日本のマンガ・アニメの海賊版対策が本格化 正規版リンク集「Manga-Anime here」設立 集中的な削除申請もスタート
業界横断的に実施する大規模な海賊版対策が始まります。
» 2014年07月30日 15時00分 公開
[ねとらぼ]
日本の出版社やアニメ関連企業15社が参加する「マンガ・アニメ海賊版対策協議会」と一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構(CODA)が、業界横断的な海賊版対策をスタートしました。約580作品を対象に海賊版の集中的な削除活動を8月1日から始めるほか、正規版リンク集「Manga-Anime here」も新たにオープンしています。
「Manga-Anime Guardians Project(MAGP)」と名付けられた今回の活動では、マンガ約500作品、アニメ約80作品を対象に、5カ月間にわたる集中的な削除活動を展開。非公式の作品公開サイトやTorrent情報サイトなどに、削除要請や法に基づいた対応を行います。なお、削除対象作品は(1)ネット上で海賊版が確認できていること、(2)正規流通が行われている/行われる予定があること、を基準に選出しています。
こうした活動とあわせて、ファンが正規版を簡単に見つけられるよう整備したWebサイト「Manga-Anime here」も開設しました。同サイトでは、作品ごとに簡単な内容紹介や各ストアへのリンクが用意されています。また、啓発活動の一環として、動画「Thanks, friends」もYouTubeで配信。さまざまな有名作品の名場面などを使い、正規版をPRする内容になっています。
動画が取得できませんでした
協議会やCODAは、こうした活動を通じて海賊版対策の知見を蓄積し、さらなる対策に生かしていく考えです。
advertisement
関連記事
- 海外オタク見聞録:“嫁”の立て看板と旅する海外のオタク男性が再び来日 今やロンドンのラブライバー
「狼と香辛料」のホロの立て看板と旅していた男性が、再び日本へやってきました。ラブライブ!に夢中なようですよ。 - 読売新聞社主催 マンガ、アニメ、ラノベ、エンタメ小説の国民投票 「SUGOI JAPAN」
「世界でも大ヒットするにちがいない!」と多くのファンが支持する作品を、ファン自身の手で選ぶ。 - 「夢は経産省のデータを居酒屋で見てもらうこと」――経産省、おしゃれかっこいいデータサイト「OPEN METI」公開
まんまとやられました。 - 海外オタク見聞録:海外の若者に浸透するボカロ・アニメ――ファン交流活動「みらいのねいろ」主宰に聞く
VOCALOIDを海外に紹介するファン交流プロジェクト「みらいのねいろ」主宰に、現地で見た日本のコンテンツの人気について聞いてみました。 - 経産省の“クールジャパン百科事典”オープン Googleによる特設サイトも
お役所のサイトっぽくなくてスタイリッシュ。 - 経産省、エヴァのパロディ動画でクール・ジャパン法をPR 「クールじゃない」とネットで不評
6月に公布された「株式会社海外需要開拓支援機構法」(クール・ジャパン法)の解説動画が話題になっています。 - クリエイターは無報酬で協力? 金銭的にクールジャパンな秋元康さんの発言にネット冷ややか
4月3日に政府が開いたクールジャパン推進会議で、AKB48プロデューサーの秋元康さんが、取り組みにクリエイターが無報酬で参加することを提案。……えッ?
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
昨日の総合アクセスTOP10
-
新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」 投稿者に感想を聞いた
-
高校生のときに付き合い始めた2人→10年後…… 現在の姿に「めっちゃキュンってした」「まるで映画の世界」と1000万表示突破
-
イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
-
散歩中、急にテンションが下がった柴犬→足元を見てみると…… 「そんなことあります?」まさかの原因が860万表示「かわいそうだけどかわいい」
-
高校生時代に父と撮った写真を、29年後に再現したら……再生数1000万回超えの反響 さらに2年後の現在は、投稿者に話を聞いた
-
ダイソー&セリアの毛糸6玉が、みるみるうちに…… たった4時間編んで完成したとは思えないオシャレアイテムが話題
-
コメダのテイクアウトで油断して“すさまじい量”になってしまった写真があるある 受け取ったその後はどうなったのか聞いた
-
“ひっつき虫”を簡単に取るには…… 身近なアイテムでスッキリするライフハックに「これでイライラしないで取れる」「今度、やってみます」
-
その発想はなかった! 手に描いた“孫悟空” → 広げたら…… “まさかの変化”にテンション上がる「センスだね」
-
赤い毛糸3玉をどんどん編んでいくと……? 完成した“冬のオシャレアイテム”に「わかりやすくて感謝」「編んでみたい!」
先週の総合アクセスTOP10
- パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
- 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
- 「中学生で妊娠」した“14歳の母”、「相手は逃げ腰」妊娠発覚からの経緯を赤裸々告白 母親の“意外な反応”も明かす
- 勇者一行が壊滅、1人残った僧侶の選択は……? 「ドラクエでのピンチ」描くイラストに共感「生還できると脳汁」
- 「笑い止まらん」 海外産アプリで表示された“まさかの日本語”に不意打ち受ける人続出 「何があったんだw」
- パパが好きすぎる元保護子猫、畑仕事中もくっついて離れない姿が「可愛すぎる」と反響 2年以上がたった現在は……飼い主に話を聞いた
- アグネス・チャン、米国の自宅が“度を超えた面積”すぎた……ゴルフ場内に立地&門から徒歩5分の豪邸にスタッフ困惑「入っていいのかな」
- 「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」
- 「車が憎い」 “科捜研”出演俳優、交通事故で死去 兄が悲痛のコメント「忘れないでください」
- PCで「Windowsキー+左右矢印キー」を押すと? アッと驚く隠れた便利機能に「スゲー便利」「知らなかった」
先月の総合アクセスTOP10
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」