東京大学、「軍事研究を解禁」の報道でコメント 「軍事研究禁止の方針は変わらず」
研究不正対策の一環としてガイドラインを改定したとしています。
» 2015年01月17日 16時10分 公開
[マッハ・キショ松,ねとらぼ]
東京大学が軍事研究を解禁した、と一部メディアが報じています。同校は1月16日に「東京大学における軍事研究の禁止について」とする文書を発表しました。
東京大学では第二次世界大戦の反省をふまえ軍事研究を禁止しており、2011年に出された情報理工学系研究科のガイドラインにも、そのことを記載していました。しかし、2014年12月にガイドラインを改訂。「多くの研究には、軍事利用・平和利用」される可能性があり、「学問研究の両義性を深く意識しながら、個々の研究を進める」と書き換えています。「成果が非公開となる機密性の高い軍事を目的とする研究は行わない」と歯止めをかけてはいますが、軍事目的にも利用可能な技術(デュアルユーステクノロジー)の研究をある程度容認した、と報道されました。
その後、東京大学は「東京大学における軍事研究の禁止について」という文書をWeb上に公開。軍事研究の禁止は「東京大学の教育研究のもっとも重要な基本原則の一つ」としつつ、個々の場面での適切なデュアル・ユースのあり方を議論し対応していくことが必要としています。
東京大学広報課に取材したところ、報道のきっかけとなったガイドラインの改定は、最近問題になっている研究不正対策の一環として行われたもの。研究成果が軍事目的に利用されないように、よく注意する必要がある旨を学生向けに分かりやすく書き直しただけであり、軍事研究を禁止する方針は変わっていないとコメントしています。
(マッハ・キショ松)
advertisement
関連記事
- 東大・赤門前にある「法真寺」が受験生の合格を祈願して「東大生の金色フィギュアお守り」を作成
4コマ漫画も週一で更新開始! - 紙の上に書くだけで電子回路ができる不思議なペン「AgIC」
印刷もできるので、複雑な電子回路も量産可能です。 - 何コレどうなってるの? トカゲの映像が水の上に投影されているだけなのに、なぜか水が揺れて本当に歩いているみたい!
テクテクテクテク! - 絶対に勝てない「勝率100%のじゃんけんロボット」がすごい
勝ちたい……。 - まるでパシフィック・リム? 「人の動きをトレースして操縦するロボット」でロボ操縦の夢が広がる
「エルボーロケットォォォォォ〜〜〜!!!」と叫びたい。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
昨日の総合アクセスTOP10
-
「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの行動”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」【大谷翔平激動の2024年 「家族愛」にも集まった注目】
-
60代女性「15年通った美容師に文句を言われ……」 悩める依頼者をプロが大変身させた結末に驚きと称賛「めっちゃ若返って見える!」
-
「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に
-
皇后さま、「菊のティアラ」に注目集まる 天皇陛下のネクタイと合わせたコーデも……【宮内庁インスタ振り返り】
-
71歳母「若いころは沢山の男性の誘いを断った」 信じられない娘だったけど…… 当時の姿に仰天「マジで美しい」【フィリピン】
-
真っ黒な“極太毛糸”をダイナミックに編み続けたら…… 予想外の完成品に驚きの声【スコットランド】
-
新1000円札を300枚両替→よく見たら…… 激レアな“不良品”に驚がく 「初めて見た」「こんなのあるんだ」
-
家の壁に“ポケモン”を描きはじめて、半年後…… ついに完成した“愛あふれる作品”に「最高」と反響
-
藤本美貴、晩ご飯に手料理7品 多忙でも野菜とお肉たっぷりで反響 「お疲れ様です」「凄く親近感」【2024年の弁当・料理まとめ】
-
ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
先週の総合アクセスTOP10
- ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
- ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
- フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
- 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
- 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
- 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
- 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
- ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
- 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
- セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
先月の総合アクセスTOP10
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」