古くて新しい「ジャングルクルーズ:ワイルドライフ・エクスペディション」を体験してきたリニューアル後も船長のトークは健在!

2014年9月8日にあのジャングル・クルーズがリニューアル。乗る前も楽しい、乗ってびっくりの「変化」とは?

» 2014年09月04日 16時57分 公開
[宮田健(dpost.jp),ねとらぼ]

 いまから31年前、東京ディズニーランドの開園当初から存在し、誰もが滝の裏の姿に驚いた(あきれた)あのアトラクションが2014年9月8日にリニューアルします。新たな名前は「ジャングルクルーズ:ワイルドライフ・エクスペディション」。いったい何が変わって、何が変わらないのでしょうか?

「ジャングルクルーズ:ワイルドライフ・エクスペディション」昼も夜も運行、と書かれてます。

変わった:乗る前も楽しい!

 今回大きく変わったのは実は「乗る前」。並んでいる間のプレショーエリアは、船長たちのオフィスや休憩所のようです。よーく見ると、彼ら彼女らの生活や仕事の様子がそこかしこに残っています。これなら、行列が長くなっても楽しめますね。

入り口はジャングルクルーズの受付になっています
受付には日誌が。「このスパイダーを知ってたら教えてください。あと、解毒剤があったらください。早く!」って大丈夫なんでしょうか……
ジャングルクルーズの船長、スキッパーに届いた手紙が飾られています
その中には日本語の手紙も。動物のお守り?
船長の休憩所には、チェスをしていた形跡が
ミッキーマウスのマンガとともに置かれた雑誌には、なんと「ジョーンズ博士がロストリバーデルタで神殿を発見」という文字が。これはもちろん、東京ディズニーシーにあるアトラクションのこと

変わらない:船長の軽妙なトーク!

 リニューアルの発表があって一番気になってたのは船長の存在。もちろん、船長のトークは健在どころか、パワーアップして帰ってきました。

 そして今回、船には何やら不思議なものがぶら下がっているようです。船長によると、これは「動物のお守り」。いったい何から守るのでしょうか?

リニューアルしても船長の笑顔は変わりません。そして新たに象、猿、虎の「動物のお守り」がぶら下がっているのが分かります
行く手には深い霧が
霧の中からカバが登場

 このジャングルクルーズ:ワイルドライフ・エクスペディションでは、これまでのトークに加え、冒険のBGMがずっと鳴り続けています。臨場感あふれる冒険が楽しめそうです。

おなじみのシーンも古くて新しい!
ライオンたちの捕食シーン、写真では分からないですが「音楽」が変わっています。

変わった:昼と夜で異なる魅力、ナイトクルーズも登場

 そして今回最大の変化は、ジャングルクルーズに「ナイトクルーズ」が登場すること。日が暮れると、動物たちやジャングルにちょっとした変化が……。昼だけでなく、夜も乗ることをお勧めします。

ナイトクルーズでは蛍が川を照らします
昼とはがらりと変わった雰囲気が。最低2回は乗らないと!

????:伝説の神殿の中で何が起こる……?

 ここは、動物の守り神が祭られている伝説の神殿。この中で冒険は新たな一歩を踏み出すのか、それともここで幕を閉じるのか……。ここでは驚くべきことが起きるようです。何が起きるのかは、探検家のみぞ知ること。

ここから先は、勇気あるものだけしか入れません

 ジャングルクルーズは世界各地のディズニーテーマパークに存在しますが、このリニューアル版「ジャングルクルーズ:ワイルドライフ・エクスペディション」は世界にここだけしかありません。本家ディズニーランドでも古き良きアトラクションを、特殊効果や最新の映像技術でリニューアルする事例が増えてきています(参考:ディズニーの夢と魔法を実現する最新テクノロジーの世界 )。東京ディズニーシーの「トイ・ストーリー・マニア!」や「タワー・オブ・テラー」のようにど派手なオープンではありませんが、常に新鮮さを絶やさない、東京ディズニーリゾートらしいリニューアルです。

 ジャングルクルーズ:ワイルドライフ・エクスペディションは2014年9月8日よりリニューアルオープン。東京ディズニーランドで“古くて新しい”アトラクションを楽しんでみてはいかがでしょうか。

おまけ。こんなところにミッキーマークを見つけました。どこにあるかはぜひ、探検してみてください

(c)Disney



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