「漫画家目指してなくて全然OK」──漫画家・太田垣康男さんがアシさんでなく「社員」を募集 月給16万円から
「長く安定して勤めたいと思っている方大歓迎」とのこと。
小学館のビックコミックスペリオールで「機動戦士ガンダム サンダーボルト」を連載中の漫画家・太田垣康男さんが代表を務めるスタジオ・トアが、作画作業を行う「社員」を募集しています。募集にあたり太田垣さんは、「漫画もアニメの制作会社のようなシステム化を図るべき」と持論を語り、ネットで注目を集めています。
“漫画家志望者の修行の場”といったイメージが強いアシスタント。今回スタッフを募集している太田垣さん自身も、アシスタントを経て漫画家になったそうですが、「私が弟子入りしたのはもう28年も前。その時代と今では漫画界の状況が違います」と語ります。
太田垣さんによれば、作画の技術レベルが高まった昨今の漫画業界では「クオリティの高い作品を安定供給するにはスタジオ機能の充実が不可欠」。しかし、漫画家志望者は「自分の成長が第一で会社の方針より自身の夢(身勝手)を優先する人が圧倒的に多い」ため、スタッフが定着しません。その結果、「練度の低いアシスタントを活用する事に漫画家は苦慮し、結果、エッセイ漫画や身近な街景トレスの現代劇ばかりの作品が増え、漫画本来の自由さが失われがち」だと言います。
そこで太田垣さんは今回、スタッフを法人化したスタジオの社員として迎え入れることにしました。募集では「絵を描いて生活していきたいがフリーランスは怖い、長く安定して勤めたいと思っている方大歓迎」で、漫画家志望者は不問としています。
太田垣さんの考えにネットでは「これも1つの手」「『漫画に関係して食べていく』っていう選択肢を広げるという意味では全然アリ」といった反響が。日本の漫画界でもアシスタントを専門の仕事とするプロアシスタントの存在は知られていますし、漫画の作画補佐をプロフェッショナルな職業として選ぶのも、絵に関わりながら生きていく1つの方法かもしれません。
一方で、給料面や安定性を気にする声も挙がっていました。募集要項には「基本給:月16万円〜」と案内がありますが、プロフェッショナルな技能を習得したとしてどの程度の昇給が見込めるのか、仕事の将来性はあるのかといった点は、「入社」感覚で仕事を選ぶ人には気になるところでしょう。
Twitterユーザーの反応
関連記事
「スピリッツ賞」受賞作 紙幣贋作師描いた漫画「地の底の天上」がWebで公開され話題に
アクセスが集中するほどの人気に。虚構新聞・社主UKのウソだと思って読んでみろ!第25回:泣いて笑ってデビュー夢見て 漫画家アシスタント漫画「アシさん」を読めば漫画がもっと好きになる
作者は「たいようのいえ」で「第38回講談社漫画賞」を受賞したタアモ先生です。熟した“魔法お母さん”が完全に正義!! Webマンガ「空想少女」の第2話が熱い
魔法を使うのは少女だけじゃないのよぉ!掲載2日前に連載白紙になった漫画「あいこのまーちゃん」、漫画 on Webで第1話公開
有害図書指定の可能性などが考慮されて連載2日前に掲載が白紙になった作品が、Webサイトに公開されました。連載が開始2日前に中止に…… マンガ家がブログで報告 「進撃の巨人」作者も「信じられない」とコメント ※追記
マンガ家・やまもとありささんが、決まっていた自身の初連載が開始2日前に中止になったとブログで公表。原因には「有害図書指定の可能性」が。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
庭で見つけた“変なイモムシ”を8カ月育てたら…… とんでもない生物の誕生に「神秘的」「思った以上に可愛い」
「これが生えたら庭終了」 プロも降参する“何をやっても全部ムダな最恐雑草”の正体が400万再生「ほんとこれ厄介」「土ごと変えないと不可能」
イトーヨーカドー春日部店が閉店へ 「クレヨンしんちゃん」に登場するスーパーのモデル 「残念」「寂しい」惜しむ声
夜、山中の側溝をのぞいてみたら…… 思わず声がもれる“あらぬ生物”の姿に「ヤバいw」「生で見てみたい」
水槽の中で卵を発見→慎重に見守って1カ月後…… 小さな命の誕生に飼い主も視聴者もメロメロ「まじで可愛すぎるほんとに可愛い」
「お父さんはママのオタクだった」 母親が「元・おニャン子」のタレント、アイドルとオタクが“つながっちゃいけない理由”を問いかける
「立体的に円柱を描きなさい」 中1の“斜め上の解答”に「この発想は天才」「先生の優しさも感じます」
スーパーで買ったレモンの種が1年後…… まさかの結果が635万再生「さっそくやってみます」「すごーい!」「手品みたい」
工藤静香、15歳の愛犬が天国へ 感謝の言葉つづるも……「泣いてばかり」「心が追いつかない」と悲痛な思い
外国人が来日して“3年後”…… マクドナルドの“オーダーの変化”に「胃袋が日本人のそれなんよw」とツッコミ
- プロが本気で“アンパンマンの塗り絵”をしたら…… 衝撃の仕上がりが360万再生「凄すぎて笑うしかないww」「チーズが、、、」
- 6年間外につながれっぱなしだったワンコ、保護準備をするため帰ろうとすると…… 思いが伝わるラストに涙が止まらない
- 「お釣りで新紙幣来た!!!!!と思ったら……」 “まさかの正体”に「吹き出してしまった」「逆に……」
- 赤いカブトムシを7年間、厳選交配し続けたら…… 爆誕した“ウルトラレッド”の姿に「フェラーリみたい」「カッコ良すぎる」
- ダイソーで買った330円の「石」を磨いたら……? 吸い込まれそうな美しさが40万回表示の人気 「夏休みの自由研究にもいいのでは?」
- 「これ最初に考えた人、まじ天才」 ダイソーグッズの“じゃない”使い方が「目から鱗すぎ」と反響
- もう笑うしかない Windowsのブルースクリーン多発でオフィス中“真っ青”になった海外の光景がもはや楽しそう
- アジサイを挿し木から育て、4年後…… 息を飲む圧巻の花付きに「何回見ても素晴らしい」「こんな風に育ててみたい!」
- スズメの首は、実は……? 「心臓止まりそうでした」「これは……びっくり!」“真実の姿”に驚愕の声
- 【今日の計算】「8×8÷8÷8」を計算せよ
- 18÷0=? 小3の算数プリントが不可解な出題で物議「割れませんよね?」「“答えなし”では?」
- 日本人ならなぜかスラスラ読めてしまう字が“300万再生超え” 「輪ゴム」みたいなのに「カメラが引いたら一気に分かる」と感動の声
- 「最初から最後まで全ての瞬間がアウト」 Mrs. GREEN APPLE、コカ・コーラとのタイアップ曲に物議 「誰かこれを止める人いなかったのか」
- 「値段を三度見くらいした」 ハードオフに38万5000円で売っていた“予想外の商品”に思わず目を疑う
- 「思わず笑った」 ハードオフに4万4000円で売られていた“まさかのフィギュア”に仰天 「玄関に置いときたい」
- かわいすぎる卓球女子の最新ショットが730万回表示の大反響 「だれや……この透明感あふれる卓球天使は」「AIじゃん」
- 「これはさすがに……」 キャッシュレス推進“ピクトグラム”コンクールに疑問の声相次ぐ…… 主催者の見解は
- 天皇皇后両陛下の英国訪問、カミラ王妃の“日本製バッグ”に注目 皇后陛下が贈ったもの
- 「この家おかしい」と投稿された“家の図面”が111万表示 本当ならばおそろしい“状態”に「パッと見だと気付けない」「なにこれ……」
- 和菓子屋の店主、バイトに難題“はさみ菊”を切らせてみたら…… 282万表示を集めた衝撃のセンスに「すごすぎんか」「天才!?」