日本の3D技術はケツに集約されたのです 釘宮ボイスとケツのコントラスト、「楽園追放」アンジェラ・バルザックあのキャラに花束を

このケツをもみたい2014年、ダントツ1位。

» 2014年12月22日 18時30分 公開
[たまごまごねとらぼ]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 「『楽園追放』って……ケツの話しか聞かないんだけど」こんな声をネット上でよく聞きます。それもそのはず。だって、ネタバレなしでアニメ映画「楽園追放」の話をするとしたら、釘宮理恵さんの演技とケツの話しかできないんだもの。

 ケツケツ言われているのはヒロインのアンジェラ・バルザック。けれど、実は映画の中でそんなにケツ出ません。それでも、彼女の魅力を最大限に説明するなら「ケツ」と言わざるをえない(参考:なぜケツばかりが話題なのか。大ヒットアニメ「楽園追放」の謎を追う)。



アンジェラのボディはずるい

 映画「楽園追放」は、水島精二監督・虚淵玄脚本のアニメ映画。一部の人間がデータ化され、電子世界「ディーヴァ」で暮らす世界が最初の舞台です。ある日その安住の地ディーヴァをハッキングする相手が現れ、エリートエージェントのアンジェラは捜査に出かけます。

 ディーヴァでのアンジェラは、バインボインのアダルティなおねえちゃん。いかんせんデータだから何歳かわかんない。ぶっちゃけ大人ボディだったらきっとここまで人気はでなかったでしょう。彼女はリアルワールド=地上に降りるために、マテリアルボディを作ります。急いで作ったため、彼女の肉体は16歳相当に。


画像 この衣装をエージェント用に正式採用した人を褒めたい

 いやいや16歳って嘘だろ。これもっと年上だろ! 成長しきった、少しだけ背の小さい女性じゃねえか! こういうのはトランジスタグラマーっていうんだ! はい、大好きです。たまりません。思いっきりベタベタなSFとロボットアクションを、超かっこよく見せる映画なんだもの、女の子も「こういうの好きだろ、おらっ!」って方がいいです。

 髪型もずるい。人間の中には「金髪系ふたわけロング」に弱いという遺伝子があるんだと思います。具体例をあげると「アイドルマスター シンデレラガールズ」の双葉杏とか「艦隊これくしょん」の島風(縛ってないけど)とか。

 靴も妙です。ハイヒールというには高すぎるつま先立ちスタイル。そしてこのピッタリした衣装、食い込むケツ。この世界ではみんなこういう服装なのかと思いきや、リアル・ワールドでだれもこんな格好しません。町中に入るとみんな振り返ります。そもそも砂漠でこんな格好していたら肌が割れるじゃん……という理屈を押し切って、ピチピチケツプリスーツにしています。拍手。


画像 見え……見え……字邪魔!


釘宮ボイスとケツのコントラスト

 声優は釘宮理恵さん。途中で心が変わり、最初はツンツンしていたのが丸くなっていく、時に激高する演技は実に素晴らしい。特に難しそうなのは、アンジェラの年齢。少なくとも人生経験は長いはず。そんな彼女が16歳ボディに入ることで、少女であり大人という半端な存在になります。

 だからこそ、ここでケツについて考えねばなりません。大人のプライドを持っている彼女。「女性」です。しかし身体は「少女」。心身が大変アンバランスです。

 彼女の「人間が生きること」についての知識や経験、考え方は、地上で行動を共にするディンゴたちよりもはるかに幼い。アンジェラのボディがもし大人だったら、きっとこの作品のテーマである「生きること」の意味はまるで変わるでしょう。そして彼女の心が成長していくことが、形として短い映画の時間内では表現できなかったでしょう。このボディじゃないとだめなんです。ラストでの彼女のセリフも、このボディだから映えるんです。

 だったらケツじゃなくておっぱいでもいいじゃん、と言われそうです。ちがう。だってケツ食い込み過ぎなんだよ。なんで日本最高級の技術力をケツに注ぎ込んでるんだよ。拍手。


画像 アンジェラさんは実は「ふともも」も素晴らしい

 そういう思いも込めて、誰もが褒めるのです。「アンジェラのケツは素晴らしい」と。彼女が寝ている時にケツを揉みしだいて、「何やってんのよ殺すわよ!」って言われたいだけの人生です。



たまごまご


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/24/news088.jpg ヤフオクで出品されていた「20万円の引退品」→開封すると…… “まさかの中身”に賛否 「ゾッとしたわ…」「しゃーない」
  2. /nl/articles/2412/25/news115.jpg 辻希美&杉浦太陽、家族6人でクリスマスに豪華料理 長女・希空が作った“プロ級のケーキ”も…… 「凄くいい時間だった」
  3. /nl/articles/2412/24/news092.jpg 「バグってる」 シャトレーゼの“864円で買える”「1人用クリスマスケーキ」に大絶賛の声 「企業努力すごい」
  4. /nl/articles/2412/24/news037.jpg 毛糸で作ったお花を200個つなげると…… “圧巻の防寒アイテム”完成に「なにこれ作りたい……!!」「美しすぎる!」と100万再生【海外】
  5. /nl/articles/2412/25/news152.jpg 「思わず泣きそう」 シャトレーゼの“129円クリスマスケーキ”に衝撃 「すごすぎない!?」「このご時世に……」
  6. /nl/articles/2412/23/news078.jpg そば屋の看板のはずが…… 雪で“別の店”みたいになってしまった光景が北海道の豪雪のすさまじさを物語る
  7. /nl/articles/2412/25/news009.jpg 若かりしころの父と母→36年後…… 苦楽をともにしてきた“現在の姿”に「泣いた」「本当に素敵」と1700万再生突破【海外】
  8. /nl/articles/2412/23/news025.jpg 幼少期から“ディズニー”大好きな2人→25年後…… まさかまさかの“現在”が話題 「映画のワンシーンのよう」
  9. /nl/articles/2412/25/news021.jpg 大型ワンコが猫に育てられた結果…… 驚きの行動連発に「自分を猫だと思っていないっw?」「かわいすぎる!」
  10. /nl/articles/2412/24/news156.jpg 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」される夫婦の苦悩……“年の差33歳差”カップルに反響【個性的なカップル特集2024】
先週の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. 新1000円札を300枚両替→よく見たら…… 激レアな“不良品”に驚がく 「初めて見た」「こんなのあるんだ」
  3. 家の壁に“ポケモン”を描きはじめて、半年後…… ついに完成した“愛あふれる作品”に「最高」と反響
  4. 「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に【大谷翔平激動の2024年 「お菓子」にも注目集まる】
  5. 100均のファスナーに直接毛糸を編み入れたら…… 完成した“かわいすぎる便利アイテム”に「初心者でもできました!」「娘のために作ってみます」
  6. “プラスチックのスプーン”を切ってどんどんつなげていくと…… 完成した“まさかのもの”が「傑作」と200万再生【海外】
  7. 「バグってる」 シャトレーゼの“864円で買える”「1人用クリスマスケーキ」に大絶賛の声 「企業努力すごい」
  8. 「昔モテた」と言い張るパパ→信じていない娘だったが…… 当時の“驚きの姿”が2900万再生「おおっ!」「マジかよ」【海外】
  9. トイレットペーパーの芯を毛糸でぐるっと埋めていくと…… 冬に大活躍しそうなアイテムが完成「編んでるのかと思いきや」【海外】
  10. “月収4桁万円の社長夫人”ママモデル、月々の住宅ローン支払額が「収入えぐ」と驚異的! “2億円豪邸”のルームツアーに驚きの声も「凄いしか言えない」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」