「真美子さんに抱っこされてる」「かわいすぎ」【大谷翔平激動の2024年 愛犬もすっかり“大スター”に】
  5. /nl/articles/2412/23/news078.jpg そば屋の看板のはずが…… 雪で“別の店”みたいになってしまった光景が北海道の豪雪のすさまじさを物語る
  6. /nl/articles/2412/19/news140.jpg 甥っ子に貸したらボロボロの廃車で返ってきたリトルカブ バイク好きの本気修理と“思い”に「なんか涙出ちゃう」「思わず全部観てしまった」
  7. /nl/articles/2412/22/news047.jpg 刺しゅう糸を20時間編んで、完成したのは…… ふんわり繊細な“芸術品”へ「ときめきやばい」「美しすぎる!」
  8. /nl/articles/2412/24/news042.jpg 絵師が4年間イラストを描き続けたら…… 劇的な成長に思わず感動 「努力の賜物」「素晴らしい」
  9. /nl/articles/2412/23/news002.jpg 【今日の難読漢字】「勿忘草」←何と読む?
  10. /nl/articles/2412/24/news010.jpg 酔った彼女に花束を渡してみたら…… まさかの行動が660万表示「躍動感エグいwww」「ずっと待ってたんだよ、きっと」
先週の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. 新1000円札を300枚両替→よく見たら…… 激レアな“不良品”に驚がく 「初めて見た」「こんなのあるんだ」
  3. 家の壁に“ポケモン”を描きはじめて、半年後…… ついに完成した“愛あふれる作品”に「最高」と反響
  4. 「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に【大谷翔平激動の2024年 「お菓子」にも注目集まる】
  5. 100均のファスナーに直接毛糸を編み入れたら…… 完成した“かわいすぎる便利アイテム”に「初心者でもできました!」「娘のために作ってみます」
  6. “プラスチックのスプーン”を切ってどんどんつなげていくと…… 完成した“まさかのもの”が「傑作」と200万再生【海外】
  7. 「バグってる」 シャトレーゼの“864円で買える”「1人用クリスマスケーキ」に大絶賛の声 「企業努力すごい」
  8. 「昔モテた」と言い張るパパ→信じていない娘だったが…… 当時の“驚きの姿”が2900万再生「おおっ!」「マジかよ」【海外】
  9. トイレットペーパーの芯を毛糸でぐるっと埋めていくと…… 冬に大活躍しそうなアイテムが完成「編んでるのかと思いきや」【海外】
  10. “月収4桁万円の社長夫人”ママモデル、月々の住宅ローン支払額が「収入えぐ」と驚異的! “2億円豪邸”のルームツアーに驚きの声も「凄いしか言えない」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」