東北・信越地方で絶大な人気 「焼きそばBAGOOOON(バゴォーン)」を全種類食べ比べてみた!

東北で「カップ焼きそば」といえばコレ!

» 2015年01月17日 15時13分 公開
[青山ゆずこ,ねとらぼ]
※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 東北の焼きそば王者といっても過言ではないほど、圧倒的な支持を得ているのが、マルちゃん(東洋水産)の「焼きそばBAGOOOON(バゴォーン)」。他社の超メジャー商品もなんのその、「焼きそばといえばコレでしょ」と当たり前のように自宅に大量にストックを置いている地元民もかなり多いといいます。北海道の絶対的エース「やきそば弁当」に続け! といわんばかりに今、地域限定のカップ焼きそばがとにかく熱いです。


画像 東北・信越地方限定で発売

 ちなみに「バゴォーン」という聞きなれないネーミングですが、元々アメリカンコミックなどで、ピストルの発射音として使われていた擬音が由来だとか。1979年発売当時、メインターゲットである若年層に、「自分の夢や将来の目標に性格に“照準”を合せて頑張って欲しい! 」との思いを込めて付けられたそうです(東洋水産公式サイトより)。……なんと、そんな深いメッセージが込められていたんですね。

 さて、東北・信越地方限定で販売されているこの焼きそばバゴォーンですが、現在発売されているのは、焼きそばバゴォーン(通常版)、濃厚甘口味、海鮮うま塩味、チリトマト味の計4種類。


画像 いずれも180円(税別)です

 29年間焼きそばバゴォーンを知らずに生きてきたアラサ―女記者が、生まれて初めてその味を全種類体験してみました!

 まずは通常版のバゴォーンを堪能してみます。北海道のやきそば弁当のように、こちらはわかめスープが付いています。湯切りのお湯で作るのもコクがあって美味しそうですが、バゴォーンは別に熱湯150ミリリットルで作るのが定番のようです。


画像 意外とわかめがおっきいぞ……!

 もっちりツルツルとした麺に、フルーツを使った中濃ソースがまんべんなく絡んでめちゃくちゃ美味しそう。なによりもキャベツが他社よりも大ぶりな気がします。そしてチキンダイス! 食べた感じは「本格的なハム」という印象で、小さ目ながらもしっかりと肉の旨味を感じます。バゴォーンすげえ!


画像 ツルツル&もっちもちの麺

 そしておおめに沸かしたお湯で作ったわかめスープも絶品。これ、焼きそばに付いているオマケとは思えないくらい、クォリティが高いですよ……!  しつこくなく、あっさりと、口の中をリフレッシュしてくれるので、焼きそばがどんどん進みます。


画像 甘みがクセになる

 お次は「濃厚甘口味」。ウスターソースと中濃ソースをベースに、ポークエキスと玉ねぎを加えた、自然な甘みが後をひく一品です。


画像 濃くないけど、しっかり「コク」はある

 定番よりも若干濃い目の色の麺。見た目よりも濃くないので、甘みがクセになって一気食いしてしまいました。わかめスープのあっさりさがベストマッチかも。

 次に「海鮮うま塩味」。


画像 いいぞ……、塩、いいぞ……!(孤独のグルメ風に)

 こちらはポークエキスをベースに、隠し味のオイスターソース、昆布とホタテの旨味を効かせた海鮮系塩味ソースです。


画像 一見超あっさりに見えるけど

 あっさり、さっぱり、食べやすいのにガッツリ海鮮の旨味が広がります。なにより、具材のかに風かまぼこが良い仕事をしている。旨味スープをまとっているので、噛みしめたときに「ジュワッ」とさらに口中に旨味が増すんです。いいぞ……、いいぞ、これ! アラサ―記者にはこのあっさりさが嬉しいんです。

 さあ最後は4種類の中でも変わりダネの「チリトマト味」。全国的にも、チリトマト味ってかなり珍しいんじゃないでしょうか。


画像 食べるのにちょっとドキドキ

画像 付属の特製油はトマトの香りがします

 香辛料とチーズパウダーで独特のコクを出し、最後にチリでピリッと口が引き締まる。これはイタリアン! いや、焼きそばなとイタリアンが絶妙に融合している感じです。今まで食べたことのない新ジャンルかもしれません。


画像 ちょっとお行儀が悪いかも知れないけど……

 食べながらふと思ったんですが、「これってわかめスープで“つけ麺”風にしたら、スープもイタリアン風味でになるんじゃね?」と。試してみたら、……これ意外とイケます。あっさりスープにトマトとチリの柔らかな絡みが混じり、この焼きそばにぴったりなスープに変身! お好みで試してみて下さい。

 これらの焼きそばバゴォーンですが、東北・信越地方出身の人々にとってソウルフードといっても過言ではないようで、名前を出した途端話が盛り上がること間違いなしです。発売は地域限定ですが、インターネットの大手サイトでも扱っていたりするので、話のネタとしても一度試してみる価値ありです!

青山ゆずこ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
先週の総合アクセスTOP10
  1. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  2. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  3. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  4. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  5. 田代まさしの息子・タツヤ、母の逝去を報告 「あんなに悲しむ父親の姿を見たのは初めて」
  6. 「遺体の写真晒すのはさすがに」「不愉快」 坂間叶夢さんの葬儀に際して“不適切”写真を投稿で物議
  7. 大友康平、伊集院静さんの“お別れ会”で「“平服でお越しください”とあったので……」 服装が浮きまくる事態に
  8. 妊娠中に捨てられていた大型犬を保護 救われた尊い命に安堵と憤りの声「絶対に許せません」「親子ともに助かって良かった」
  9. 極寒トイレが100均アイテムで“裸足で歩ける暖かさ”に 今すぐマネできるDIYに「これは盲点」「簡単に掃除が出来る」
  10. 「奥さん目をしっかり見て挨拶してる」「品を感じる」 大谷翔平&真美子さんのオフ写真集、球団関係者が公開
先月の総合アクセスTOP10
  1. 釣れたキジハタを1年飼ってみると…… 飼い主も驚きの姿に「もはや、魚じゃない」「もう家族やね」と反響
  2. パーカーをガバッとまくり上げて…… 女性インフルエンサー、台湾でボディーライン晒す 上半身露出で物議 「羞恥心どこに置いてきたん?」
  3. “TikTokはエロの宝庫だ” 女性インフルエンサー、水着姿晒した雑誌表紙に苦言 「なんですか? これ?」
  4. 1歳妹を溺愛する18歳兄、しかし妹のひと言に表情が一変「ちがうなぁ!?」 ママも笑っちゃうオチに「かわいいし天才笑」「何度も見ちゃう」
  5. 8歳兄が0歳赤ちゃんを寝かしつけ→2年後の現在は…… 尊く涙が出そうな光景に「可愛すぎる兄妹」「本当に優しい」
  6. 1人遊びに夢中な0歳赤ちゃん、ママの視線に気付いた瞬間…… 100点満点のリアクションにキュン「かわいすぎて鼻血出そう!」
  7. 67歳マダムの「ユニクロ・緑のヒートテック重ね着術」に「色の合わせ方が神すぎる」と称賛 センス抜群の着こなしが参考になる
  8. “双子モデル”りんか&あんな、成長した姿に驚きの声 近影に「こんなにおっきくなって」「ちょっと見ないうちに」
  9. 犬が同じ場所で2年間、トイレをし続けた結果…… 笑っちゃうほど様変わりした光景が379万表示「そこだけボッ!ってw」
  10. 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」