スポーツとしてのまくら投げ「全日本まくら投げ大会」開催 ついに決定したまくら投げの正式ルールがガチすぎる
掛け布団で防御する「リベロ」や「先生がきたぞォ〜」コールなどの特殊ルールも。
修学旅行のお楽しみ「まくら投げ」がついにスポーツになりました。まくら投げの全国大会「全日本まくら投げ大会in伊東温泉」が2月22日に開催されます。
「全日本まくら投げ大会」は、静岡県伊東市の伝統行事をPRするために行われている「伊東温泉大学対抗イベントTRYアスロン」の種目のひとつ。開催3回目となる今回は正式ルールを設定し、日本で初めて「スポーツとしてのまくら投げ」の全国大会を行うことになりました。
今回定められた正式ルールは、8人対8人の団体戦で競技エリアは縦9メートル横18メートルの畳の上。チーム構成は特殊な役割を持つ「大将」と「リベロ」が1人ずつ、まくらを投げる「選手」と競技エリア外に出たまくらを自陣に戻す「サポート」が3人ずつ。ワンバウンドしたまくら以外はキャッチしてもヒット扱いとなるため基本は避けるしかありませんが、防御専門のリベロだけは「リベロエリア」内でのみ掛け布団を持って防御を行えます。大将にまくらを当てるか制限時間内により多くまくらを相手に当てたチームの勝利。ほかにもサポートがまくらを回収する際には「先生がきたぞォ〜」コールをする必要があり、コールされたチームの大将は布団で寝たフリをしなければいけないなど、ユニークで妙に細かいルールが満載です。完全にスポーツだこれ……。
ルールは地元の伊東高校城ヶ崎分校の生徒が考案し全国高等学校デザイン選手権大会で準優勝などを受賞した「まくら投げのすすめ」を基にしているとのこと。競技部門は「一般の部」「子供の部」「大学対抗の部」の3部門で、それぞれ全国から参加チームを募集中。優勝すればもちろん日本一となります。
(たろちん)
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