Oculus Riftでジェットコースター体験! VRを超えたド迫力アトラクション「ヤフー トレンドコースター」爆誕

ヘッドマウントディスプレイ「Oculus Rift」+ドライブシミュレーター「Motion-sim」という夢の組み合わせ!

» 2014年09月12日 17時31分 公開
[戸津弘貴,ねとらぼ]

画像

 ヤフーは世界初のSNS連動型バーチャルジェットコースター「ヤフー トレンドコースター」を開発、発表会を9月11日に都内で行った。

 ヘッドマウントディスプレイ「Oculus Rift」とドライブシミュレーター「Motion-sim」で構成され、360度の3D空間と上下左右の動き、風を感じることでジェットコースターの感覚を味わえるというもの。


画像 土台となっているのは、ドライブシミュレーター「Motion-sim」

画像 コースターの動きに合わせて噴射される風がリアル!

 体験する際の手順は以下の通り。


(1)搭乗時にお気に入りのワードや、気になっているワードを音声入力

(2)そのワードのトレンド波形が、3D空間上にオリジナルコースターとして生成される

(3)ヘッドマウントディスプレイ「Oculus Rift」を装着、生成されたコースの動きに連動するドライブシミュレーター「Motion-sim」に乗り込む



 3D空間上には、入力したワードがオブジェクトとして表示されたり、ワードに関連するツイートや画像がコース内に表示される仕組み。コースの高低差や左右へのひねりは、検索結果の量やネガティブ/ポジティブコメントなどの属性に依存。それらを解析してコースを生成しているという。


画像 コースはキーワードに応じて自動生成される仕組み

 発表会のゲストとして、お笑いコンビ「平成ノブシコブシ」の吉村崇さん、徳井健太さんが登場、トレンドコースターにチャレンジした。


画像

 吉村さんは全米オープンテニスで準優勝を飾った錦織圭選手にちなみ、「テニス」を検索して生成されたコースターにチャレンジ。急激な検索結果の増大によって高低差の激しいコースが生成され、終始絶叫の登場体験だった。かたや徳井さんは自身のコンビ名「平成ノブシコブシ」に基づいたコースターを生成。高低差のないゆるいコースに、「山も谷もない人生。まるで新幹線」「これじゃ恥ずかしいから(検索結果に多く表示されるように)頑張ろう」と感想や決意を述べ合った。


画像 ホントに怖がっていた吉村さん

画像 徳井さんの方はわりと余裕そうでした


 発表会終了後、メディアも体験できるということで、さっそく体験することに。IT系らしく「iPhone 6」を検索したところ、最後の最後で急激な高低差がある激しいコースが生成された。おそらく「iPhone」で検索すればもっと波の激しいコースになったのかもしれないが、発売日を来週に控えたタイミングではコレしかない! とチャレンジすることに。

 最初の平坦に見えたコースも左右にカーブしたりひねりがあったりとコースターとしてしっかり楽しめるコースとなっていた。これはネガティブコメントかポジティブコメントかで、左右の曲がり具合などを決めているのだという。そして最後の急勾配。はっきり言って過去に体験したどのコースターよりも登ってゆく時間が長く感じられた。そして最後の急降下では、走馬灯のように今までの人生が駆け巡るのだった。



 トレンドの推移やコメントのネガティブ、ポジティブさに応じてコースターを作るというアイディアはかなり面白かった。それをドライブシミュレータや「Oculus Rift」によってリアルに体験できるのも新鮮。体験できる機会は少ないが、ぜひ体験してみてほしい。

 一般体験は9月12日〜15日の4日間、東京・台場の東京レジャーランドで開催予定。利用は1日50人程度で先着順。また17、18日に東京国際フォーラムで行われる「アドテック東京2014」でも展示される。その他、特設Webサイトでは参加者の体験ムービーも公開予定だ。


一般体験イベント概要

日 時:2014年9月12日(金)〜15日(月・祝)11:00〜20:00

会 場:東京レジャーランド パレットタウン店3階 特設会場

住 所:東京都江東区青海1-3-8

体験可能人数:1日50人程度(※無料、先着順)



【アドテック東京2014 出展概要】

■日 時:2014年9月17日(水)、18日(木)10:00〜19:00

■会 場:東京国際フォーラム Yahoo! JAPANブース

■住 所:東京都千代田区丸の内3-5-1

■体験可能人数:1日50人程度(※無料、先着順)



戸津弘貴


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